【新薬開発の舞台へ】【22卒】エイツーヘルスケアの夏インターン体験記（理系/オンライン業界・職種研究会）No.21086（非公開/女性）（2022/3/29公開）

医師や看護師の免許を持っていない私でも、臨床の現場で新薬開発に携わりたかったため治験業界に興味を持った。なかでもCRO業界はどの会社も同じようなサービス展開をしていたため、各社の強みや弱み、社風が自分とあっているかなどを知るためにインターンに参加した。

事前にインターンシップ選考の内容を調べて、ES内にインターンでどのようなことを学び成長したいかを書いた。ESやPR動画については、CRO業界で働いている先輩に添削指導をしてもらった。

正直ESの内容よりも1分間のPR動画が重要視されていたと思う。話す内容だけでなく、聞き取りやすいかといった点や視覚的情報も評価されていたと感じる。実際、インターンシップでは効果的な自己PRのやり方についても学んだ。

CRO業界・CRAという職種について学ぶ

1日目：ビジネスマナーについて学ぶ、CRA職種体験、座談会
2日目：プレゼンについて学ぶ、CRA職種体験、フィードバック面談

社会人(CRA)に求められるビジネスマナーやプレゼンの仕方について。CRAの具体的な業務内容。

CRA職種体験

1日目にやったこと

1日目はCRO業界・エイツーヘルスケアという企業についての概要について講義があり、その後ビジネスマナーについて学んだ。午後はグループに分かれてCRAが行う施設選定業務を体験した後、先輩社員との座談会が1時間ほどあった。

2日目にやったこと

2日目は効果的なプレゼン方法について学んだ後、グループに分かれてCRAが行うスタートアップミーティングを体験した。その後、人事と二日間のインターンについての面談を行った。

人事

なし

2日間を通して、人事からビジネスマナーだけでなくCRAの職種について学び、CRA職種体験の際も人事からフィードバックをもらった。特に、プレゼンテーションのやり方については話し方や目線、呼吸の仕方といった細かなところまでフィードバックがあったのが印象的。

スタートアップミーティングで使用する資料を作成する体験をした際、わからない用語が多く、薬学専攻の学生に教えてもらいながらグループワークを進めた。薬学専攻以外の人も入社後に勉強してCRAとして活躍できるとは聞いていたが、やはり薬学系の学生は有利だなと感じてしまった。

座学以外はグループワークが基本であったため、1グループ学生7人くらいで常に関わりがあった。自己PRをグループ内で発表する場面があり、他の人がどのようなことを話すのか、また、プレゼンの仕方を知ることができた。

CRAは忙しい医師や看護師に対して簡潔明瞭に情報を伝える必要があるため、見やすい資料作りや話の構成、効果的なプレゼンの仕方を学べたことは、今後大いに役立つと感じた。CRA職に就きたいという思いが強い学生が多く、グループワーク等を通して学生間での交流が多かったため、とても刺激的だった。

薬学系以外の学生は、インターンシップ前に１つの医薬品だけでもいいので、添付文書を一度しっかり読んでみておくといいと思った。添付文章にはどんなことがどこに書かれているのかを事前に把握しておくと、よりスムーズにインターンシップでの作業が進むと思う。

企業研究していた通り、エイツーヘルスケアは真面目でパキパキした風土があり、真面目で着実に成長したい人には合っていると感じたため。グループワークは学生だけでなく人事もついており、インターンシップ2日目の最後には人事からのフィードバックももらうため、入社後どのように働くのかイメージができた。

人事からのフィードバックで面談で、自分がどういう性格なのかを見抜かれて、良い点と今後更にどういう点を身に付けたらいいかコメントしてもらったため、その点を意識していけば選考に有利に働くと感じたから。ただし、インターンシップに参加していた学生はみんな就活の意識が高く、インターンシップ参加学生は本選考も受ける感じがした。

先輩社員との座談会の際に、休憩時間に先輩社員のPCがミュートになっておらず、就活生をからかうような発言が筒抜けになっていたから。先輩社員同士でかなりぶっちゃけた話をしており、入社後はこのような先輩たちと働くのかと思ったらあまり好印象はもてなかったため。

インターンシップで学べる内容(プレゼンの仕方等)が選考にとても有利に働くと感じたため。ただし、インターンシップへの参加そのものが本選考に有利になるとは感じていない。

漠然と医薬品開発に関わりたいと思っており、製薬会社やCROで臨床開発職がある企業を手あたり次第見ていた。製薬会社は企業ごとに特色が大きく違っていたが、CROはどこも似たような情報しか集められていなかった。そこで、何か他社にない強みがあり自分自身が成長できる環境がある企業かどうか、自分の企業選びの軸とマッチしている企業かどうかを理解するためにインターンシップに積極的に参加した。

企業研究通り、エイツーヘルスケアは若手でも挑戦できる環境があり、風通しの良い社風であると感じ、自分に合っていると感じた。伊藤忠のグループ会社であり、他のCRO企業と比べていわゆる商社の風土が根強いと感じた。ただし、相手に対して真面目でパキパキしている印象を与えるテクニックを持っている人が多いが、アットホームな雰囲気はなさそうに感じてしまった。