【未来の海を拓く技術者】【23卒】新来島サノヤス造船の総合職の本選考体験記 No.30246（非公開/男性）（2022/7/5公開）

WEB会社説明会

会社紹介，選考フロー紹介．

事前にHPは調べておきました．その中で気になったことをリストアップして逆質問の時間に質問しました．説明会を担当された方はとてもフランクで，気軽に質問できました．

説明会に参加しなくても，あらかじめ用意されている説明会動画（20分程度）を閲覧すれば選考に参加できます．しかし，説明会に参加したことで顔を覚えていただき，後々の面接＋会社見学時にコミュニケーションが取りやすかったです．

自己PR/学生時代の取り組み/趣味/特技/志望理由/活かせると思う自身の能力/入社後どのように活躍したいか，職種や業務内容を挙げながら具体的に

マイナビのone career boxから提出

WEBで入力

企業を褒めるような内容にならないよう注意した．そして，自身の取り組みや困難だった経験，乗り越えた経験を中心に作成した．

作成したエントリーシートを指導教員や大学の進路相談の担当者に見てもらい，話に矛盾がないこと，日本語に間違いがないこと，自分の熱意が伝わる内容になっていることを確認してもらい，改善した．

就活会議，楽天みん就，onecareer

先輩にいただいたSPI対策問題集を2週間ほど集中して取り組み，どんな問題が出るか慣れておきました．

おそらくリクルート社のWEBテスト．能力検査（言語，非言語），性格検査の計65分

能力検査35分（問題数は回答状況による），性格検査30分

書店で購入できるSPI対策問題集．

Lineで事前にZoomの案内が来ました．10分前には接続しておきました．

ESに書いた内容とズレがないよう，質問に答えた．過去の部活動や現在の研究活動での経験談が評価されたと思う．

優しく，話しやすい．自己紹介や趣味，特技の話から始まり，ESに沿った内容を聞かる．突拍子もない質問はこない．

質問に対してズレのない回答ができたこと，学生時代に頑張ったことが伝わってきた等と評価をいただき，その場で2次面接の案内をいただいた．

なし

部活動での取り組みを教えてください．

私は7年間継続した吹奏楽部の中でも，特に大学2年次に行った定期演奏会で，私は2年次生が演奏会を取り仕切る部内ルールに則り，演奏会の方向性を決める係を担当しました．その係では主に約40名の部員と各責任者との情報伝達に加え，演奏プログラムの作成も行いました．当時の2年生は14名いて，演奏曲の選択や意見交換が一向にまとまらない困難もありましたが，演奏会当初の目的である「お客様も自分達も楽しむこと」を第一に考えて進めました．そして部員の要望から新たに室内楽部門を設けるたり，事前告知を部員一丸となって取り組んだことで，前年比約10％の増員を達成しました．この経験から，チームの目的を明確にして取り組む重要性を学びました．

どんな仕事をしてみたいか，または興味があるか．

私は設計・開発の仕事がしたいです．船舶やガスタンクは非常にスケールが大きい製品だと思いますが，詳細に見ると，フィンやプロペラをはじめとした形状の工夫が積み重なって，大きな省エネルギー効果を生み出すと思います．また，製造では鋼板同士を溶接して組み立てるという工法上，熱応力の影響から設計図通りの組み立ては困難と考え，解析やシミュレーション技術は非常に重要と考えています．私は4年生からの研究活動で日頃から実験と解析を繰り返しており，その中で得られる画像や解析した結果において，わずかな変化に気付くことの大切さを学んでいます．現在の研究は造船と直接的な関係はありませんが，この学びは御社の業務でも活かせると考えています．

昼過ぎ，最寄り駅に集合→本社まで送迎→交通費精算→本社見学→併設ホテルへ移動→面接

質問に対して誠実さ，真面目さを重視して答えた．企業の特徴として「愚直さ」が挙げられるため，強いリーダーシップ力よりも真面目さや誠実な人柄を求められていると思う．また，部活やアルバイトで継続して取り組めることをアピールできたと思う．

2名とも優しい口調で，「コロナ禍の生活はどうしているか」といった雑談から始まった．役員の方からは突っ込んだ質問もきたが，誠実で正直な回答を心掛けた．人事の方から事前に「今年は生産管理よりも設計職メインで募集している」と言われていたが，役員の方からは「製造やタンクの設計でも問題ないか」と聞かれた．どんな仕事でも熱心に取り組んでくれるかを見ていると思う．

なし

なし

学生時代に力を注いだことはありますか，部活動，学業，アルバイトなど

私は大学4年からの産学連携による研究活動に力を注いでいます．コロナ禍のため2020年度は大学方針に従い研究室で活動できる人数が半分に制限され，登校できる日が限られていました．しかし，登校日は実験，自宅では解析作業と考察，といった計画を立て工夫して活動しました．当時他の学生とは，オンライン上でミーティングや資料確認を行っていました．また，私が発表しました2021年度の精密工学会秋季大会は例年とは異なるオンライン開催でしたが，自ら何度も確認し，不安な事は友人や先輩，教授，連携企業に相談したことで，諦めずに粘り強く取り組む姿勢が身に付き，ベストプレゼンテーション賞を受賞できました．加えて，今年4月には2年間の研究成果をまとめた学術論文を投稿することもできました．

面接官「現在もオンラインですか」
私「現在は毎日登校が可能になっています」

アルバイト経験はありますか

あります．私は大学1年生の秋頃から半年間，洋菓子店の調理補助やギフトの箱詰めをしていました．その後は3年間書店でアルバイトをしていました．
面接官「そうですか，そこではどんな苦労がありましたか」
私「洋菓子店では果物のカットや箱詰め作業等，同じ事を何時間もこなす作業が大変でした．書店では色々な方の接客をするので，特に小さな子供や年配の方々へは言葉遣いや声の大きさを工夫して対応することが大変でした」
面接官「なるほど，アルバイトで後輩ができたこともありますか」
私「書店のアルバイトでは後輩ができました．はじめは一緒について指導しながら作業していて，分からないことがあったらいつでも聞ける状況にしていました」