21卒 本選考ES
理系総合職
21卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
あなたが働く上で大切にしたいことは何ですか。就職活動を行う上でのあなたの考えを、具体的に教えてください。 (趣旨が一目でわかるタイトル20字+300字)
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A.
【持続可能な社会の形成に責任を持つ】 「多くの人の生活を陰ながら支えることと、低炭素社会の形成への貢献の両立」を大切にしたいと考えています。この考えの背景として、大学での研究に際し、地球上の環境問題の現状を詳しく調べた経験があります。以前から特に問題視されているはずの地球温暖化についても自分の知らない事実が多々あり、自身の当事者意識の欠如に愕然としました。同時に、世界中の人々の中にも自分と同じような人は多くいるのではないかと考えました。そこで、日本の二酸化炭素排出量の4割近くを占める発電分野において、脱炭素化に向けた研究・開発に取り組み、人々が温暖化を気にする必要がないような世界にしていきたいと考えるようになりました。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまでに経験した困難だった出来事と、それを乗り越えるためにどのように考え行動したのか、具体的に教えてください。 (趣旨が一目でわかるタイトル20字+300字)
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A.
【前例にとらわれずに、強豪校に勝利】 高校3年時に硬式野球部の主将を務めました。私の部では、毎年春先に関西に出向き強豪校と練習試合を行っていたのですが、一度も勝利できていませんでした。私はこの原因が、冬場の屋内トレーニングに取り組む姿勢と意識にあると考えました。そこで2つの改革を行いました。まず体育館を全面使うことのできる早朝に練習時間を移し、ボールを使った練習の時間を増やすことで、試合勘を補いました。また部員に体重増量の目標を掲げさせることで、自分の言葉に責任を持ち、各々が監視し合う練習環境を作り上げました。その結果、部員全員が増量目標を達成することができ、春先の練習試合では初めて勝利することが出来ました。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまでで最も挑戦したことは何ですか。そこから学んだことも含めて具体的に教えてください。 (趣旨が一目でわかるタイトル20字+300字)
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A.
【3ステップで目標達成】 英語能力の向上を目的に、TOEICで750点以上の獲得を目指しました。今後ますますグローバル化が進む中で、主要言語となる英語への苦手意識はそれだけで自分の世界を小さくしてしまうと考えたためです。まず頭の中で英語をそのまま理解できるようになる必要があると感じ、そのために“毎日どんな日であっても必ず英語をインプットする”ことを目標としました。アルバイト前や実験の空き時間を活用し、3か月間毎日英語に触れることで結果として200点以上スコアが上がり、840点を獲得できました。この経験から目標の達成には、「現状の把握・小さな目標の設定・粘り強い努力」を強い意志をもって成すことが必要であると学べました。 続きを読む
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Q.
研究概要についてわかりやすく教えてください(400字)
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A.
私は高効率かつクリーンに電気や水素を生み出すことのできる、固体酸化物形燃料電池/電解セル(SOFC/SOEC)の作動温度の低温下を目標に研究を行っています。これらは再生可能エネルギーによる発電時の出力変動への対応策としての活用が期待されています。しかしその普及に際してはコストと耐久性の2つの課題があり、克服には作動温度を従来の700℃以上から400~600℃に下げることが有効です。このような背景の中で私は、中低温域での作動が期待できるプロトン伝導型の実用化に向け、2つの観点から研究を行っています。1つは、課題である電極反応活性の向上にむけた触媒層の導入プロセスの検討と電気化学的評価を行っています。もう1つは、発電・電解効率の低下を引き起こすホール伝導に関する知見の集積のため、実際の運用状況を想定した実験による過渡特性の評価と、出力特性のシミュレーションによる最適構造の模索を行っています。 続きを読む