21卒 本選考ES
製造技術研究職
21卒 | 芝浦工業大学 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容。
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A.
私は、先端材料研究室に所属し、金属の表面状態から腐食種類や腐食メカニズムを分析し解明する仕事および鉄鋼材料の腐食しやすい欠点を解決するための研究を行っています。従来の金属被覆法には、高価、廃液処理が必要、水と電力の消耗量が高い、母材の大きさ・形状・材質に制限があるなどの欠点があります。この問題を解決するため、私は、安価で環境に優しい蒸気コーティング法を用い、鉄鋼材料上への耐食性のあるFe3O4皮膜の成膜技術の開発を行うと共に、作製した皮膜の食塩水中での耐食性を調査しています。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと。
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A.
入試課で留学生の入試担当として参加した留学生支援事業において、所属大学の知名度を 留学生圏内で飛躍的に上げたことです。留学生数を増やしたいという学校の目標を実現す るため、サポートしたいと考え、まず私は留学生の実力を分析し個別に適合した学科の紹 介と入試情報の説明に努めました。しかし、日本語学校や訪ねて来た留学生にアンケート した結果、我が校を知らない人が多く、スライドでは、留学生が本当に聞きたいことの説 明がなかったなどの回答を得ました。それを元に私は担当教師に相談会を行う際は、スラ イドに学校の紹介より留学生たちが本当に関心のある、各学科に合格した留学生の具体的 な成績データ、採用人数、各学科の面接で聞かれた質問などを載せる提案をし、採用され ました。私達は一年間に十数校で相談会を開き、入試情報の説明と個別相談を行いまし た。その結果、大学の知名度は上がり、入試希望の数も前年度より3倍増えました。 続きを読む
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Q.
学生時代の研究内容を詳しく教えてください。
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A.
私の研究テーマは「蒸気コーティング法による鉄鋼材料上への耐食性皮膜の作製および評価」です。研究背景としては、鉄鋼材料は実用金属の約95%を占めており、高強度、靭性、加工性を併せ持つなどの特徴があり、幅広く応用されている一方、錆びやすい欠点があります。そこで、安価で環境に優しい蒸気コーティング法を用い、鉄鋼材料上への皮膜の成膜技術の開発を行うと共に、作製した皮膜の食塩水中での耐食性を調査することを研究目的と致しました。処理温度と時間をコントロールすることにより、鉄鋼材料表面に均一な皮膜を作製する最適な条件を明らかにしました。処理前後の外観を比較した結果、蒸気コーティング法は鉄鋼表面を着色させる効果、つまり、装飾性があることを発見しました。その他、電気化学測定により、皮膜が存在する場合、腐食電位が1桁、腐食電流が2桁低下し、耐食性が向上したことを明らかにしました。 続きを読む
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Q.
当社を志望する理由を教えてください。
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A.
私は将来、人生の感動的な瞬間を記録するカメラに関する製造技術の開発に就き、画像で我々の貴重な思い出を残し、人々の心豊かな生活の実現に貢献したいと考えています。貴社は5G技術に関して他社より1年先行しているだけでなく、消費者と直接繋がるスマートホンにおける画像においても他社に先駆け、撮影する写真の評価も常に世界中で最高峰に到達している一方、ハードウェア技術とソフトウェア技術ともに世界最高レベルの技術を有しています。また、危機感や未来に関するビジョンがあり、研究開発にすごく力を入れており、コア競争力を常に持つという意識のある企業であります。さらに、グローバルな環境で、多様性を認め幅広い知見が得られ、エンジニアとして大きく成長できる社風に魅力を感じています。将来、グローバルな視野を持ちかつ柔軟性を備える技術者を目指している私に適すると強く思い、志望しました。 続きを読む