18卒 インターンES
総合職
18卒 | 東京農工大学大学院 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
私は研究室でカーボンナノチューブ(CNT)を用いた電子1つで動作する単電子メモリの作製に取り組んできました。CNTは電気伝導の良いナノスケール物質のため、外部の電荷から受ける影響が大きい材料です。通常のメモリではデータの書き込みと消去が、多数の電荷の蓄積と放出の2パターンでしか判断出来ませんが、CNTを用いたメモリでは電荷に対しての感度が良いために電子1つ1つから大きな影響を受け、多数のデータを電子1つ毎に判断する単電子メモリとして動作します。そのため、大容量で省電力動作するメモリの作製が可能となりました。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は既存の課題に対して新たな視点からのアプローチを行う事が出来ます。私は応用物理を専攻しており、大学での講義では物理だけでなく、化学、電気電子等の分野を学んできました。研究室では、ナノカーボンと呼ばれる炭素材料の応用として、電子デバイスの作製を取り扱う新設の研究室を選択しました。実験で学外の装置を利用する機会もあり、10を超える装置の利用を行う事で、様々な作製プロセスの検討を行いました。また電子デバイスについては、学部時代に学んだ量子力学、電気、化学といった複数の観点から動作原理を理解しました。その結果、私の今の研究である分子の性質をエレクトロニクスに応用するという新たな研究テーマに取り組み、多様な学問の観点から動作原理について考察する事が出来、学会発表という形での結果を残せました。これらの経験をもとに、私は貴社の既存の事業に対して新たな視点からのアプローチが出来ると考えています。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私が最も打ち込んだと思えるのは、大学3年生時のハワイでの1ヶ月の旅行業のアルバイトです。ハワイに日本人が多いといっても、旅行業ということで、利用する施設にいるのは現地のアメリカ人であるために必然的に英語を用いた会話になりました。業務を始めて数日は英語に慣れていないため、相手に情報を伝えることもままならない上、現地の人々は文化や考え方が日本人と異なるため、レンタカー屋で車の予約をしたにも関わらず、予約情報を紛失される問題ありました。私は、文化や考えの違う相手に対してどのように対応すればいいかと考えたところ、予約の前日に自分で店を訪れ、その店の人と会って予約の確認をするように徹底しました。その結果、拙いながらも言いたいことが伝えられるようになり、予約による問題を無くすことにも繋がりました。この経験から私は、自分の試み1つで外国人との付き合いを改善出来、挑戦する事の重要性を学べました。 続きを読む
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Q.
当社に興味を持った点
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A.
ピコリットルという非常に少量の液体を制御するディスペンサーに興味を持ったから。私は大学の研究室配属時に微小構造のデバイス作製に興味を持ち、カーボンナノチューブやグラフェン等のナノカーボン材料を用いた半導体デバイスの研究室へ配属されました。その研究を通じて、微小構造を持ったデバイスが今後メモリやセンサー等、様々な応用が期待されていることを改めて知りました。そのため、貴社のピコリットルという非常に少量の液体の制御が可能なディスペンサーは、今後更に様々なデバイス等の微細化が進むにつれて、その開発に用いられると思われるため、非常に将来性のある興味深い商品だと思いました。また、そのディスペンサーが半導体や電子デバイスに用いられているため、私が研究室で学んだ半導体の知識が活かせるかもしれないという点でも興味を持ちました。 続きを読む
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Q.
現在、一番興味のある職種
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A.
研究 続きを読む
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Q.
一番興味のある職種を選んだ理由
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A.
私は大学での専攻を選ぶ際に、物質の現象について興味を持ち、大学にてその基礎となる物理学とその物理学を応用する事について学びました。特に大学では、現在身近に存在する製品がどのような物理的現象を利用しているのかについて考えさせられる機会が多くありました。そのため、企業で自分が働くということを考えた際、基礎的な現象を商品等に応用される技術にする為の研究について興味を持ったため、研究職を選びました。 続きを読む