【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】部門長が3名【面接の雰囲気】レジュメを持参した上記の面接よりはかたく感じたが、イメージしていた最終面接よりは雑談交じりでリラックスできた【研究活動でいままでに生じた最も困難だった事件は?】異種金属の接合です。銅とステンレスを接合する必要があり、実験室で作業可能で耐熱性もよい接合が求められました。そのためこの接合に銀ろうを採用しましたが、今回のように熱伝導率の大きく違う場合非常に困難になります。さらにステンレスは酸化被膜が生じやすく、これが銀ろう付けをさらに困難にしました。何度も失敗したのち最終的に接合を達成しましたが、もう二度とやりたくありません。ですがこの経験から、難しいから推奨されないといってはなからあきらめるのではなくある程度時間に余裕があるならばトライしてみるというのも貴重な経験になりうるということを学びました。また、所属する研究室に対して今回のノウハウを引き継ぐことでこの先学生がこの作業を行う際助けとなると思います。【設計でなく生技に興味がある理由は?】インターンシップに参加した中で設計・生技どちらも就業体験しましたが、要求される条件をクリアするモノを一から作る設計よりもそのモノをどういった過程で作るかを考える生産技術の方が自分の性に合っていると思ったからです。研究活動では装置の設計から実際に製作に至るまで自分で行なっていますが、インターンで行なった設計は難しいと感じました。それに対して製作過程はこう作ればやりやすいとか、ここはこうしないとそもそも作れないという問題が生じたりで、作る前や作りながら考える必要があります。その過程に楽しささえ感じるような自分はやはりそのような部門で活躍すべきと思うようになりました。以上の理由から、わたしは設計よりも生技の方に現時点で興味があります。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】上記の面接と同様に研究活動を真面目に取り組んでいることが評価されたように思う。また、研究内容をかみ砕いて人にわかりやすく説明するための工夫が評価された気がする。
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