- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. インターンシップに興味を持ったのは、まず自分のキャリアの方向性を考えたときに、金融業界が非常に魅力的だと感じたからです。特に、デジタルバンキングの分野は急成長しており、テクノロジーと金融が融合する面白さを体験したいと思いました。続きを読む(全114文字)
【挑戦と成長の証】【18卒】三井住友銀行の夏インターン体験記(文系/SMBC INTERNSHIP SUMMER 5Days)No.2437(東京工業大学大学院/男性)(2018/4/11公開)
株式会社三井住友銀行のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2018卒 三井住友銀行のレポート
公開日:2018年4月11日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2018卒
- 実施年月
-
- 2016年8月
- コース
-
- SMBC INTERNSHIP SUMMER 5Days
- 期間
-
- 5日
投稿者
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
漠然と金融業界に興味があり、なかでもメガバンクであるSMBCでどのような仕事がなされているのかまたどのような人がバンカーとして働いているのか理解するために参加した。サマーインターンの時点で5日間かつ泊まり込みという本格的なプログラムが組まれていたのはSMBCだけであったので応募した。また非常に優秀な学生が集められかつインターン全般を通じて非常に厳しいことで知られていたので自分の実力を試してみたいという思いもあった。このインターンに参加することができれば内定に大きく近づくとされていたことも参加を決意したきっかけであった。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
外資系を含めて非常に早い時期に行われる選考であったため、具体的にどのような対策をすれば良いか分からなかったので最低限の志望動機と学生時代がんばったことを一通り言うことができるように練習した。志望動機という点では金融に対する漠然としたイメージから、銀行の業務、現状と今後について体系的に知識を整理し自分なりの意見をもてるように努力した。
選考フロー
エントリーシート → WEBテスト → グループディスカッション → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2016年07月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2016年07月
- WEBテストの合否連絡方法
- 未選択
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 未選択
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2016年07月
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 1グループの人数
- 6人
- 時間
- 60分
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
テーマ
ある企業への事業提案。(3つの都市のいずれに物件を建てるかを選択)
進め方・雰囲気・気をつけたこと
簡単な自己紹介の後に選択肢である3つの都市に関する資料が配布されはじめの5分間の個人ワークで意見をまとめる。その後に50分間程度でGDを行う。最後に発表等はなく社員からのフィードバックをもらい解散する。ほぼ全員が初めてのGDでありすこし堅い雰囲気があるが、話し始めれば打ち解けていった。お題の設定からもすべての選択肢に長短所があり議論する上でそれらを整理して共通の認識のもとで進める必要があると感じた。議論をリードする進行役を担っても良いが、非常に情報量が多いため各々の意見をマトリクスとしてまとめ視覚的に提示して議論が行き詰まったりそれたりした時に積極的に発言するようにした。人数も多いので発言していない人に対しても名前を呼んで「〜さんの〜の意見はなぜですか」といったように参加を求めるようにした。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2016年07月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 若手の人事部
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
学生時代がんばったことについて複数述べることができたので自分の強みやタフな性格を十分にアピールでき面接官の印象に残ったと思う。またそれぞれのエピソードでなぜそれに取り組んだのか、なぜ達成できたのか、改善点はあるか、といったようにいくつかの切り口での質問に対して整然と説明することができたことも良かったのではないかと感じる。志望動機についてもなぜそう思うようになったのか具体的なストーリー(ニュースや先輩の話)から背景を説明することで漠然とした志望動機にならないようにして説得力をもたせることで共感してもらえたと思う。
面接で聞かれた質問と回答
学生時代に頑張ったことを教えてください
体育会ウエイトリフティング部で創部以来初のOB会設立を実現したことです。成長を与えてくれた部へ恩返しがしたい一心で取り組みましたが一元的に連絡先を管理したものがなく百数名の全国に散らばるOBに対して設立を周知することや具体的な運営ルールの策定に課題がありました。そこでネットを活用するとともにできるだけ多くのOBの方々に直接伺いながら信頼関係を構築し意見集約しました。とくに多くの多忙な方々とやりとりする中で常に自ら働きかけることで限られた期間での設立を実現しました。またチームに対してもそれぞれに役割を与えることで自覚を促しそれぞれが主体的に動くような環境づくりを行いました。
なぜSMBCのインターンシップを志望したのか教えてください
志望した理由は3つあります。1つは銀行業務への興味です。お金という「信頼」を扱う仕事のやりがいや求められる資質について社員の方々から直に感じ取りたいです。2つめは目標にむけてやり抜く環境があるからです。様々なバックグラウンドを持った学生と共に考え抜く事で飛躍的に成長できると考えます。3つめは貴行のベンチャー企業や成長分野への積極的な取り組みに強い関心があるからです。金融商品だけでなく産業の発展を見据えた戦略を学びながら銀行として提供できる、SMBCだからこそ生み出せる価値を理解したいです。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- SMBC研修所(神戸)
- 参加人数
- 50人
- 参加学生の大学
- 旧帝大クラスが約半数、その他早慶とごく一部MARCH、院生は全体の1割程度
- 参加学生の特徴
- 銀行に就職したいから参加したというより、サマーインターンにとりあえず参加しておきたいといったぐらいの意識で参加している人が多かった。金融に関する専門的知識はみなほとんどなく、文系が圧倒的に多い。リーダーシップがある学生や黙々と物事に取り組む学生など色々なキャラクターがいるが、総じてコミュニケーションはしっかりとれる優秀な学生が多かった。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
企業の役に立つ提案をせよ
前半にやったこと
