18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 早稲田大学 | 女性
-
Q.
志望動機
-
A.
貴社の経営方針に「良質なコンテンツの製作と提供をし続けること」とありますが、私はそれは、娯楽だけでなく教養も兼ね合わせた作品を常に生み出し続けることであると考えております。映画は人々の心に必ず感情や影響をもたらすものです。例えば貴社製作作品である「リップヴァンウィンクルの花嫁」という作品を観た際、人間の醜さを全面に押し出しているのにも関わらず、同時に人間の美しさが不思議な世界観の演出で表現されており、気を抜くと誰もが忘れてしまうような日常に隠れている幸せに気付かせようとしてくれました。このような映画を自分たちの手で作り、自分たちの作ったものが人々の行動や考え方のきっかけになりたいと考えています。そのために宣伝にも興味があり、この作品のように、映画離れが進んでいる現在の世の中にも響くような予告やフライヤーを作ることや、ニューメディアに対応した宣伝についても関心があります。映画が完成する全ての過程に興味がある私にとって、制作から配給まで一貫して行っている貴社は非常に魅力的です。2次利用などの映像関連分野への幅広い事業展開をされている貴社で、是非映画の魅力を世の中に伝えていきたいと思います。 続きを読む
-
Q.
映画事業に関心を持った理由
-
A.
自分たちの手で作った映画を人々の行動のきっかけにしたいからだ。映画は、悩んでいるとき、もしくは何も考えていない時でも、新たな考えを与えてくれたり、普段は気付かないことに気付かせてくれたりと、必ず私たちの心に感情や影響を与えてくれる。上京し、映画を見る機会が増えると、どのように作られているのか興味を持ち、エキストラに参加するようになった。それだけで、まるで我が子のようにその映画へ愛着心が湧き、公開が楽しみになり、公開されると、ここはこんな使い方をしているのかとわくわくしながら、いつもと異なる視点からも見ることができた。そうしているうちに、参加という形ではなく、自分たちが主体となって、企画を立てたり、現場で実際に映画作りに携わりたいと強く思うようになった。また、私は(映画の予告編も好きだ。)予告編やフライヤー等の宣伝も含めて1つの映画だと思っている。特に予告は観に来るかわからない人にとって、本編よりも重要な役割を持っていると言える。だが予告が本編を超えてしまうと、予告の方が良かったと思われるため、予告は微妙なラインに位置しなければならない点は面白い。私はそんな予告編も含め、映画を人々に伝え届けるメッセンジャーのような存在になりたい。 続きを読む
-
Q.
あなた主演の映画が公開されます。タイトルとキャッチコピーを考えてください。
-
A.
就活失敗したので役者目指します! ~職がない。フリーターにはなりたくない。それなら女優になるしかない~ 続きを読む
-
Q.
一番印象に残ったエンタメ
-
A.
映画「リリイシュシュのすべて」だ。道徳でありきたりな授業をするより、この映画を見せた方が生徒の心にも絶対に響くと思う。「中学生14歳のリアル」というキャッチコピーに、これ程14歳は過激だろうかと思ったけれど、いじめ、窃盗、援助交際、レイプ、殺人は中学生にも充分起こり得る、現に起こっていることであるから、一年間でこれら全てが詰まっていると現実感が湧かないが、これこそ本当にこの世代のリアルなのだと気付きぞっとした。最近まで、家に泊まり家族にも会って、一緒に旅行も行った人に想像をはるかに超える屈辱的ないじめ方をされ、若いとは大人ほど広い世界を知らない分違った意味で非常に残酷だと感じた。しかも理由はもう以前のようにいじめられないよう自分を守るためだ。これこそいじめのループを生み出す過程そのものだ。(雄一は、14歳という若さで友人に対して「殺人」という罪を背負わなければならなくなった。)私がより心苦しくなったのが星野という男の存在だ。雄一を一番近くで一番傷付けながら、反対側の一番近くで「青猫」として市原の一番の支えになっていたことが非常に皮肉だ。(チケットを投げ捨てたのも、やり直す勇気のない星野はそうするしかなかった。)今でも鮮明に思い出すのが、嫌みなほど色鮮やかな草原で、ヘッドフォンをする星野の表情だ。様々な場面で、もうやめたいのに後戻りできない心の弱い星野の苦しさが垣間見えるのだ。美しいピアノの旋律のBGM(月の光、アラベスク)、目に焼き付くほどの空や草原の綺麗な映像の中で表されているのは、目もそむけたくなるような残酷な内容。見た後にこんなに呆然となった映画はない。このギャップが私を虜にした。 続きを読む
-
Q.
