20卒 本選考ES
総合職
20卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
志望動機
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A.
誰かの成長を後押しすることにやりがいを感じることができるのではないかと思い、志望しました。私は現在、横浜市の中学生に向けたバスケットボール教室の運営や、指導監督を行なっていることから、自身が人の成長を促すことに楽しみを見出していることを実感しました。この経験から仕事においても、誰かの何かの成長に携わりながら、その傍らで自身も成長していきたいと思いました。そして、それらを通じてさらなるサービスや商品を提供できると考えています。私の経験でもありますが、現代社会ではスポーツだけに取り組んでいれば進路に困らず、それが若年層の識字率低下にもつながっています。確かにスポーツから得ることができる学びもありますが、それ以外の学びから視野を広げることで、より一層専門性を突き詰められるものだと思います。そのような部分にも焦点を当て、多角的な学びというものを提供し、世の中にインパクトを与えていきたいと思います。 続きを読む
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Q.
これまで受けた授業で自分のためになったこと
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A.
大学の、リーダーシップ開発のためのコーチングという講義が自分のためになったと感じています。昨春より中学生にバスケットボールのコーチングを行っている私にとって、その授業から得た知見は今でも役に立っています。講義のテーマとしては、コーチングの手法を用いて、誰かの学びの成長を促そうというものでした。クローズドクエスチョン・オープンクエスチョンの効果的な使用方法、オートクラインを起こさせるような質問方法、そもそもコーチングとは一体何なのかなど、様々なケースを想定したグループワークから、実際に相手に対して実践するところまで行いました。全13回の講義ではありましたが、初回から最終回にかけて、毎週の実践から自身と相手の成長を見て取れることは、モチベーションにもつなげることができ、学びを純粋に楽しむことができました。しかし、単にアドバイスを行うのではなく、相手に考えさせることで潜在的な問題に気付かせ、目標達成に向けた最短距離の道を示してあげるというものは、非常に難しく感じました。なぜならば、相手の目標によっては、相手よりも相手の業界に詳しくならなければならないからです。そのためには常に勉強をしなければならないですし、より多くのコミュニケーションから信頼を築くことも必要となります。自ら考え行動し、周囲から吸収する。一人ではできることも限られてきてしまうので、周りも巻き込んで課題解決に注力する。そしてそれらを乗り越えることで、お互いの成長した姿を見ることができるのです。このような素晴らしい体験を講義から得ることができたことや、それらに対してやりがいを見い出す経験ができたことはかけがえのない財産となりました。学びの本質は「楽しさ」であり、決して苦しいものではないことを再認識することもできました。学びの場を提供している立場でもあるので、常に楽しむことを忘れず、これからも精進していこうと思います。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代に、「最大限『頭』を使って解決、もしくは達成したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。
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A.
指導している生徒たちのモチベーション管理です。上達度を可視化することが難しく、ブレイクスルーに至る前に熱が冷めてしまうような子に対する、アプローチ方法を考えました。先行研究や自身の知見から自作のワークブックを作成し、モチベーションを維持・向上させるためのコーチングや、上達度を数値として算出し見える化を行うことで、解決に至りました。この経験から若年層に対してのコーチングというものは、耳からの情報よりも目に訴えかける情報の方が効果的であることを学びました。私の考えを中学生にも理解できるように変換し、一緒になって体を動かすことで刺激を与える。時には、彼らの動きをビデオ映像などを通じて客観視させることも行なっています。技術力が一朝一夕で向上することはありませんが、メンタルの浮き沈みをなくし、高いレベルで維持することはできます。それらを生徒を通じて学ぶことができ、私自身も成長することができました。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代に、「最大限『体』を使って解決、もしくは達成したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。
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A.
高校時代に、ハードなバスケットボールの練習から全国3位の目標を達成したことがあります。中学卒業とともに親元を離れ、京都の強豪校に進学したのですが、毎日が挑戦の連続でした。その中でどのようにすれば活躍できるのかを考え、実行することを繰り返しました。この経験から、正しい努力の方法を学ぶことができました。常に全力で体を動かすことはもちろんですが、闇雲な練習は却って身体を壊すことにつながります。自分には何がどのレベルで足りていないのかを考え、補うために行動を起こす。毎日の練習に目的意識を持って臨み、練習後に反省と修正を繰り返す。そしてそれらを「身体」を使って全力で表現する。このように、全員に同じ時間が与えられている中で、活躍に至るまでのプロセスは十人十色だと思います。同じ努力の方を全員に当てはめても大成するかは不確定です。その中で、自分に適した努力の方法を学ぶことができたことは自身に繋がりました。 続きを読む