18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
学生時代に最も力を入れたこととその成果
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A.
クラブラグビーでの日本一に貢献する事。60人以上の経験豊富な社会人が中心のチームの中で、技術と経験に劣る私はなかなか出場機会が得られなかっただけではなく、チームメイトからの信頼も薄かった。実力を伸ばし、メンバーから信頼を得るためは1つの課題に集中することにした。それは「スピード」だ。スピードに長けたチームメイトに指導を仰ぎ、より自分を速く見せるための技術を学び、何度も繰り返し練習すること。100試合以上の映像分析を行うこと。オフの日も他大学の体育会の練習に参加して実戦経験を積むこと。さらに、試合に出られない時は決して腐らずにチームのサポートとしてマネージャー業務も行った。以上の行動計画の「継続」と「雑草魂の精神」の結果、チームメイトからも信頼を徐々に獲得することができ、出場機会を勝ち取ることが出来るようになった。そして常時スタメンとまではいけなくとも、全国8強に貢献することが出来た。 続きを読む
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Q.
一番印象に残っているエンターテインメントとその理由
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A.
「レミゼラブル」。登場人物の機微が「歌」を通して心の琴線に触れるのを実感した。タイトル通り「哀れな人々」の物語。死んでいった者達はそれぞれの志がありながらも果たす事が出来なかった、自分を犠牲にしていった人々だ。そんな哀れな彼らがラストシーンの「民衆の歌」を高らかに希望に満ちた表情で歌う姿は彼ら自身、そして私に「救い」を与えてくれたかのようだった。映画館から出て数日間「民衆の歌」は頭の中で流れ続けた。 続きを読む
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Q.
これだけは誰にも負けないこと
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A.
「火事場の底力」。私はピンチを乗り切るための粘り強さを自負している。今までの人生で私はピンチに対して継続的な改善の努力と冷静で慎重な判断そして運によって最少失点で切り抜けてきた。ラグビーでの試合中のピンチに加えてレギュラー争いやチームの調和。滑り止めに全て落ちて後がなくなった浪人時代。ママチャリで日本を横断した際の様々な身の危険。留学での言葉と文化の違いに戸惑った事。これらの多くのピンチの局面でも、冷静ながらも多少のワクワク感を抱きながらなんとか踏みとどまってきた。 続きを読む
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Q.
東映の中でやりたい事業に関心を持った具体的な理由
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A.
私は人の心に直接届くコンテンツ作りを仕事にしたい。貴社の「映画」をはじめとするコンテンツ事業は、喜怒哀楽という人間の普遍的な価値を半世紀以上提供し続けてきた。それは今後100年も不変であると確信する。私自身、幼い頃から映画を観てきて何度も心を動かされ大人になった。これからは私が創造性の高く、商魂逞しい「作品」の企画営業プロデューサーとして、時代や国境を越えて多くの人たちの心に記憶される「映画」を始めとする作品を人々に届けるビジネスに従事していきたい。 続きを読む
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Q.
「奇跡」をテーマに作文
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A.
映画『ハドソン川の奇跡』を観た。川に不時着水した事で奇跡的に乗客全員を救った機長だが、国家運輸安全委員会から追求を受ける。不時着はただ乗客を危険に晒しただけでないか。無情にもコンピューターシミュレーションは近隣空港までたどり着けたという結論を出す。実際、それは事故を前提としており、即座の対応が可能だった。だが、前触れもなく異常事態に放り込まれた事の「35秒」を考慮したシミュレーションをやり直すと、結果は墜落だった。奇跡には1秒1秒の経験に裏打ちされた人の判断や直感が必要だ。技術の発達は著しく、飛行機がコンピューターやAIによる無人操縦の日も近い。過去の膨大な履歴や様々なデータから最適解を導くことで、近い将来、飛行機に限らず、ヒューマンエラーがもたらす悲劇は減るだろう。だが機長の言葉を借りれば「何事も初めて起きるまで前例はない」。奇跡はAIには生み出せない、人間の「知性」と「直感」の結晶だ。 続きを読む