【化学メーカーの挑戦】【21卒】積水化学工業の夏インターン体験記（理系/技術系総合職）No.8002（東北大学大学院/男性）（2020/1/29公開）

化学メーカー生産技術系の業務体験をするためにこのインターンに応募した．大学の先輩が何人か働いているため自分も興味を持った．また，化学系のメーカーの中でも化学原料をつくる会社と原料を加工して機能性のモノづくりをする素材メーカーの2つを見ておきたかったという思いもあり参加した．

初のESであり各内容も非常に短かったためESに関して大きな準備はしていない．しかし，面接に関してはそれなりに準備をして臨んだ．話によると競争率はかなり高い（本選考よりも倍率が高いとか）というので準備は必須と感じる．

ポリマー膜乾燥プロセスの構築など

前半にやったこと

会社説明や安全教育，各テーマごとの簡単な説明などを初日に行った．その後各テーマに分かれて実験計画を立て，実験や解析を行った．前半はテーマに対する理解を深めることが大きな目的であったと思う．

後半にやったこと

実験や解析を続けながら徐々に出た結果をまとめ，プレゼン資料の作成も行っていった．途中で社員さんたちによるプレゼン資料の添削やアドバイスなどもいただき，最終日に発表を行った．

研究所の社員ほぼ全員

なし

プレゼンの資料を見ていただいた社員さんたちからは自分たちで何を考え，なぜこの実験を行ったのか，なぜ結果に対してこのような考察をしたのかを特に聞かれたのが印象的だった

非常に短い期間で結果を出さなければいけなかったし，その結果を分かりやすくまとめてプレゼンしなければいけなかったため，1週間のスケジュールはハードだった．また，テーマはかなり大雑把なものが与えられているだけでなく，実際の答えはないようなものに対して取り組まなければいけなかったため，非常に大変だった．

会社の雰囲気や業務の進め方を知るうえで非常に良い体験となった．他の会社のインターンではまた違った雰囲気で業務を行っていたため，会社によってここまで差が出るということを知るだけでも意味があったと思う．また，やっている業務内容の本質は同じでも進め方が自分の考えにあっているかどうかが会社選びに関わってくると感じた．

化学工学系のインターンであったため，化学工学の知識をもっと深めておけばよかったと感じた．自分の専門以外の知識も普通に出てくるだけでなく，周りの皆にそれを教え理解してもらう必要があり，大変だった．

社員さんたちと非常に近い距離で話すタイミングが多かった．また，インターンの内容が普段メンターの社員さんが扱っているテーマに直結する内容ばかりであったため，現場直結型のインターンであるという文句は本当であり，それに伴って自分お働く姿も容易に想像することが出来た．

フィードバックでの評価が自分の予想を上回り高かったため．また，自分のやりたい内容と会社で行っている業務内容がとてもマッチしていると感じたから．過去のインターンに参加した人で早期選考や内定をもらった人が数多くいると聞いているため，自分も可能性が高いのではないかと感じた．

会社のインターン先の業務内容と自分のやりたい仕事がとてもマッチしていたため．また，社員さんたちの雰囲気を見ても自分の性格とあっていると感じた．他の会社もそれ以前にインターン行ったがこのような感想を抱かなかったため，志望度が上がることとなった．

インターンに参加した経験のある若手社員が多くいたため．また，夏インターンの倍率は本選考よりも高いとのうわさがあるため有利になるのではないかとの予想がたてられる．

インターンに参加する前は化学メーカーを志望という大きなくくりであったが，インターンに参加することで数ある化学メーカーの中でも積水化学工業が良いという気持ちを持つことが出来た．プラントエンジニアリング業界も見ていたが，化学工学を活かす方法として化学メーカーのほうが自分のやりたい業務内容のあっていると感じた．

自分の就活は始まったばかりであったので自分の市場価値や能力を知るうえでとても良い参考になった．志望業界は大きくは変化しなかったが，その中でもどこに行きたいかというのがさらに細かいく定まっていったと思う．今後の就活は似たような企業を見てその中で本当にこの会社が自分にとって最適な会社であるのかを見定める就活スタイルになった．