【22卒】スマートニュースの冬インターン体験記（文系/ビジネス職）No.13008（一橋大学/男性）（2021/3/13公開）

普段からスマートニュースを利用していたためなじみ深く、また元々ベンチャー企業を見ており、中でも成長率の著しいスタートアップに新卒枠（数人程度）があるとのことで興味を持った。ちなみに、外資就活でしか募集をしていなかった上に、このジョブ一回だけで新卒採用枠を取り切るとのことだった。

スマートニュースの新卒採用は21卒から始まったとのことで、選考に関する情報は調べても出てこなかった。そのため一次面接の逆質問時、求める人物像や選考で注視するポイント等を聞きこみ対策した。ジョブ参加者の中には、内定者とコネクションがあった人も多々いた。
また競合のグノシーやニュースピックスとの比較はもちろん、メディア全体としての市場動向や変遷も一通り語れるようにしておいた。

応募 → エントリーシート → 1次面接 → 筆記試験

質問に対して論理的に応対できるのは前提として、逆質問時に意欲の高さをアピールできたのが大きいと思う。逆質問時には、スマートニュースを人・組織についての質問を通じて選考のヒントになる情報を収集しつつ、「ニュースアプリの市場分析の結果貴社はこういう立ち位置である、よって今後はこういう戦略も考えられるのでしょうか？」など企業・業界理解をアピールした。面接官の肩書が人事というのは気にしなかった。

企業を選ぶうえで大切にしていること。

経営者の近くで働けること、幅広い業界に関われることの２つを大切にしている。私は将来経営者となり新たな価値を生み出すことで、自身の成功を通じて社会に貢献したいと考えているからだ。
→企業の選定軸にはあまり突っ込まれず、「将来経営者となる」の部分を具体的に突っ込まれた。

インターンシップの志望動機

貴社が企業選定における上記の軸と合致することと、かねてより興味を持っていたサービスの内側を知りたいと考えたから。
→「上記の軸と合致」について具体的に突っ込まれたが、個々人の裁量が大きい、などベンチャー企業一般の事例を述べた後、「より詳しい部分は実際のジョブを通じて具体化したい」と逃げた。

TGWEB形式で、英語はなかった。

一次面接の直後にテストが行われた。TGWEB形式だったが、夏インターン時に他企業で対策していたため特段手間取らなかった。

グループワーク：「メディア×○○」で新規事業を立案し、VCへの提案書を作成せよ。 個人ワーク：スマートニュースの「雨雲レーダー」を収益化する際の新機能を考えよ。

前半にやったこと

メンターの補助や現場社員への質問時間などは特になく、ほぼほぼ学生たちで進めていくワークであった。
またジョブ中は全てグループワークの時間であり、ジョブ外でいかにグループ・個人ワークの時間配分をすり合わせるかも課題であった。

後半にやったこと

4日目に個人ワーク提出、5日目に5チーム×３の予選の後、最終日朝に結果発表と3チームによる本選があった。そのため個人ワークで徹夜明けかつ予選直前の4日目が鬼門だったが、それまでに提案の内容は概ね決め、残りは楽なスライド作成が中心だったため助かった。
また1日目からほぼ毎日各部署に関する講義があったが、お題自体スマートニュースに絞ったものではなかったため特に活用しなかった。

各事業部長、取締役2名

なし

最初から最後まで、「顧客ニーズの分析」を口酸っぱく指摘された。チームによっては実際に他者へのアンケートを実施しているところもあり、顧客ニーズの意識は全社的にあると感じた。

グループワークが行き詰まる中、個人ワークの提出期限が迫っているプレッシャーは苦しかった。とはいえグループ全体がギスギスすることはなく、むしろ皆で徹夜で個人ワークに取り組む中でより仲が深まった場面もあった。
また5日目に予選、6日目に結果発表というスケジュールは酷だった。予選落ちなら6日目に発表できないにもかかわらず、結果が分からない中の深夜残業は堪えた。