- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. デベロッパーや私鉄業界が行う「まちづくり」に興味があり、地元を走っている京浜急行電鉄の行う開発に関心を持ったためエントリーした。品川、横浜、三浦半島というユニークなエリアを持つ京急の事業は幅広くとても面白そうだと思い参加した。続きを読む(全113文字)
【阪急ブランドの魅力】【18卒】阪急電鉄の冬インターン体験記(文系/沿線価値創造コース)No.2482(東京工業大学大学院/男性)(2018/4/11公開)
阪急電鉄株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2018卒 阪急電鉄のレポート
公開日:2018年4月11日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2018卒
- 実施年月
-
- 2016年12月
- コース
-
- 沿線価値創造コース
- 期間
-
- 5日
投稿者
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
インフラ業界に興味があり、インターンの5日間が12月(3日)、1月(1日)、3月(1日)にそれぞれ細かく別れて実施されることから東京・大阪の多くの事業所を実際に見学しながら詳しく会社を知ることができそうだったので応募した。また関西出身であることから阪急電鉄に対して親しみがありせっかくの機会なので在阪企業にも注目しておこうと思った。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
夏のインターンシップに参加した学生から、面接でユニークな質問(例:すべらない話をしてください)がされることを聞いていたので市販の面接対策本に目を通していくつかの奇抜な質問例を知っておくようにした。また志望動機では阪急電鉄の社歴から遡り、社風やビジネスモデル、具体的に展開している事業を理解しておくようにした。そして自分自身と阪急電鉄との接点を思い出しながら、なぜインターンシップに参加したいのかをエピソードとともに話せるように準備した。
選考フロー
エントリーシート → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2016年10月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
最終面接 通過
- 実施時期
- 2016年11月
- 形式
- 学生2 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 人事部の若手と中堅
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
とにかく明るくはきはきと話すようにしていたことが評価されたと感じる。質問内容からも社風として明るくユニークな人材が好まれると感じていたのでコミュニケーションをとる上で意識した。また単に話し方だけでなくとくに志望動機で、幼少期から阪急電鉄を見て感じてきたことや実際に利用してみた時の経験など具体的なエピソードを交え共感を得やすいように話したことも評価されたと考える。
面接で聞かれた質問と回答
最近はまっていることを教えてください
トイレ掃除にはまっている。毎日、家を出る前に必ず掃除することを心がけている。掃除を始めたきっかけは有名な芸能人の共通点として毎日トイレ掃除をしていたということがあり願掛けの意味も込めて始めた。実際に始めてみると、わずか数分間ではあるが無心になることができ終えた後は一日の始まりに際し気持ちを切り替えるような役割となっている。いつ使ってもトイレが奇麗なことで不思議と気持ちがよく芳香剤を工夫することでさらに快適な空間にしたい。また今後は他の水回りにも目を向けていきたい。
学生時代最も力を入れて取り組んだことを教えてください
体育会運動部で創部以来初のOB会設立を実現したこと。部へ恩返しがしたいという一心で取り組んだがこれまで一元的に連絡先を管理したものがなく百数名の全国に散らばるOBに対して設立を周知することや具体的な運営ルールの策定に課題があった。そこでOB会専用HPを作るとともにできるだけ多くのOBに直接伺いながら信頼関係を構築し意見集約を行った。とくに多くの多忙なOBとやりとりする中で常に自ら働きかけることで限られた期間での設立を実現した。また主将としてチームに対してもそれぞれに役割を与えることで自覚を促しそれぞれが主体的に動けるような環境づくりを行った。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 大阪本社
- 参加人数
- 11人
- 参加学生の大学
- ほとんどが関西の国公立大学で院生は数人程度、かなりの高学歴者が集められている
- 参加学生の特徴
- ほぼ全員が関西出身あるいは関西在住であり阪急沿線について非常に詳しい。また社風にマッチするようなユーモアがあり明るくコミュニケーション力が高い学生が集められていた。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
沿線価値を新たに創造する新規事業を提案せよ
前半にやったこと
鉄道、エンタメ、不動産の三事業についてそれぞれ事業所を見学する。先ず鉄道事業は阪急梅田駅のバックヤードに始まり駅構内の店舗や車掌室などどのように鉄道事業が収益を得ているのかを詳しく知る。次にエンタメ事業では宝塚歌劇の劇場を見学する。鉄道会社でありながらエンタメ事業を運営するメリットや今後の展望を社員から聞くことができる。最後に不動産事業で「彩都」を見学する。沿線を持つ企業ならではの街づくりを学ぶことができる。2日目の夕方から翌日の発表に向けて発表資料の作成を行う。3日目は昼ごろまで作業を行い、その後に発表、終了後は社員を交えた懇親会を行う。
後半にやったこと
4日目は1ヶ月ほど空いて行われる。場所はグランフロント大阪で行われ、オフィス事業について説明をうける。またグランフロントの開発に際してどのような背景があったのか収益構造や展望を知ることができる。最後に簡単なワークを行い、ある地域でビルのテナントとして誘致するにはどのような店舗がよいか提案する。終了後は人事部や大学の先輩を含めた懇親会が行われる。5日目は4日目からさらに1ヶ月ほど空いて行われる。場所は日比谷オフィスで先ず不動産事業部とエンタメ事業部の社員の話を聞く。その後に阪急電鉄が今後行うべき事業についてグループに分かれて簡単に提案する。最後に数名の人事部と懇親会を行う。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
人事部社員
優勝特典
記念品
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
