【団地再生の挑戦】【23卒】大阪府住宅供給公社の夏インターン体験記（理系/建築職）No.24180（非公開/非公開）（2022/4/21公開）

就職活動が開始する3月の前年の秋に入り、自分の進路を決めるための足がかりとして、ポータルサイトから、とりあえず建築系の職種を募集している企業の中で、興味のある面白そうな内容のインターンシップを探したのがきっかけです。

インターンシップ応募にあたっては、簡単な志望動機を記入するのみであったので、自分で志望動機を考えた程度で特に対策等はしていません。

面接選考がなく、エントリーのための志望動機のみで参加することができたので、それなりに文章が書ければ問題ないと思います。

グループワーク

前半は事業紹介、後半はグループに分かれてリノベーション案と入居者を増やす案を考え、発表しました。

団地再生における改善ファクター

5人グループになり、団地のリノベーション案を提案せよ

1日目にやったこと

1日だけのインターンシップだったのですが、前半は事業紹介をしていただき、後半はグループに分かれてリノベーション案と入居者を増やす案を議論して考え、発表しました。

社員

なし

社員の方に、1グループにつき1人ついていただき、震度に応じてアドバイスを受けることができました。また、最後の発表時はインターンシップ担当ではない社員の方も集まって聞いていただき、収納の大きさなどフィードバックを受けました。

班員の中でも主義主張が違うため、全員の意見を反映しつつひとつに纏めていくという作業が大変難しく感じました。建築設計では、唯一の正解はなくアプローチの違う正解が無数にあると思うので、多数の意見の中でどれを採用していくのかを話し合ったり決断するのが難しかったです。

グループワークでの作業であったため、班の皆とは沢山の意見を交わすことができました。

大阪府住宅供給公社は、大阪府の100%出資で生まれた企業になりますが、民間とのコラボレーションで新たなブランド戦略を立ち上げたり、民間からの中途採用を多くおこなっているなど、古い体制というわけではなくチャレンジングな社風であると実感でしました。

精力的に学校の授業や課題に取り組んでさえいれば、必要な情報などはその場で調べたり社員の方に聞いたり出来るので、特にインターンシップ参加前に準備や勉強をする必要はないと思います。

ごく一部ではあるが、実際の業務に似通ったプログラム内容であるとのことだったので、実際に建築職の社員の方々もこのような仕事をおこなっているのか、と実感することができました。また、インターンシップ終了後にも様々な質問に答えていただけたので、仕事のイメージをしやすかったです。

インターンシップの参加学生を見る限り、本選考を受ける方でも大阪府住宅供給公社が第一志望である人ばかりではないのではないかと感じたからです。また、自分にはITベンチャー企業での勤務経験があるため、マーケティング戦略の知識や経験があることがプラスに働くと感じたためです。

建築系の職種をとにかくなにか経験するためにインターンシップに参加したため、元々志望度は低かったのですが、実際に働かれている社員の方々の雰囲気がとてもよく伝わってきて、自分もここで働けたらいいなあと思うことができたためです。また、仕事内容も面白そうでした。

直接的にインターンシップ参加者のみに有利になるような選考はないと思うが、名前や顔、人となりを覚えていただけていれば、初対面の学生よりは少しは心象が良くなるのではないかと感じました。

建築系の学校に通っているため、インターンシップ参加前は、ただ漠然と建築系の仕事に就きたいという考えで、その中で何をしたいのかということが分かっていない状態でした。このインターンシップをきっかけに、よく聞くような設計士や施工管理といった職種だけではなく、建物の維持管理を担当しつつリノベーションを行うような仕事内容があると分かり、仕事に対する解像度が上がりました。

給料体系も公務員に準じているなど、ほとんど公務員とも言えるような立場の企業であるため、お役所仕事のようなイメージを抱いていましたが、実際に働いている社員の方を見ると、民間出身の方も多く、穏やかな社風、雰囲気ではあるもののかなり柔軟に仕事に取り組まれているのだと実感することができました。そこから公務員のような仕事にも興味が湧きました。