【19卒】クレスコ・ジェイキューブのシステムズエンジニアの最終面接詳細 体験記No.6193（北海道大学大学院/男性）（2019/4/9公開）

役員の方との受け答えになりましたが、臆せず、しっかりと自分の言葉で質問に答えていくことが大事だと感じました。

役員の方が面接官になられていましたが、会社の雰囲気が反映されたのか温かな印象を受ける面接となりました。お茶は最終面接でも出してもらえます。

学生時代の研究内容は？

私は“太陽光誘発クロロフィル蛍光の広域推定法の開発”という研究をしてきました。太陽光誘発クロロフィル蛍光はSIFとも呼び、植物が光合成の際に発生する蛍光で、非破壊・非接触で観測できるため、光合成指標として期待されています。
　また、世界的な生態系の光合成量を測ることにより、グローバルな気候変動モデルを組み立てることができます。それにより、将来の気候変動の予測も行うことができます。
　人工衛星の観測から、世界的・時系列的にSIFを算出した先行研究があります。しかし現状では時間・空間解像度の非常に低いデータでのみ算出されており、これでは生態系の季節変化を捉えられませんし、局所的なデータの利用性を妨げています。
　そこで私は、より時間・空間解像度の高いデータを用いたSIFの算出について研究しています。この研究は昨年打ち上げられた気候変動観測衛星「しきさい」の観測データの活用も視野に入れています。

学生時代に一番力をいれて取り組んだことは？

一年間ほどおこなった、留学生の支援活動です。そのなかでも、留学生の交流イベントを企画し開催したことに一番力をいれました。日本にきている留学生は、アニメとかゲームとか、そういった日本のサブカルチャー好きな方が結構いるんですが、そんな、サブカルチャー好きな留学生が交流できる機会の不足を知りました。無いのなら作ろう！と留学生の交流イベントを十数人規模の小さなものですが、企画し開催しました。
知人や大学の仲間と相談しながらイベントを企画したのですが、このとき、留学生が交流できることを第一に考えたイベントにしよう、ということを念頭に起いて行動しました。そこで、参加する留学生に自己紹介カードを書いて頂くことにしました。こうすることで、留学生がお互いに好きなもので会話できるきっかけになると考えたのです。
その結果として、イベント終了後に留学生から「楽しかったよ！」という声を頂き、とてもうれしく思いました。この、課題があって、周囲の人と関わり合いながらそれを解決する、というプロセスは貴社の業務の上でも通じるものがあると思っています。