【主体的に行動する力】【18卒】ニトリの総合職の本選考体験記 No.3312（関西学院大学/男性）（2017/12/14公開）

どの企業でも必ずといっていいほど聞かれる基本的な質問に対して、しっかりと自分の言葉で答えられたのが評価されたと思う。

意図的に面接官の出身大学を合わせてくれており、アイスブレイクの意味もこめて大学の話題から話してくれたので、とても話しやすい雰囲気だった。

自己ＰＲを教えてください。

私の強みは「主体的に行動する力」です。大学で現在も所属しているテニスサークルで幹部として活動を行っていた際、サークルをより良くする為に解決しなければいけないと考えられていた新入生の高い退会率を減らす試みとして、未経験者の新入生に対しテニスを基礎から教え、ゲーム形式等で楽しみながら練習を行う「初心者講習会」という試みをを新たに考え実行しました。また飲食店のアルバイトでは売り上げが激減した際に、お客様アンケート用紙を調査し、その内容から、従業員のサービスの悪さに問題がある事を把握し、アルバイト従業員を集め、改善のため指導をしました。このように私は主体的に行動する力を活かし事業に貢献する事ができる人間です。

学生時代に最も力を入れて取り組んだこと

私は学生時代、150人規模のテニスサークルでの幹部活動を行っていた際、新入生の退会率を減らすことに最も力を入れて取り組みました。サークルでは必死の勧誘の効果もあり、毎年新入生と定員を決めて55人入会してもらっているのですが、半年後には約4割はやめてしまうという問題がありました。そこで私はその原因が、サークルが自由参加の場であるがゆえに、初心者が基礎から丁寧にテニスを学べなかった点にあると考え、「初心者講習会」という試みをを新たに発案し、実行しました。未経験者の新入生に対しテニスを基礎から教え、ゲーム形式等で楽しみながら練習を行う企画です。結果、退会率を約1割の5人にまで減らすことができました。

一次面接で答えた内容に対する深堀であった為、表面上の言葉だけで済ませるのではなく、実際に行った取り組みや、その取り組みの過程をしっかり話せたのが評価されたと思う。

一次面接の方同様にアイスブレイクの意味合いを含む雑談から面接が始まり、こちらを緊張させずに自然体で面接しやすい雰囲気を作ってくれていた。

学生時代がんばったことにサークル活動での取り組みを挙げているが、工夫した事などはありますか。

まず工夫した点としては、
一つ目に楽しみながら上達できる練習、フラフープなど遊びの要素を取り入れるということで、毎日何人来るかわからない、メニューを固定することなくその日その日で臨機応変に対応したことや人数以外にも初心者一人ひとりを見ることでそれぞれの苦手な所などを把握し、その日来た子に合わせて練習を考えたことが挙げられます。
また練習の他にオリジナル冊子作成を作成してテニスを頭で理解してもらうと共に皆を紹介することでお互いを知り、また来たいと思ってもらえるようにしました。
さらにただ単に経験者と同じ練習内容をこなすのではなく自分も大学から始めた初心者だったため、初心者の気持ちを理解することで、相手の立場に立って内容を考えました。

1つ目の質問とは逆に苦労したことはなんですか？またその苦労をどのようにして乗り越えましたか？

苦労した点としては、まず自分自身が大学に入学してからテニスを始めた未経験者だったので、人にテニスを教えるという経験がない中で新入生にテニスを教えるという不安や、
誰もが練習に参加する日を自由に決めて気軽に参加できるサークルだからこそ、毎日何人来てくれるのか、誰が来てくれるのかが分からない中でその日その日の練習内容を決めなければならなかった点が苦労しました。
その苦難を乗り越えるために私はサークルでの練習以外で自主練習に励みました。そのことで自分自身に対して自信がつき、新入生に対してテニスを教える上での不安をなくすことができ結果的に退会率をこの取り組みを行う前の約4割から約1割まで劇的に改善することができました。

インターネットで評判のよかったＳＰＩの参考書を繰り返しとくことで問題に対する解き方を覚えこませた。

言語、非言語、性格診断

自分の将来のキャリアプランについてどれだけ具体的なイメージを持てているかということ。またニトリに対する志望度の高さを見られていたのでそのあたりを具体的に解答できた点が評価されたと感じた。

面接会場はこれまでの小さな個人ブースではなく、来客用の広い応接室で行われとても緊張する雰囲気が漂っていた。

当社に入社した後どうしたいか？

私がもし御社に入社できたとすれば、ホームページにも掲載があったが、まずは3年～5年ほど店舗で実際にお客様がものを購入されている様子や、商品がどのような流れで店舗まで行き着いているのかなどの基本をしっかりと学んだ上で、海外に関わることのできる部署にゆき、将来的には現地でニトリの店舗数の拡大のために尽力したいと考えています。具体的には、すでにある程度の店舗が進出している中国やアメリカといった大国ではなく、アフリカや東南アジアなどのこれからさらなる経済的な発展や、国際的な地位の向上が考えられる地域に対し、御社が掲げられている2030年までの店舗数拡大のために自らが先陣を切って、現地で働きたいと考えています。

なぜ他の企業ではなくニトリなのか？

私は飲食店のアルバイトと掛け持ちで行っていたアパレルのアルバイトの中でお客様にコーディネート提案をしてきました。衣食住という人間には不可欠な要素の中で、住が、一番、人の幸せを演出することができるフィールドであり、お客様の生活が豊かになり、そして笑顔になるトータルコーディネート提案が出来ると考え、インテリア業界を志望しました。その中でもニトリを選んだ理由は二点あります。まず、一つ目に配転教育システムです。営業、物流、広告など様々な部門を経験することで、インテリア業界のスペシャリストとなり、より大きな影響力を社会やお客様に与えることができると考えました。二つ目に御社の顧客満足度に対する姿勢です。インテリア業界の中でも、お客様のことを考えた経営理念やＳＰＡなどの独自のシステムを用いた顧客のニーズにそった商品企画、営業に非常に惹かれたからです。