【21卒】ニトリの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.9175（東北大学大学院/男性）（2020/7/13公開）

論理的に話せていたところ，さらに学生時代のリーダー経験が評価されていたように感じた．その場で合格といわれ，フィードバックでは様々なリーダー経験を是非生かしてほしいといわれた．

穏やか．どの社員さんも穏やかなことが多い．全体的に肯定的な雰囲気で話を聞いてくれる．多少つまってしまっても最後まで話すようフォローしてくれる．

学生時代に頑張ったことを教えて下さい

私は高校時代硬式テニス部に所属し，キャプテンを務めていました．私たちの部活はインターハイ出場を目標としていましたが，その目標は遠いものでした．そこで原因を考えたところ，顧問がテニスに関する知識がなく，的確な指導をしてくれる人がいないことが原因だと考えました．私は週末に開催されていた社会人テニスクラブに部員を誘って参加し，そこのコーチに指導を受けてテニスの練習を行いました．テニスクラブでの練習メニューを部活にも導入し，より密度の濃い練習を行えるようにしていきました．結果，部活全体の雰囲気が活発になりました．最後の大会では目標には届かなかったものの，部活として団体戦，個人戦ともに歴代最高の成績を残すことができました．

研究内容について教えて下さい．

バイオマスを原料として化成品やエネルギーを生産する産業体系であるバイオマスリファイナリーへの関心が高まっており，その中でも反応速度が大きい水熱反応プロセスへの期待が高まっています．私はより高効率な水熱反応を行うため，リサイクルが容易かつ安価な個体酸である○○○○の開発を行っており，現段階では従来の数倍の収率を得るまでになっています．
これを受け，本研究では触媒反応の適用範囲をさらに広げるため，廃棄バイオマス原料としてのオカラに着目して低温の水熱場におけるタンパク質から糖質及びアルデヒド類を生産するプロセスの開発を目的とします．現在は当研究室で作成した○○○○を用いたオカラの分解分離反応の実験データの蓄積および知見の獲得を行っています．

同じ理系の大学院出身で研究の話や理系大学生の話題で盛り上がったのが大きかったように思う．また，研究職ではなくこのような職を選んだ理由が納得感を得るものと評価されたように感じた．

穏やかであるが，一次面接などより厳しい雰囲気．面接官の質問がところどころ鋭く，準備していないと答えられないような質問が多かった．

なぜ研究職ではなくニトリのような職を選んだのか

私の研究とサプライチェーンの構築という部分で似たようなところがあると感じたからです．私の研究，選考する学問は工業化プロセスの最適化をはかるという学問です．その研究を進める中で私はプロセスを最適化するということの面白さを感じました．また同時に最適化のためには部分最適ではなくより俯瞰した立場から見た全体最適が必須であると考えるようになりました．サプライチェーンや物流というのは商品を作り上げ，販売するなかでのプロセスでありますし，工程の重要なプロセスであると感じます．私はこのサプライチェーンや商品物流などのすべてを自社で担う「製造物流小売業」を行うニトリだからこそ，全体を俯瞰してプロセスを考えることが出来ると考えてこの職に興味を持つようになりました．

ニトリに入社してやりたいこと，職種などはあるか

私は海外展開を今後していくニトリのサプライチェーンや製造拠点を整備する仕事を行いたいと考えています．私は世界中の人々の生活を「住まい」から豊かにしていきたいと考えているので，海外店舗をオープンするということは非常に魅力的です．また，私はプロセスを最適化することに興味があるため，製造工場の位置関係や物流ルート，原料調達まで考え，全世界でニトリの品質を落とさず，さらに利益を上げるような仕組みを考えたいと思っています．そのために，商品部のマーチャンダイザーなどを経験し，いずれ大きな部署になるであろうグローバル商品部にいつかは所属して．世界中にニトリの商品を届けることに貢献していきたいと考えています．