【生保業界の魅力を体感】【23卒】明治安田生命保険相互会社の夏インターン体験記（文系/職務体験型internship 総合コース）No.18353（早稲田大学/男性）（2021/10/26公開）

もともと金融業界に興味を持っており、４大生保に位置付けられる明治安田生命に惹かれた。また、生保業界はどのような仕事をしているのか具体的に知りたいと思い、業界理解を深めるという目的もあった。優遇が与えられるという話も聞き、参加を決意した。

webテストによる選考はないため、エントリーシートをブラッシュアップする事ぐらいはやった（もともと作っていたESの文字数の調整や内容の見直し）

ESと動画選考のみで通過できる上、参加者のレベルもそこまで高くない為、正直重視されたポイントはわからない。ただ、動画選考では端的に分かりやすく言語化するといいと思う。

生保営業のグループワーク

１日目はVR空間での企業訪問ができ、営業体験をグループワークで行う。２日目は、希望の職種を１つ選んでその業務を知る。

生保業界の仕事内容（主に営業）

生命保険業界の仕事を体験する

1日目にやったこと

午前中は、専用アプリを通じてVR空間での社内見学を行った。業界理解のための講義と、ミニクイズが用意されており、基本的に講義形式が続いた。午後は、明治安田生命が独自に設定した顧客に対して保険の営業をしよう、というもので、グループで話し合って最適な保険プランを決める。

2日目にやったこと

事前にアンケートで希望職種を回答しておき、そこでの就業体験ができる。自分は営業教育部を選択したので、前半は営業教育についての業務説明を受け、後半はオンライン授業の是非をグループで話し合った。

人事部員

なし

１日目は全体向けのメッセージがメインであり、人事と密に話す機会は無かった。一方で２日目のグループワーク終了後に、担当官からグループワークに対してのフィードバックを頂け、また、人事と少人数で話す機会が設けられていた。

１日目のグループワークで困ったことはあまりなかった。２日目のグループワークでは率先してファシリテーターをやってくれた主体性のある学生がいて、そこまでは良かったのだが、定義づけや共通認識のすり合わせを全くしないまま議論を進めようとしたり、中身のないことをひたすらしゃべったりと、正直目立ちたがり屋なだけ、という印象だった。議論が全くまとまらないことも多く、自分を含む2～3人が修正意見を述べながら議論を進めなければならなかった。一方で、まったく話さない消極的な人もおり、話を振ったりして意見を引き出すよう心掛けた。

主体的な学生とそうでない学生に分かれていた。また、定義づけや前提確認をしないままファシリテーターが進めてしまっていたことに対しても人事から指摘があった。

明治安田生命は四大生保の一角を担うほどの大企業であるが、相互扶助の理念を最も強く掲げている会社だと感じ、もしかしたら建前上なのかもしれないが、社会貢献の意識がある会社だと強く感じた。また、生保業界の業務についても理解を深めることが出来たし、年収や福利厚生の質問にも答えてくれたのでそこは良かった。

生保業界の業務について、当日講義形式でレクチャーを受ける機会があるので、事前準備はいらないと思う。２日目の前には事前資料が配布されるので、それに軽く目を通す程度でよい。

期間も2daysであり、正直わからないところが多い。VR空間での社内見学は、確かにオフィスの内部を詳細に知ることが出来、仕事する環境の良さも伝わったが、一方で綺麗なところしか見せていない印象を受けた。実際の残業の多さや営業成績への厳しさもあるだろうから、そこを確かめるには実際に社員の話を聞くしかないようだ。

本選考の受験予定はないが、仮に本選考を受けた場合、内定は出ると感じた。インターン参加者にはある程度の優遇がもらえるようであり、他社のインターンと比べると学生のレベルもそこまで高くないと感じたからである。インターン中の経験をしっかり言うことが出来れば面接は受かるのではないかと感じた。実際、四大生保の中ではそこまで難易度は高くないようである。離職率がやや高い分、多くの学生を採用する為であるらしい。

志望度が下がった理由としては生保業界自体に成長性を感じず、また仕事内容自体にも面白みを感じなかったからである。特に営業職は数字を出す事が求められるので、常に重圧と闘わなければならないことや、その割に明治安田生命の給与が（四大生保の中では）低いことなどを知ったことも理由である。

就活会議や他のサイトにおける例年のコメントを見ると、参加者に対して一律に優遇があるとのコメントが散見されるので、もしかしたら参加することで有利になることがあるのかもしれない。しかしこのインターンの参加人数はかなり多く、選考でもあまり絞っていない印象を受けた。また、参加者のレベルも他企業のインターンに比べると著しく低い印象を受けたので、一律に優遇が与えられるとするとそこまで大きな優遇は無いのでは、と予想される。

金融業界に行くことを決意していた。理由としては、安定感があり、年収・福利厚生なども充実しているイメージがあったから。大学の先輩の多くが金融系の企業に入社したことも関心を抱いた理由の一つである。生保に限らず損保・銀行・証券・リース業界等様々な業界について関心を持っており、夏のインターンに参加することで、自分とマッチしている業界や企業を選定しようと考えていた。

生保業界についてのイメージはあまり良くならなかった。やはり、数字を意識する文化が営業職に強く根付いていることや、土日であっても仕事しなければならないことが多々あることなどを人事の方が口にしていた為、ホワイト企業を志向する自分にとってはあまり合わないと感じた。ほかの証券や銀行のインターンでもそのような印象を受けたので、自分の志望業界自体が変わった。