- Q. 志望動機
- A.
三井住友海上火災保険株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2016卒三井住友海上火災保険株式会社のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2016年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
web上にて申込みをするOB訪問はやっておくべきです。そこにおいて評価されていると感じたので良い質問を考えて積極的かつ失礼のない態度で臨むと良いと思います。
志望動機
損害保険業界を志望する理由は「人々の安心な生活を支えたい」と考えるからです。日常生活に潜むあらゆるリスクを予測し、軽減や保険金支払いによって人々の不安をなくすことが出来る点に魅力を感じました。中でも貴社を志望する理由は「社員の方が代理店様やお客様に選ばれる人である」と考えるからです。OG訪問を通して社員の方が代理店様のために勉強や努力を行っていることを知り、そのような方と共に働きたいと感じました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 営業事務
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ESに書いた内容しか質問されないため、ESをしっかり見直していく必要があります。なお、私自身ESの内容と同じことを話しただけだが、その中でも面接官は自分の言葉を使ってハキハキと話せるか、質問に対して丁寧な言葉でしっかりと受け答えが出来るかなど、印象やコミュニケーション能力を評価していると感じました。私は営業部門を希望していたので、面接官を代理店さんやお客様、自分自身を営業部門に所属する社員と見立て、面接官が私を営業先に出ても問題ないと評価してもらえるよう、意識しました。
面接の雰囲気
面接官が「面接官をやるのは緊張してしまうわ。」と漏らし私が笑顔で返すほど和やかで優しげな面接官の人柄と雰囲気でした。質問に関しては、ESに沿った典型的かつ安易なものでした。自分の活動や会社に入った後のビジョンを話すと、感心し褒めてくださいました。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたがこれまでに困難に向き合い、乗り越えてきた経験、または実現してきた経験を教えてください。
所属した討論部の副部長として、『東日本討論大会で400人中10位入賞を獲得したこと』です。2年時に出場した際は390位であり、困難に遭遇しました。そこで私は週4回の練習後に先輩を毎回訪問して弱みを分析しました。その結果弱みが“反論力”だと分かり、以下2つの努力をしました。1.練習外の時間に先輩を訪問し、反論を伺いストックを増やしました。2.練習で議論になった他者の意見を全てノートに書き、それに対する何通りもの反論を毎日考えました。上記の努力を1年間続けた結果10位入賞を果たし、困難を乗り越えることが出来ました。私の強みである「高い目標に挑戦し結果を残す力」が発揮されたと考えています。困難を乗り越えるためにどのような工夫をしたのか具体的に話すことで、面接官にどれくらい努力をしたのかを想像しやすくしました。また、困難に遭遇してもしっかりと乗り越えられるような印象を面接官に植え付けるために、力強く快活に話しました。
あなたが異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。
小学生の時にバトン部の部長を務め『失敗した経験からリーダーとしての責任感を学んだこと』です。私は“目立ちたい”という気持ちだけで部長を務めていました。いつも発表会後に先生方が部員全員にお菓子を配っていたのですが、ある日私は部長であるのにも関わらず「登下校中に飲食をしてはいけない」という部のルールを破ってしまいました。その後部員全員の前で謝罪し、先生からの罰で部の連帯責任としてそれ以降お菓子が配られることはなくなりました。この時私は、ルールを破ってしまったことと部長としての責任感のなさに恥ずかしさを覚え猛省しました。この経験からリーダーとしての責任感の重要性を感じ、今も大切にしています。その時影響を受けた価値観が今の自分を形成していること、今も大切にしていることを強調することで、自分自身の誠実な人間性をアピールしました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 本社勤務
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接のES深堀に比べ、やや質問の内容がより内容に突っ込んだものになっていると感じました。ですから、出来事の当時の詳細な行動やその動機などをしっかりと思いだし、初対面の人にも簡潔かつ分かりやすく話せるようにしておくことが重要であると感じました。また、述べる出来事が全て偽りなく真実であるかも重要な焦点であったと感じます。それは集団的自衛権自体に対する質問からそのように考えました。
面接の雰囲気
1次面接と同様にESの内容に沿って話を進めていく面接でした。面接官に対しては、やや無愛想な印象を持ちました。面接官は面接官として面接慣れしていない様子だと感じました。なぜなら、質問の際に恥ずかしがって照れ笑いをしながら仰っていたからです。
2次面接で聞かれた質問と回答
あなたが自ら学び考え、行動した経験を教えてください。
討論部の副部長として『40人の同期を部から辞めさせなかったこと』です。2年生の時45人の同期のうち30人が部から辞めようとするという問題がありました。私は部員一人一人に辞めたい理由を聞いて回りました。その結果、理由が「討論を行うこと以外に部でのやりがいを見つけられないこと」であると分かりました。私は全部員が部の中でやりがいを感じることができる環境を作るための方法を考え、行動を起こしました。2ヶ月に一度自大学が討論大会の主催をする際に彼らを頼り、役割を与えました。また、全員が安心して仕事を全うできるようにマニュアルを作成しました。この結果、40人の同期と共に引退することが出来ました。「役割を拒む人はいなかったか、拒む人に対しどう対処したか。」と問われ、「拒む人もいました。その人たちに対しては、自分自身が部員の嫌がる仕事を率先して行うことで協力を得ました。」と答えました。
あなたが他者を巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。
