21卒 本選考ES
技術職
21卒 | 大阪大学大学院 | 男性
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Q.
学生時代の取り組み
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A.
所属していた軽音楽サークルにおいてバンド活動の練習をしている際に、楽曲の大幅なアレンジを提案しました。バンドで合奏練習を行う中で、誰も大きなミスをしていないにも関わらず演奏の完成度が高くないことに気が付きました。そこでその原因を話し合ったところ、ギター担当のパートが足りていないことが明らかになりました。それを補うために私は原曲のアレンジを提案しました。私が担当するキーボードでギターの音を補ったり、他のパートも新たにアレンジしたりすることで完成度を高め、大学祭のステージ出演に向けたオーディションを勝ち抜きました。この経験から、問題の原因を究明しそれを解決する力を発揮しました。 続きを読む
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Q.
キヤノン化成を志望する理由
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A.
貴社は印刷分野を基盤として材料や製品を届け、プリンターの根幹となる材料から人々の生活を支えていると認識しています。私は自分の化学の技術を活かして人々の生活を豊かにしたいという思いがあるため、貴社の事業に魅力を感じました。貴社の製品力と技術力で人々の暮らしをより豊かにできると思い貴社を志望いたしました。 続きを読む
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Q.
キヤノン化成に入社した場合にやってみたい仕事
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A.
製品技術に関する仕事に携わり、製品の製造プロセスの合理化や高品質化に取り組みたいと考えています。私は学部と大学院で化学工学を専攻して反応工学、分離工学など化学プロセスを設計し改善するための技能を習得してきました。この技術を活かすことで製品技術職においてより良い製品を作ることができると考えています。さらに、私は量子化学工学の研究室に所属し、分子などのミクロな物性を研究してきました。その経験から製品において複雑な物性が求められるトナーや塗料などにおいてもより高品質に製造するプロセスを実現できると考えています。化学工学と量子化学に基づくミクロからマクロまで幅広い視点を持つことを活かして、製品技術職として貴社の製造プロセス合理化に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
学業・ゼミ・研究室で取り組んだテーマの選定理由と、取り組み事例・苦労した点・改善した点を具体的に
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A.
ミクロな分子の物性がマクロな系やデバイスの状態を支配することに興味を持ち、また単分子磁石を使って現在の10兆倍の容量の記録媒体が実現できることを知り、そのようなデバイス実現のための理論設計をテーマとしました。先行研究を調べ共同研究先と議論を行う中で、強い分子間相互作用が働くと記録媒体として使用できないことを知り、分子メモリ実現のための配列方法を提案することを目標としました。量子化学計算を行い、単分子磁石錯体の相互作用を定量的に評価しました。錯体の複雑な電子状態を検討するためのモデルを構築し、相互作用を解析することに苦労しましたが、配列方向や角度を変更しながら計算して相互作用の大きさと起源を理論的に明らかにし、単分子磁石を配列する指針を構築しました。その結果、単分子磁石の新たな配列方法を提案し、三次元的に配列する分子メモリ実現への可能性を初めて示しました。 続きを読む