【農業愛を形に】【23卒】全国農業協同組合連合会の夏インターン体験記（文系/1day 仕事研究＜基礎編＞）No.31560（非公開/非公開）（2022/12/23公開）

農業が多く営まれている地域で育ち、また祖父母も農業を営んでいたため農業に関心があった。また、民間企業ではないという社会貢献度の大きさにも惹かれた。1dayでなおかつオンライン開催という気軽さも手伝って、とりあえず応募した。

農業に対する熱意とその根拠が伝わるようなエントリーシートを心がけた。その際にJA全農が何をやっているのか基本的な理解をするためにホームページを参考に調べた。

同業他社が基本はないが、とにかく農業への思いとその根拠をしっかり丁寧に描くことが大切だと思う。

全農のビジネスモデルマップ作り

企業説明等が行われた後、グループに分かれて全農のビジネスモデルマップを作った。各グループごとに共有スライドで１つのマップを作り、最後に人事が１つずつ紹介して講評していった。

ＪA全農の事業内容。具体的には、JA全農が非常に多様なステークホルダーと関わり事業を行っているかについて実感することができた。

全農のビジネスモデルマップを作成しよう

1日目にやったこと

グループワークがメインで、全農の基本理解を促すためのビジネスモデルマップ作りを行った。JAと全農の違いや関わり、また国内外含め非常に多くのステークホルダーがいることが分かった。

人事社員

なし

インターンシップではそれほど密な関わりは無かった。しかし、グループワークの最後で若手人事職員による各グループのマップに対する講評があり、そこでワークに対するフィードバック
が行われた。

とにかく時間が足りなかった。ワーク自体の難易度は高いものではなかったが、時間の制限が厳しく、所々分かりにくい関係図になったり完成しきらないままの関係図になったりした。また、フィードバックも時間の関係で急ぎ早に終わってしまい、その点は微妙だった。

４人のグループワークだったので、グループ内での交流があった。４人で協力してワークを進めていったが、穏やかな雰囲気で雑談も交えながら行うことができた。ワークとはいえ、コミュニケーションをとる大切さを学んだ。

JAや全農の事業について全体像を把握できたことである。民間企業とは違う特殊なイメージがあり、何を具体的にしているのか知らないまま参加したが、それらの疑問が解決した。また、国内外に多種多様なステークホルダーがいることが分かり、全農のスケールの大きさや唯一無二性が理解できたワークであった。

JA全農に関して何を理解したいのか、何を理解していないのかについて整理しておけば特に準備はいらないと思う。

このインターンシップではJA全農の全体像を理解するためのものであり、JA全農がもつ各事業の中身については一切やっていなかったのでリアルに働いている姿は想像できなかった。また、職員と話す機会もなかったのでそうした関わりのなさという点においても、なかなか実際に全農で働いている自分を想像するのは難しかった。

JA全農への理解が十分とは言えないと感じたこと、また自分が大学で学んでいる内容が農業とっかかわりが薄いこと、この２点によって内定が出ないと感じた。後者に関しては、特にインターンシップで農業について大学で学んでいる学生が多かったことから感じた。

JA全農の事業が非常に多岐にわたること、多くのステークホルダーがいることが分かり、様々な形で農業に関われる点やそのダイナミックさに魅力を感じ、興味を持った。自分が田舎で育ったこともあり、こういう形で故郷の役に立つのも良いかもしれないと思うようになった。

インターンシップ基礎編とその後にある応用編に参加すると、無条件で早期選考に招待された。フローはおそらく通常の本選考と変わらない。とは言え早ければ３月中には内定が出るので有利だろう。

この時点では特に志望企業や志望業界について絞っていなかった。名前を聞いたことのある企業やよく購入する食品や飲料企業を興味本位で応募していた。自分がどういう軸でどのように就職活動をしていくかまだ分からなかったので、とりあえず幅広い業種・業界のインターンシップに参加してそこから絞っていこうと考えていた。

真面目で公務員的な組織だと思っていたが、社員さんは意外とフランクで、組織としては様々なことにチャレンジしていると感じた。また想像以上に巨大な組織で、事業の多様さに驚いた。社会貢献性について、このインターンシップ以前はそれほど考えていなかったが、ダイレクトに生産者の利益に繋がる仕事ができることを知り、こうした社会貢献度の高い職業に就くことが自分のやりがいなのかもしれないと思い始めるようになった。