国際法ゼミで『集団的自衛権の行使容認問題についてのディベートを行ったこと』です。準備期間が一か月しかない上にメンバーが多忙で何度も集まって会議ができないという困難がありました。勝負事には手を抜けない性格の私は、短期間で質の高い準備を行うために以下3つの工夫をしました。1.全ての論点をメンバーから募り、それらの論点の証明を各メンバーに役割分担しました。2.証明した論点を担当教授に提出し、何度もフィードバックをもらい修正しました。3.会議が必要な時はメンバー数人でスカイプ上にて会議を行い、議事録を作成し全員に共有しました。メンバーと協力して準備した結果、肯定側を勝利に導くことが出来ました。「集団的自衛権に対しどのような肯定意見をもってディベートに臨んだか。」と問われ、「仮想敵国に対する抑止力の向上が期待されることです。」と答えました。
3次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分と反対の意見や厳しいことを言われた際にどのように受け答えするのかを見られていたと感じました。これは社会人になって仕事で他者と意見が食い違った時、またお客様や上司から厳しく責められた時に当社社員として立派な対応ができる潜在能力を秘めているかが重要であったからではないかと考えます。私が意識したことは、以下の4点です。1.笑顔で雰囲気良く受け答えすること。2.自分の意見をしっかりと述べること。3.嘘をつかないこと。4.論理性を担保すること。
面接の雰囲気
主な質問は、成績証明書を提出した後に成績についてと、志望度についてです。この会社の面接では初めてES以外のことについて質問されます。やや厳しい質問や、遠慮なしにストレートに聞いてくる質問が多かったように感じました。
3次面接で聞かれた質問と回答
大学での成績が芳しくないことに関して、高額な学費を払ってくれている親御さんに申し訳ないと思いませんか。
思いません。大学で何を習得するかについては、必ずしも学業だけではないと考えるからです。確かに、私の学業成績は良いとは言えないものですが、私は学業以外で部活動とゼミナールの活動に尽力し、成果も挙げました。さらに、それらの活動においては、リーダーシップの醸成や自ら目標を掲げ、その目標を達成することの尊さを学ぶことができ、それにより人間力を向上することができたと、私は両親に自信を持って言うことができます。学業以外で得たものを用いて、来年春より社会に貢献することができたとしたら、それこそが私の親への恩返しであると言えると考えるからです。否定されるような質問に対しても、焦らずに、面接官の意見の認めるべき点は認めつつ、自分の意見を堂々と述べることが重要だと考えます。
どうして他社ではなく当社を志望するのか教えてください。
他社の社員の方は非常に「誠実で努力家である」という印象を受けました。そのような方々こそ、代理店さんやお客様から選ばれる社員であると感じ、そのような方々と共に働きたいと考えるからです。「どこでそのような印象を受けられましたか。」と問われ、「〇〇さんと△△さんへのOG訪問によってです。」と答えました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
今までの人生の選択における行動動機を重点的に質問されていたように感じました。行動動機は様々な要素から成り立っていることが多く、事前に自分の中で整理しておかないと上手く話せないと思うので準備は必須です。志望度や志望動機は3次面接同様聞かれましたが、これもしっかり準備し、会社への熱意と本気度が面接官に伝わるように話せば問題ないと考えます。
面接の雰囲気
いきなり面接官2人かつ役員であったため、始めは少し緊張しました。しかし、こちらが笑顔で話していると面接官の方々も話し方や雰囲気が徐々に優しげになっていったと感じました。
最終面接で聞かれた質問と回答
どうして討論部に入部しようと思いましたか。
大学受験に失敗したため、大学ではただ遊ぶのではなく、目標を持って一生懸命頑張ることのできる環境があるサークルまたは部活に所属したいと考えていました。中でも討論部の討論は全く経験がなかったため、新しいことに挑戦したいと志したからです。自分自身が頑張ったことに関して、頑張る動機やそもそもその組織に入ろうと思った動機は必ずと言っていいほど質問されます。
どうして今の大学・学部に入ったのですか。
第1志望の大学に落ちたからです。公務員志望だったため、学部を絞って受験していました。聞かれた内容に対してのみ簡潔に答えることが重要だと考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
「内定を受け取ったら、今選考を受けている全ての企業の辞退は必須ですが、できますか。」と何度も念押しされました。
内定に必要なことは何だと思うか
・OG訪問をすること。そしてそこにおいて良き評価を受けること。(金融業界は同業他社との差別化が難しいため、社員の方々に会っておくことは志望度の説得性を担保するために重要な要素であると考えます。)
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
・コミュニケーション能力の高さ。知り合いの内定者は皆明るく誠実な印象があり、どんな人とも会話するのが上手です。面接においても面接官との会話における印象やコミュニケーション能力が重視されていたと感じました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
・面接日程面接が上手く進んでいけば、おそらく面接日程は連日になります。そのことを念頭においたスケジュール管理が必要であると考えます。また非通知の電話にて、合否連絡及び次回の面接の日程調整が行われるため、提示された面接日程を一度変更してもらえるよう依頼すると次電話がかかってくるのをただただ待つしかなく不安な気持ちになると思います。
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三井住友海上火災保険の 会社情報
会社名 | 三井住友海上火災保険株式会社 |
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フリガナ | ミツイスミトモカイジョウカサイホケン |
設立日 | 1918年10月 |
資本金 | 1395億9500万円 |
従業員数 | 12,143人 |
売上高 | 3兆2514億2900万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 舩曵真一郎 |
本社所在地 | 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3丁目9番地 |
平均年齢 | 42.1歳 |
平均給与 | 768万円 |
電話番号 | 03-3259-3111 |
URL | https://www.ms-ins.com/ |
採用URL | https://www.msig-saiyou.com/ |