【損保業界の挑戦】【16卒】三井住友海上火災保険の冬インターン体験記（総合職）No.78（明治大学/女性）（2017/12/14公開）

就職活動の時期が変更になった初年度だったので、とにかくどこの業界でも、どんな企業でもいいからインターンシップに参加しておきたかった。ESやグループディスカッションの練習をしたかった。インターンに参加できたらラッキーという気持ちだった。

事前にインターンシップ選考の内容を調べて（三井住友海上の場合は一次選考でES、二次選考でグループディスカッション）、それぞれ対策をした。具体的には、ESは実勢に本選考を受けた先輩に添削指導をしてもらった。グループディスカッションに関しては、社会現象など硬いテーマを話すものではなく、一般的・抽象的テーマだと聞いていた。そのため、情報を集めることよりも喋る練習が必要だと考え、学内のセミナーやディスカッションの授業に参加してファシリテーションの技術を学んでおいた。

損害保険会社について知る

前半にやったこと

午前中にチームごとに自己紹介。その後、チームで打ち解けるためのグループワーク（ゲーム要素が強い）をいくつかこなす。15新卒の社員（インターンシップ時は内定者）がテーブルごとに1人担当としてつく。その後損害保険についての説明。

後半にやったこと

損害保険会社の仕事を理解するためのワーク。損害賠償の比率計算や、特定の産業におけるリスク計算など。それぞれグループごとにプレゼンを行う。

人事

なし

とにもかくにも、前に出る姿勢を大事にしてほしいということを口を酸っぱくして言われた。プレゼンテーションも内容だけでなく、伝え方が大事だとアドバイスされた。

最終日のプレゼンテーションは、グループごとに新事業をピックアップし、それに対する新しい保険を提案するというものであった。普段からニュースや新聞をチェックしていれば、事業も選びやすかったと思う。

自信の思い込みで動くことはよくない。何度も足を運んだり、ヒアリングをすることで相手のニーズをとらえることが大切。また、トライアンドエラーを繰り返す姿勢が大事だということを言われた。

ニュース番組や新聞などで、どんなモノことがトレンドになっているのかアンテナを張っておくこと。新保険提案ワークなどでは特にそれがチーム間の勝敗を分けたように感じた。

リテール営業のロールプレイングワークを行なったから。実際にリテール営業として働いている現場社員の方が代理店役、インターンシップ参加学生がリテール営業役として火災保険の取り扱い提案をするワークを通して、営業に対するイメージが変わったと同時に面白さを感じた。

インターンシップに参加して15新卒の内定者と話す中で、タイプ的に似ている人が多いと感じた。3メガ損保それぞれのインターンシップ選考を受けたが、三井住友海上以外では落ちてしまったのもあり、損害保険会社の中では、三井住友海上がいちばん相性が良く、居心地もいいように感じた。

実際の営業現場に出たり、オフィスを見たわけではないので、あくまで個人の感覚としての話になるが、損害保険会社の仕事内容に純粋に面白味を感じた。これといってやりたい仕事があったわけではないので、あらゆる業界に接する損害保険会社であれば、自分にもやりたいことが見つけられると思った。また、同様に考えて入社された人が多いのも志望度を上げる理由になった。

インターンシップ参加者限定のグループディスカッション対策セミナー、エントリーシート対策セミナーに招待された。

今の自分がどの程度できるのか（通用するのか）わかっていなかったのもあり、特に業界を絞らず、手当たり次第にインターンシップへのエントリーをしていた。ただし、コマーシャルをうっているなど一般に知名度の高い企業に限っていた。小さい企業は開催日数も少ないため、単なる学生へのアピールで終わるイベント的要素が強いと聞いたからである。

就職活動中の第一志望として活動した。ひとつの業界・企業について知っておくだけでも、その後のセミナーなどでの比較基準が出来上がるため、どこかしらに参加しておくのは間違いではなかったと感じた。また、第一志望の選考が遅めだったこともあり、他の企業の選考に落ちても、「本命はここではないから」と割り切って活動できた。