【農林金融の魅力を体感】【21卒】農林中央金庫の冬インターン体験記（文系/総合職）No.9056（慶應義塾大学/女性）（2020/6/23公開）

第一次産業の発展への貢献姿勢が根底にあるという点に関心が湧いたため。メガバンクと異なり食農ビジネスという特徴的な事業をしていたり、機関投資家としての一面もあったりと、実情が想像がつかず、体感してみたいと思い応募した。

事前に選考の内容を調べ、人柄を当面説だと分かったため自己分析を深めた。また、第一次産業に関心がある理由を軽く整理した。

農林中央金庫の３つのビジネスのインプットとアウトプット

1日目にやったこと

まず農林中央金庫の全体像を学ぶ座学。次にリテールビジネスに関する座学。午後は座学で得た知識を活かしリテールビジネスにおける新規プランの提案をつくるワーク。発表あり。

2日目にやったこと

班替えがあり新メンバーで取り組む。午前は食農ビジネスに関する座学を長時間受ける。午後は座学で得た知識を活かし食農ビジネスにおける新規プランの提案をつくるワーク。発表あり。食農ビジネスの部長が細かなフィードバックをくれた。

3日目にやったこと

また班替えがあり、午前は投資ビジネスの座学と軽いワーク。午後は３つのビジネスの理解度をはかるためのプレゼン大会があり、優勝班を決める。プレゼンの中に寸劇を入れるよう指示があり、笑いの多いプレゼン大会。終了後は懇親会。

人事部長、様々な部署の部長や若手社員。様々。

お菓子セット

「収益性はどこで担保するの？そんな融資して回収できる？」など、シビアな目線での意見が多く、穏やかで温厚な企業だと聞くことも多いが、金融の厳しさはしっかりあると感じた。

毎日班が変わるため、ワークの時の意思疎通や関係性構築を毎日やり直す苦労があった。また、座学の時間があることで理解が深まった一方、退屈な時もあり寝ている人も散見された。ワークは座学があった分農林中央金庫の特徴を捉えた質の高い提案をしやすかったため必要な時間ではあった。

農林中央金庫の売りである３つのビジネスをしっかり理解でき、その後の選考でも自信を持って業務に関する話ができたこと。パンフレットで読むだけではイメージがわかない部分まで座学とワークのおかげで具体的にイメージできるようになり、本選考中助けられた。また、社員と近い距離で話せ、非常に人の魅力を知れた。

農林中央金庫の具体的な事業例。何をしているかあまり知らずに参加したため、座学についていくのが大変だった。もっと調べておくべきだった。

金融業界らしい厳しさ、細かな分析力、といったものはありつつ、政府系金融に近しい雰囲気とよく言われるように、貢献性もしっかり考えていることを感じ共感できたため。また、社員の皆さんや参加学生が自分と似た雰囲気の人が多く、話していて自然体でいられたため働く姿をイメージできた。

3日間通じ、メンバーを尊重しながらも中心になり引っ張っていけたため。優秀でも受身の学生が多く、その中で貢献できていた。また、自身の長所短所とインターンでの振る舞いもマッチしていたと思うため。また、インターン参加により早期選考を受けられ、他の学生より一歩先を進めていたため。

具体的にどんなビジネスをなんのために行っているのか、第一次産業にどのように寄り添っているのか、職員はどんな思いで働かれているのか、といったことを体感でき、理解を深めるとともに共感もできたため。インターン参加者の早期ルートを聞き、モチベーションがアップしたため。

インターン参加者のみの早期選考があり、一般ルートより一ヶ月以上早く動き出せたため。しかし早期だからと言って面接で厳しく選考されることには変わりないので、準備が必要。

金融業界には営業ノルマ、出世争いといったマイナスイメージが少なからずあり、全く違う業界を見ていた。具体的には自身の中人の居場所をつくりたいという思いがありデベロッパーを見ていた。実際に総合デベロッパーのインターンにもいくつか参加したが、金融面から人の居場所をつくっていくこともできると本インターンで感じ、金融業界への関心が高まった。

金融業界に目を向けるようになり、中でも農林中央金庫も同じだが公益性のある政府系金融に関心が生まれた。加えて金融の基礎知識もつくので金融を受ける際助かった。また、農林中央金庫への共感は強くあったものの、もっと変化に貪欲な熱意ある風土が好きだと感じたために、デベロッパーへの志望度の高さを自身の中で再度感じた。