19卒 本選考ES
技術職
19卒 | 青山学院大学大学院 | 男性
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Q.
当社を志望した動機、および、入社して取り組みたい仕事・実現したいことを入力してください。(600字)
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A.
現代において電力は生活に不可欠なものであると考えています。その電力を日本の工業の中心である中部地方に安定供給することで人々の生活を支えたいからです。そして貴社は電力会社の中でも、世界初のオンライン系統安定化システムの導入や世界一低コストに発電できる火力発電所といった技術力の高さがあると感じたからです。さらに、西と東を連携している周波数変換所の運用しているため、災害などで電力が不足する地域に迅速な電力供給が可能であると考えたからです。 その中でも私は電力を発電所から都市部へ送る設備を保守することで、安定した電力の供給に貢献したいと考えています。そのために、まず貴社の電力設備に関わる知識の習得に励みたいです。そして、それらを運用するための技術を経年劣化の進んだ鉄塔などの送電設備の更新や保守をすることを通して身に着けたいと考えています。それらの知識や技術を生かし、カメラを搭載したドローンを大規模な準備が必要となる鉄塔などの送電線の保守や点検に用いることで、これらの作業を効率化したいと考えています。そしてこのようなIoTの先端技術を用い、地震などの災害が起きた際に故障個所をいち早く特定することで、設備を迅速に復旧できるようにしたいと考えています。私は、強固な送電網を構築し安定した電力供給を支え、人々の豊かな生活を守り、中部地方さらには日本の発展に貢献していきたいです。 続きを読む
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Q.
自己PR(学生時代に力を入れたことやそこから学んだことなど)を入力してください。(800字)
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A.
私は企業と共同で電波式センサに用いられるアンテナの研究に尽力しました。同センサは防犯システムや自動運転システムへの応用が期待されていますが、同センサのアンテナから放射される検知したい方向以外への不要な電波によって物体の位置を誤検知してしまう問題が懸念されています。この問題を解決するため、不要な電波放射を低減するアンテナの開発に取り組みました。 開発に当たり私はアンテナをパーツ分けし、電磁界解析を用いることでそれぞれ設計しそれらを組み合わせることで要求特性を満たせると考えました。しかし、試作したアンテナの特性は解析値を下回り、要求特性を満足できませんでした。このことに対し、各パーツの設計値に対する性能の劣化、またはパーツを合わせたことによるパーツ間の干渉が原因であると考えました。 そこで私は、パーツごとに実験を行い解析値と比較することで、原因となっているパーツを洗い出しました。さらに複数のパーツを組み合わせて同様に比較することで、干渉が起きているパーツの組み合わせを探りました。そして、実験や電磁界解析のデータから得られた自分の考えを先生や共同研究先の方に積極的に伝え、議論を重ねることで原因を絞っていきました。これにより、回路の寸法の誤差が許容範囲に収まっていないことや、パーツ間において電磁界の干渉が生じていることが分かりました。これらのことを考慮し改良を重ねた結果、再試作したアンテナは要求特性を満足でき、従来のアンテナと比較し75%の電波の不要放射を低減することができました。 これらの経験から、物事が上手くいかなったときに原因を分析し解決する力を培いました。さらに、各パーツ一つひとつの性能劣化や複数のパーツを組み合わせた際のパーツ間の干渉が起きたことから、物事を一つひとつ着実に進めていく重要さと全体を見通すことで起こり得る問題を予想し、予め対策を打っておく大切さを学びました。 続きを読む