
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
宣伝事業に関心をもった具体的な理由をご記入ください。
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A.
「観客の想定と映画内容との差」を縮めたいと考えたことから、本事業に関心を持った。昨年○○〇を鑑賞した際、事前宣伝との2つの違いに衝撃を受けた。1つ目は宣伝時の中心人物が物語にほとんど出演しなかったことである。主要人物としてプロモーションされていた○○の本作出演時間は、全〇〇分のうちたったの〇分間であった。もちろん「売上」向上に注力した宣伝は必要だが、観客の期待を大きく裏切る演出だと感じた。2つ目は物語構成における重要な情報が観客に把握されていない点である。本作はシリーズ化を前提とした構成であったが、事前宣伝ではこの構成が全く触れられず、鑑賞後、腑に落ちなかった。原作や過去作品のファンが多いことからシリーズ化に関する説明を省いたことは想像できるが、観客の大半がコアな映画ファンではない、という点から考えると、事前に伝えるべき情報であると思う。以上の2点は宣伝によってもたらされた悪影響である。本来作品内容のみで評価される映画が、意図的な宣伝演出によって、評価が下げられてしまうのではないか、と思った。そこで、自身が一般客の目線に立ちながら必要とされるべき情報を宣伝することで映画の正当な評価を守ることともに、観客のミスマッチを防ぎ満足度を向上させたいと思い、宣伝部の志望に至った。貴社はテレビシリーズの映画も多いため、シリーズ視聴者以外の観客導入が常に課題であると思う。その中で自身の客観的な視点を活かし、効果的な宣伝づくりに貢献したい。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も力を入れたこと、またその成果があればご記入ください。
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A.
ゼミ活動における企業との合同事業に最も力を入れた。ゼミでは○○学を専攻し、有効的な人事戦略について研究した。30本以上の論文を読み、欧米で使用されている人事戦略について学んだ。しかし、これらの戦略を日本企業に適応させるためには、伝統的な人事制度の変革が不可欠であり、社内外から強い反発を引き起こすことが想定された。なぜなら人事部が経営戦略に決定権を持つためには、他部門の課題を常に把握する横断的な位置に設定される必要がある。更には、インサイダー情報などの経営情報を受け取らなくては適材適所の人材配置を行うことができないが、伝統的な日本企業における人事部は事業を行っている他部門との距離が遠く、構造的に経営戦略に関わりにくい現状がある。そこで、組織改革における理解を得るために、人事戦略の目的を企業全体に浸透させるワークを考案した。まず、企業内に各事業部から集めた人で創設された人事戦略委員会を設置する。この委員会では現場のニーズを言語化するとともに、共通のゴールを設定する中で、BPが必要とされる明確な理由を提示する。委員会内の理解を得たのちに、それぞれの部署、そして企業全体に理解を広げていく、というワークである。このような実践的な策を提案したことで、企業からもお褒めの言葉をいただいた。この経験から、広い視点から具体的な策に落とし込む課題解決力を得ることができた。貴社でも、ボトルネックを分析してニーズに沿った策を考案したい。 続きを読む
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Q.
大学入学以降の自身を取り巻く環境の変化と、それに伴う自身の行動・考え方の変化についてご記入ください。
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A.
6年間続けていた○○部を辞め、大学では○○サークルに入会した。義務的な環境から主体的な環境に変化し、チームメンバーの協力が組織運営にとって重要となった。しかし、先輩代ではコロナ禍の影響で十分な活動ができず不満も積ったことから、新歓練習にも十分な協力を得られなかった。その結果、入会者数は前年比4割減となり、活動人数・資金ともサークル存続の危機に陥った。私は次代の幹事長として責任を感じるとともに、苦しい状況でも入会してくれた後輩にサークルを残すため、新歓活動の改善を決断した。多くの新入生と関わる中で生じる精神的な負担がメンバーのやる気を低下させる要因であると考え、負担を軽減する体制づくりに力をいれた。まず、新歓練習における既存メンバーの人数を把握し、新入生の受け入れ人数をあえて抑えた。そして、新入生と既存メンバーからヒアリングした情報をもとに共通点でグループ化し、余裕を持ちながらも密に関われるチーム体制を整えた。この改善によりメンバーからの協力を自然と得ることができ、前年比3倍の21人の入会者を獲得することができた。チーム力を向上させる体制づくりの重要性を改めて認識した。 続きを読む