【未来のCRO業界を拓く】【21卒】エイツーヘルスケアの冬インターン体験記（理系/CRA職）No.9861（上智大学大学院/男性）（2020/7/17公開）

CRO業界の基礎知識補填とA2ヘルスケアの会社研究の一環で参加しました。
かねてよりCRO業界には興味があり、各会社のカバーする専門領域、予防、治療、新規医療分野、希少疾患などをインターンに参加する中で確認していくつもりでした。

実際にA2ヘルスケアで働いている社員に会って話を聞きました。あらかじめ社員の特性や会社の風土などを確認してからインターンに参加しました。

10年後のCRO業界はどうなっているか

1日目にやったこと

6人一組のチームで活動しました。午前中は仕事を行う上で大切なスキルや礼儀作法の講義を受けました。昼は実際に働いている社員の方に質問する機会が設けられていました。午後は、面接を行う際の注意点やマナーを実践形式で確認しました。

人事

なし

面接の時にどのタイミングで礼をするべきか、ネクタイの長さはどれくらいが適切なのか、ESの言葉使いは適切かなど社会人マナーに関する的確なアドバイスが印象に残っています。

社会人としての振る舞いや言葉選びを厳しく注意されました。礼儀作法に重きを置いている会社だと感じました。インターンシップ前半に添削済みのエントリーシートが返却され、言葉使いや文章構成に対してアドバイスいただきました。後半は、面接におけるマナーを徹底的に教えていただきました。会社自体のことをもう少し聞きたい気持ちはありました。

本選考前にES対策・面接対策・発表での立ち振る舞いを総復習・再確認できたのは大きいと思います。目線の高さ、言葉使い、荷物の置き方・運び方、服のたたみ方など普段自分では行わない確認をしていただけました。また、ES対策の際に自分以外のCRO業界を志望している学生さんがどのような志望動機で活動されているのか確認できました。

A2ヘルスケア自体の企業情報は軽くしか教えていただけませんでした。あらかじめ質問内容を準備し、効率的に企業情報を回収できればより有意義なインターンシップになったと思います。

インターンの趣旨が社会人としてのマナーに重きを置いているため、提供いただける企業情報が少ないと感じました。委託案件数が減少傾向にあるCRO業界で生き残っていくための生存戦略が見えてきませんでした。実際にインターンでお話してくれた社員の特性も似ていて(5〜10年目CRA職で)、若手社員や他職種からキャリアチェンジしてきた社員、他会社から移動してきた社員など多様なバックグラウンドを持った社員のお話を聞いてみたかったです。

インターンに参加した段階で他の学生と企業知識に差を感じました。OB・OG訪問している現役CRA社員の数も、CRO業界の知識量も圧倒的に劣っていました。また、ES添削の際にCRO業界を第一志望にしている参加学生のESを拝見させていただきました。かなり作りこんであり、業界に対する熱量も自分はまだまだ劣っていると感じました。

インターンシップのプロヅラムが社会人としてマナー講座中心です。提供いただける企業情報が少なく、あらかじめ業界について予備知識がない学生には厳しいインターンシップでした。会社の事業戦略を具体的に説明してもらえないので、この業界で生き残っていくためのビジョンが見えずらかったです。

インターン中に参加学生情報名簿に何かメモしている様子が散見されました。インターンは複数回開催され、それぞれ異なるテーマを扱うので全てに参加した学生の情報は向こうも把握していると考えています。

薬の開発に携わりたいと考えていましたが、CRO業界と製薬業界どちらを第一志望にするか悩んでいました。自分の強みをより活かせる場所で働きたいと思っていました。その上で、1〜5年の成長環境に重きを置いている会社を探していました。OB・OG訪問で実際に働いている社員からA2ヘルスケアは自分のペースで成長できる会社と聞いていたので、第一志望群に入っていました。

OB・OG訪問で伺っていた通り、A2ヘルスケアは自分のペースで成長できる会社だなと感じました。領域横断的に仕事を担当する場合もあると聞きました。しかし、会社自体の成長に疑問を感じました。本インターンシップから委託案件数が減少傾向にあるCRO業界で生き残っていくための生存戦略が見えてきませんでした。インターンシップの情報だけでは情報不足と感じたため、さらに業界・企業研究を自分のほうで深堀りしようと思いました。