20卒 本選考ES
総合職
20卒 | 早稲田大学 | 女性
-
Q.
あなたが愛してやまないもの
-
A.
いわゆる「カルト」な世界観・魅力を持ったコンテンツに夢中。(例:コミック…ベルセルク、デビルマン、手塚治虫作品。映画…ホドロフスキー作品、押井守作品、キャリー、ハリーポッターシリーズなど。オペラ…魔笛、ワーグナー作品など)。これらの作品に共通するキーワードは「世界観」と「カタルシス」。フィクション作品において、唯一無二の世界観や、救いようのない絶望や超展開は、ときに、ストーリーや構成などに現れる「理性で感じる面白さ」以上に、身体そのものに衝撃を与え、一周まわって日常の悩み・ストレスを開放する作用があると考える。他の追随を許さないような作家の性癖(=才能)がふんだんに盛り込まれ輝いている場合も多く、中毒性も強い。人の人生を豊かにし、寄り添っていくようなエンタメとは、「夢」「希望」「愛」など耳触りのよいキーワードで構成されるものばかりではない。ときには身体にダイレクトに訴える鮮烈なカットや、グロテスク表現、狂気などの要素によってできたものも誰かに元気や救いを与えることもある。私自身も、これまでの人生の絶望的な局面で、実際に必要とし救いとなったエンタメは「カルト」なものが多かった。 続きを読む
-
Q.
志望理由とWOWOWでやりたいこと
-
A.
こだわりをもって多様なエンタメを提供し続けている貴社で、一般大衆作品とは違った形で誰かの人生に寄り添う・変えることが可能な、パワーのあるコンテンツを創り(または発掘し)、多くの人に届けたいから。貴社は多岐にわたる手段で、ユーザーの「これが好き!」というポジティブな気持ちを応援するコンテンツを生み出し続けてきたと考える。私は地方出身であり、幼少期は文化的なものに触れる機会が少なかったが、貴社のサービスで良質な洋画等に親しむことで、自分の「好き」という気持ちを肯定しながら豊かに成長することができた。時代の関心がモノからコトへと移行しているいま、エンタメの需要は増していくと思われる一方で、供給も飽和状態である。その中で、他とは差別化していくことができるようなこだわりや革新性が貴社のサービスにはある。私が挑戦したいのは「WOWOW FILMS」の映画の企画製作(黒澤清監督に、「日本人の性」に切り込むような作品・手塚治虫の「奇子」の映像化・湯浅政明監督にアニメ・実写融合作品など。)買い付けにも興味があり、ヨーロッパの三大映画祭・サンダンス映画祭などからコアな良作品を発掘し放映することで日本の映画オタクを更に増やしたい。 続きを読む
-
Q.
挑戦したこと・行動を具体的に
-
A.
監督として企画から編集までこなした自主映画製作。初めは、サークル内で自分にブランド力がなかったため、リソースや協力者も限られていた。そこで、作品の魅力や挑戦について明確に示した企画書をSNSで拡散すると、徐々に協力者が増え、多数のメンバーとなった。また、それまでリーダー経験がほとんどなかった私は、多様な背景を持つメンバーの価値観の違いからうまれる衝突にうまく対処できなかった。また、全体の不満の矛先になりやすいことから、監督という立場にもプレッシャーを感じ、何度かくじけそうにもなったが、一度自分のやり方を見直し、技術や内容面ばかりにかけていた労力を、全体の「コミュニケーション」にも多く割くようにした。撮影以外の時間にもカフェや電話でキャストと話し合いを重ねるなど、根気強くひとりひとりと向き合うようにしてからは、作品への思いや熱意が全体に共有され、求心力をもって撮影を進めることができた。 続きを読む