【未来を拓く健康の守護者】【17卒】富士フイルム富山化学の本選考体験記 No.1659（お茶の水女子大学大学院/）（2017/6/13公開）

話の内容はもちろん、話し方や雰囲気を見られていると感じた。やはり、医者を相手としたコミュニケーションをしていくうえで、必要な愛嬌の部分を評価していると思った。採用人数も少なく、多めに採用することもないため、合わないと判断されてしまえば、保留はないように思う。私自身、話をすることが嫌いではなかったのでそこはプラスであったと思われる。

基本的に和やかな雰囲気でこちらの話を丁寧に聞いてもらったという印象があります。提出した履歴書について、エピソードを深く聞かれることもありましたが、答えづらい質問はありませんでした。

学生時代に力を入れたことを教えてください

私は、学生にしかできない経験として海外で学ぶ機会を豊富に得てきたことです。海外の大学で学ぶことはもちろん、現地の一般人ではなかなか行くことのできない機関の事務所でのインタビュー調査を実施してきました。それぞれの国で、様々なバックグラウンドの人々と交流し、日本では学べないことをたくさん学ぶことができました。注意した点は、コミュニケーション能力をアピールするとともに、常に知的好奇心があり、スケジュール管理などの管理能力があるように伝えました。

なぜ、MRなのかを教えて下さい。

MR職は、特殊な営業職であり、ある意味専門職です。学び、それをアウトプットする仕事、様々な人と関わることのできる仕事を私は希望していたため、理想的であると判断しました。また、ただ社会貢献をするのではなく、会社への貢献が社会への貢献につながるという点で非常に興味深く、ほかにない達成感を得られると考えております。また、サービスのような見えない商品ではなく、見える商品を扱いたいと考えたためです。注意したのは、ＭＲ職がどういった職であるのか、知っているというところを強調しました。

MR職は他の営業職とは異なる部分をきちんと把握していることがチェックされているように感じた。また、コミュニケーションを円滑にとれるか、相手の質問にきちんと論立てて答えることができるかを評価していたように思う。会社についてはもちろん、商品の知識があることが前提として、あったように思う。どもることなく、スムーズに答えることが重要である。

面接官の2人は1次でも会っていたため、緊張感はあまりなく、もう1人も優しそうな雰囲気のする人でリラックスして臨むことができました。

なぜ検査薬の会社を選んだのかを教えて下さい。。

がん検診やアルツハイマー型認知症の検査など、現在様々な検査があります。それらは、すべて治療の方針を定める大切な情報です。その情報が適切であればあるほど、患者様の負担を減らし、いち早く社会復帰へ向かうことができます。そういった点で、検査薬は他の治療薬とは違う魅力があると感じました。また、検査は全身を対象とするため、全身のスペシャリストになることができると思い志望いたしました。注意した点は、自分が検査薬(商品)についてどう考えるのかを伝えることです。

営業目標に追われる生活は耐えられるのですか。

目標を細かく掲げて、それを着実にクリアしていく点では、大学院の研究も営業の仕事も似ていると考えます。自分で予定を立て、それに不具合が出れば、その都度調整を重ねていくことは、現在やっていることとあまり変わりないかと思います。注意した点は、営業目標に限らず、ＭＲ職が全体として自己管理能力を求められており、また、倫理遵守が必要とされているというところを認識していることを伝えることが必要であると思います。

仕事へのイメージをきちんと持っているかをよく聞かれた。それは、良い点と悪い点含めたうえであり、また自分の性格と仕事が合うのかを自己評価できているのかを見られていたように思う。やはり、先行の教育投資のかかるMRということで、長く続けられる人材(適性や異動を含めて)を探しているということが非常に伝わってきた。

「緊張すると思うけど、リラックスして話してね」といったように気さくに話しかけてもらったため、非常に和やかであった。

お医者様から理不尽に怒られたりしたときにどうするかを教えて下さい

相手も人間である以上、怒ることもあると思い、とりあえず、口を挟まず聞き流しておきます。私に過失があれば、もちろん謝罪や反省はしますが、理不尽な場合には、聞いておくだけにしておきます。なぜなら、人に八つ当たりのようなものをした場合、あとで冷静になったときに「あの人、聞いてくれた」という印象を残すことができると思うからです。私の話を聞いてもらうために、相手の話を聞くことが大切であると思います。あと、負の感情を長くひきずらない性格ですので、気にしないです。

自分にしかないMRとしての、最後の「押しの一手」はなんですか。

最後の最後は、商品および私自身への信頼感と好感度が必要であると思います。押しではなく、引いてみるのも手かと思います。また、私にしかないという点では物事の見方というのが唯一のものであると思うので、お医者様が抱える問題や疑問に対して、私の見方を提供することも肝要であると思います。注意した点は、この質問は非常に自分自身、答えづらかったことを覚えていますが、自信をもって伝えました。正解は、ないというか、わからなくて当たり前なので、今の自分のベストを伝えることを意識しました。