SMBCに関する一通りの説明を受けた後に、グループごとに対象企業が決められその企業にとって役に立つ提案を考える。与えられるのは財務諸表とインターネットにつながるPCのみで、メンターに適宜質問することができるが基本的にはネットでその都度調べながら進めることになる。担当企業のコアコンピタンスはなにか、業界の現状と展望、ベンチマークとの比較等周辺情報のキャッチアップから始まる。なかなか提案の入り口にたどり着かず非常に苦労した。
後半にやったこと
後半の最初に融資本部長に対して簡単なプレゼンを行いアドバイスをもらう。ここで方向性を定めた後に本格的なPPTスライドの作成に入りながらさらに提案をブラッシュアップしてゆく。アニュアルレポートや決算短信、財務諸表から分かる企業の課題や向かいたい将来像を意識しながら銀行としてなにができるのか、またSMBCだからこそできることは何かを提案に落とし込んでゆく。最終日に審査員の前で発表する。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
融資部長、人事部長
優勝特典
記念品
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
「それをやることによってSMBCにどのようなメリットがあるのか」というフィードバックが印象に残っている。初歩的なことではあるがワークを進める中でないがしろにしがちな点であり、どのように収益を得るのかそれは恒常的なものなのか、それをどのように維持してゆくのか、ただ融資やM&Aをするだけでない層の厚い提案が求められていることを痛感させられた。その上で「本当に対象企業の社長はそれを望んでいるかまでも考えろ」というフィードバックも印象的であった。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
最終日の発表に向けてほぼ全ての班が数日間にわたり徹夜するなど体力的・精神的に辛いインターンであった。そもそもこうした提案は企業が既に実施していたりすることが多く、案を出しては消える繰り返しであった。また銀行として何ができるのかという点では専門的知識が乏しく最終段階になっても実現可能性という点で説得力に欠ける部分もあった。とくにSMBCだからできるという優位性を示すには相当苦労した。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
銀行のできる事業領域の広さと影響力の強さを学ぶことができた。企業が展開するビジネスの根本は資本(お金)を前提としたものであり、それらを提供する企業が持つネットワークと発言力、そして責任の重さは十分に感じることができた。またそれらを考え続けることこそがバンカーに求められていると強く認識した。インターンシップで与えられた「企業の役に立つ提案をせよ」というシンプルな課題からも伺うことができる。
参加前に準備しておくべきだったこと
銀行業務について理解しておくことで案が出た際のフィージビリティを含めた議論に有効であると感じた。とくに商社の金融機能と何が違うのかという点を知っておくことでSMBCの強みを活かした提案ができかもしれない。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
銀行業務について理解することはでき、またどのような事業に自分の興味があり、強みがどのように活かせるのか、キャリアプランについてもある程度は持つことができた。またメンターは全国のエース級の社員が集められていることから、そうした方々の話を聞くことで具体的にどのような流れで業務が行われているのかも把握することができたの働いてゆく環境は想像することができた。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
自分を推してくれる社員を見つけることができたからである。インターンシップの5日間を通じて相当なコミュニケーションをとったことで、自分のキャラクターを含めてよく理解してもらえたのでそうした社員の存在は圧倒的に有利であると思う。とくに夏の早い時期から接触をもつことでアピールする機会も増えるので内定に大きく近づくはずである。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
バンカーがいかにハードな職業かということを理解したがゆえ、自分がそのような環境で働き続けることができるかという長いキャリアに対して疑問が生まれた。また銀行の周辺業務を認知してゆく上で業界全体としてあまり魅力を感じることができなくなってしまった。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
SMBCは本格的なインターンシップはこのサマーインターンに集中しており、交通費と宿泊施設を提供するなど相当なリソースを割いている。早期にそれなりの学生を囲い込みたいという意図がよく現れているといえ、実際本インターンに参加し志望度が高いことをアピールすればほぼ確実に内定をもらうことができるはずである。面接についてもメンターと話すことが主でありほとんどのステップが省略されている。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
メンターとはグループのメンバーと共に飲み会を開催したり、他グループのメンバーと合同で行うなど積極的に触れ合う機会があった。またその都度、現在の就職活動の状況や悩み事など親身になって相談に乗ってくれた。3月に一度全員が本社に集められインターン生限定の座談会が行われ、その後の数ヶ月間で個別にメンターと志望度を確認しながら話す機会がある。ある程度の志望度があれば本店の部長クラスと面接がありそこに呼ばれればほぼ内定は確実である。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
漠然と金融業界を志望していたが、あくまで一候補でありこれと決めた企業・業界はなかった。同様の事業として商社も展開しており、とりあえず銀行を理解した上で他の業界にも目を向けようと考えていた。他のメガバンクについてはSMBCほど本格的なインターンを行っていなかったこともあるが、事業損失の大きさや伝え聞く社風に共感していなかったのでそれほど重視していなかった。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
金融業界全体としての先細りから、業界として志望度を大きく落とした。同時に金融以外にも極めて多種多様な業界があることを知るきっかけともなり、これ以降の様々な企業のインターンに行く動機にもつながった。またここで得た他大学の友人がその後の就職活動で切磋琢磨し続ける仲間として多いにモチベーションとなっていた。
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三井住友銀行の 会社情報
会社名 | 株式会社三井住友銀行 |
---|---|
フリガナ | ミツイスミトモギンコウ |
設立日 | 1996年6月 |
資本金 | 1兆7710億円 |
従業員数 | 27,808人 |
売上高 | 7兆7543億8500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 福留朗裕 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 |
平均年齢 | 40.3歳 |
平均給与 | 864万9000円 |
電話番号 | 03-3282-1111 |
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