奇跡をテーマに作文を完成させてください。
-
A.
単純に企画が面白いと思った。謎を持った誰もが知る人気アーティストの生い立ちということで、話題性も高く、顔が非公開だからこそ実写化してもファンの純粋な支持を狙えるという点でビジネス的にも素晴らしいと思った。夢は諦めず突き通すべきか、身の丈に合わせやり方を変えるべきか考えさせられる、まさに対象とされている私たちの世代の心に響く映画だと感じた。 ラストで夢、家族、友達、恋愛と多くの要素の結末が詰め込まれ、着眼点が多かったためあっという間に終わったように感じた。なので、恋愛の要素を抜いたり、歯医者と歌手の両方の夢を叶えたという奇跡と、結衣も夢を叶えた奇跡に関して、エンドロールの映像を本編に入れたり、個展の紙を結衣の顔写真付きにすると、より予告のキセキの物語という印象を強く与えられると思った。しかし、企画や予告、フライヤーのデザインから本編まで、私の大好きな映画の一つになった。 続きを読む
-
Q.
学生時代最も力を入れたこととその成果
-
A.
大学1年のときに『The wall』 というベルリンの壁をテーマとした劇を打ったのだが、英語で10行の長台詞があり、(日本語の台詞と違い)感情が上手く入らず思うようにいかなかった。練習が休みの日や合宿中皆が寝ている時間も練習したのだが、結局大会での結果に表すことができなかった。2年では同じ脚本で制作側に回る仕組みであり、私はADという役職に就いた。ある後輩が昨年の私のように長台詞に悩んでいたため、私のような悔しい思いを絶対にさせたくないと思った。後輩からの意見と自分の去年の経験から何故このシーンは演技しづらいのか考えたところ、原因は、従来の演出方法にあると考えた。自分の辛い過去を、一人で相手に冷静に話し続けるというのがこのシーンの伝統的な持ち味とも言われていたのだが、敢えて感情的に語り、相手も台詞を挟み会話をさせ、BGMも入れることで’’悲しさ’’が役者にも観客にも伝わりやすい真逆の演出方法を生み出した。そこで私は批判もある中で、自分の経験を踏まえた上での意見を具体的に説明し、監督や周りを説得した。更に、後輩がそのシーンに不安が残らないよう日本語訳は丁寧に一緒に行い、場面解釈を何度も繰り返し重ねた。その結果、その演出方法が評価され、大会で最優秀賞を頂けた。以上、私は過去の失敗からその経験を活かし、責任ある言動でチームに貢献することの重要性を学んだ。 続きを読む
-
Q.
自分は人とは違う、これだけは負けないと思うところ。
-
A.
問題に直面した時の実行力だ。私は食材流通会社で電話営業のインターンバイトをしていた。上司にはとにかくマニュアル通りの事をいかに強く推せるかが大切だと教わり営業をしていたが、今まで1度も購入してくれていなかったお客様からは中々信用を得られず、商品を買って貰うことができない状態が続いた。そこで私は他の仲間へも呼びかけ、事前におすすめ食材を買い、実際に食べた上で商品のおすすめポイントをまとめ、お客様に伝えるようにした。更に、お客様にとって今必要な食材のヒアリングや、店舗それぞれに合うようなメニュー提案をし、お客様と一緒にメニューを考える等した。すると説得力も増し、お客様との一体感も生まれ信頼関係を築くことができ、初めて購入して頂けたお客様が1カ月で8人増やすことができた。このように私は壁にぶち当たったときには工夫した打開策を考え、それを実行に移すことができる。 続きを読む