阪急ブランドを活かせというフィードバックが印象に残っている。企業にとってのコアコンピタンスは技術や専門的人材であったりするが、阪急電鉄のマルーンカラーの持つブランド力が関西地域で想像以上にあることを知らされた。またそうした企業はビジネスや折衝の場で少なくともアドバンテージに働くことからもブランディングも意識しなければならないことが印象的だった。これだけのブランド力があるからこそ責任も感じなければならないことを学んだ。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
前半最終日(3日)の発表にむけた準備はとにかく時間がなく苦労した。具体的な事業やターゲットが思い浮かばなかった班は最終発表がかなり中途半端な内容になっていたことが否めない。自分たちの班は比較的スムーズに決めることができたが、それでもほぼ徹夜となった。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
会社としての危機感と外向きな姿勢はインターンシップでの社員との交流や多岐にわたる事業所を観たからこそ感じることができた。在阪企業の雄ではあるが関西は人口減少や本社移転などの構造的な課題を抱えており沿線という圧倒的価値を持つ企業でありながらこのままではじり貧になることを非常に危惧していた。だからこそ若手への期待も大きく、バブル期の負債の整理を終えたことから東京進出をはじめとした新事業創造への志向を強く感じた。
参加前に準備しておくべきだったこと
創業者である小林一三について詳しく知ることで阪急電鉄が目指す企業像を理解することができその上で事業所を見学することでより理解が深まると感じた。なぜ鉄道会社でありながらエンタメといったあらゆる方々へのビジネスを展開しているのか、それは阪急電鉄の歴史的背景を知れば理解することができ、だからこそ創業者の意図や情熱に触れておくべきである。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
関西の企業で、関西の人とビジネスをすることに魅力を感じるとともに、阪急電鉄が人々からどのように見られなにを期待されているのか知ることができたので、社員としてどの事業でどのように応えていくのかといった再現性の高い将来像を持つことができた。また三事業についてそれぞれ社員から話を聞く機会が十分にあり、どのようなキャリアを歩み今後はどのような仕事がまかされるのか聞くこともできたのでイメージすることができた。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
5日間を通じて常に人事部と行動を共にし発表や質問をする機会も多く、キャラクターやコミュニケーション能力、志望度などを人事部にアピールすることができると思う。また阪急電鉄が展開する事業は極めて多く、よほど自分で企業研究をしなければおそらく網羅できない。ゆえに企業に対する理解度でインターン生は圧倒的アドバンテージがあり、つめられやすい志望動機で納得を得られやすいはずである。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
純粋におもしろい企業だと思った。多岐にわたる事業展開に加えそのそれぞれで安定して成長を続けていることはこれまでのインフラ企業のイメージを完全に覆された。たしかに意思決定に保守的な部分があるようだが、それは沿線住民という圧倒的に多くの顧客を抱える企業としては当然でありむしろ外向きな志向は強い物だと感じた。また社員のほとんどが関西にゆかりがあり、特有のユーモアや明るさがあるとともに「阪急ブランド」に対して大きな誇りとやりがいを感じているようだった。こうした企業の看板で商売ができる企業はそうそうないことからも、阪急電鉄で様々なビジネスにチャレンジしたいと強く思うようになった。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップで優秀と判断された場合、人事部から機会があるごに連絡がくる。先ずインターンシップ5日目が終了した後に人事部から現在の状況が知りたいとのことで話す機会がある。その後に希望する部署の社員を紹介すると言われ後日1時間程度の逆質問の時間を与えられる。その後大阪本社に呼ばれ人事部長と話した後に内定を言い渡される。ここでその前に紹介された社員が人事課長であったことを知り、逆質問の時間がある種の面接として位置づけられていたことを認識した。一方でインターンで“優秀でない(阪急電鉄には合わない)”と判断された場合、インターン生であっても見切りをつけられている可能性が高い。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
インターンシップで優秀と判断された場合、人事部から機会があるごに連絡がくる。先ずインターンシップ5日目が終了した後に人事部から現在の状況が知りたいとのことで話す機会がある。その後に希望する部署の社員を紹介すると言われ後日1時間程度の逆質問の時間を与えられる。その後大阪本社に呼ばれ人事部長と話した後に内定を言い渡される。ここでその前に紹介された社員が人事課長であったことを知り、逆質問の時間がある種の面接として位置づけられていた可能性を認識した。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
とくにインフラ企業への関心があったわけではなく、むしろ保守的なイメージからあまり注目していなかった。鉄道を志望する学生の多くが東急電鉄、メトロ、京急といった企業にエントリーしているようだが、鉄道で安定的な収益構造をもっていることからあまりおもしろさがないと考えていたのでエントリーはしていなかった。その他の業界のインフラベンダーに注目することもあまりなかった。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
業種としてインフラベンダーに注目するようになった。多くのインフラ企業は保守的な部分があるものの少子化等でじり貧になることを予想しており、積極的に新たなビジネスを展開していることを知るようになった。また安定して多くの顧客を抱えていることからもそのビジネスによる影響力と責任についても魅力を感じるようになり、NTT系やガス、電気といった企業に注目するようになった。
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阪急電鉄の 会社情報
会社名 | 阪急電鉄株式会社 |
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フリガナ | ハンキュウデンテツ |
設立日 | 1907年10月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 2,960人 |
売上高 | 1876億8000万円 |
代表者 | 嶋田泰夫 |
本社所在地 | 〒563-0056 大阪府池田市栄町1番1号 |
電話番号 | 06-6373-5085 |
URL | https://www.hankyu.co.jp/ |