【エネルギー業界の未来】【21卒】コスモ石油の冬インターン体験記（文系/事務系）No.10794（慶應義塾大学/男性）（2020/7/22公開）

とにかく社会を支える仕事という軸からエネルギー業界を見ていたことが一番の動機。石油を販売する会社の中では、JXTG、出光に次ぐ3番手であること、同業他社に比べて風力発電といった環境を推していることから、経営戦略に興味を持ち応募した。

インターンシップに参加するのは、ESなしの先着制なので、特に対策は不要。ただし、予約からインターンシップ当日までの間に適性検査・SPIを受ける必要がある。(今後の本選考に影響しているかもしれない)

会社説明／社員座談会／グループワーク(ガソリンスタンドの立地と販売戦略)

1日目にやったこと

業界説明から会社概要説明、さらに15年以上働いているベテラン2人との座談会が合計1時間半あり、その後2時間かけてグループワーク。内容は、3つのガソリンスタンドの設置候補の中から最も収益が得られそうな場所を選び、マーケティング・販売戦略の観点から選んだ理由を説明するというもの。各班代表1人が発表。

人事

なし

ガソリンスタンドを実際に運営していくのはフランチャイズなので、フランチャイズの立場、広く言えば相手の立場に立って、物事を考え提案することが大事と言われたことが印象的だった。

商圏の人口や客層ごとの客単価など、様々な数字を計算・推測しなければならないことが大変だった。さらに、班の他のメンバーが推測で説明できそうなところも細かく計算すべきと主張し、みんな同調したので、分析や議論、発表準備の時間がなくなってしまった。

SDGsなどといった環境問題や人口減少などの観点から、石油業界は下火になるのではないかと考えていたが、新興国での需要はまだまだ伸びること、新規事業に積極的に挑戦していることを知り、まだまだ可能性があることを学び、業界を見る目が変わったことがよかった。

会社のことをより深く知るためには、質問が大事だと思ったので、基本情報を調べ質問を考えておくべきだった。

社員座談会でどういうステップでキャリアを経験していくのかが特に理解できた。さらに、サービスを展開している地域が少ないため、勤務地にあまりこだわりのない自分にとっては、一切希望していない地域への異動のリスクはほとんどないのではないかと思った。

今回の会社説明やグループワークの時間はとても短かったため、自分と企業との相性が合うか合わないかの判断がこれではできなかった。インターンシップに参加したことによって、参加してない学生と差がつけられるかというと、とてもそのようには考えられないため。

社員座談会において、なんでも正直にベテラン社員が話してくださったのはとても良かったが、社員全体の仕事に対する意識がとても低かったり、新規事業がうまくいっていなかったりなど、マイナス面の話ばかりしていて、会社の将来性への疑問が感じられたため。

1dayで説明が抽象的かつ、グループワークに関してしっかりとした評価やフィードバックがなかったことから、選考への影響がほとんどなく(面接の話の話題にできるくらい)、インターンシップに参加したことが有利に働くとは思えないから。

広く社会を支えられる仕事がしたいと考えていて、電力・鉄道などのインフラ業界の企業を志望していた。さらに、どちらかというと地方の活性化に貢献したいと考えていたことから、関東地方の企業だけでなく、例えば西日本旅客鉄道や九州電力などといったように、地域を問わずに各地方を代表する大手インフラ企業に行こうと考えていた。

業界最大手の企業には、最大手たるちゃんとした理由が社員の行動や意識にあってそのようになっているのだなと感じ、社員の方の具体的な挑戦やそれに関連した考え方・行動を注目していく必要があると感じ、説明会やOB・OG訪問などを通じて社員の方への質問して、それらを確認していかなければならないと考えるようになった。