最終面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】中堅人事【面接の雰囲気】面接官1人×3回。最初の方は最寄り駅のことや犯罪歴がないかの確認などの事務的な質問と口頭で計数問題をきかれた。雰囲気は和やか。2人目は小論文と面接で、若干圧迫だった。3人目は雑談交じりで話しやすい雰囲気だった。【これがあるから今の自分がいるといったエピソードがありますか。】髄膜炎で入院中だった時に千羽鶴をもらったことです。当時、大学受験を控えており、2週間の入院がタイムロスになったことと病気の辛さからかなり精神的に追い詰められていました。人生最大の挫折だったと思っています。しかし、毎日両親が励ましてくれ、高校のクラスメートたちから千羽鶴を頂きました。それがきっかけで、今までただ志望校に合格したいと自分本位だった思いから、支えてくれた周りに恩返ししたい、期待に応えたいという意識に変わりました。そこから絶対にあきらめてはいけないという責任感が強まり、入院前よりも高いモチベーションをもってその後の受験勉強を頑張ることができました。現在でもその千羽鶴は部屋に飾ってあり、それをみると人の想いを背負っていることを思い出し、どんな時でも頑張れる私の原動力となっています。【作文のテーマ「自分に足りないもの」について説明してください。】最初に5分時間が与えられ、手書きで紙に作文をかく。時間がきたら今度はそれを面接官に向かってわかりやすく説明することを求められた。「自分に足りないものは経験です。なぜなら私はまだ若く、学生という身分しか経験したことがないため未熟者だと考えるからです。そして、社会人になれば、これから数多くの成長のチャンスが訪れると考えています。そこでそのチャンスをものにして、自身の成長の糧にしていきながら、経験をつんでいきたいと考えます」と答えた。「ではあなたにとって成長とは何か」と聞かれ「辛い経験や壁を乗り越えて、人間としても社会人としても一歩上のステージへと進むことだと考えます」と答えた。かなり動揺してしまったため、評価が下がったポイントだったと自分でも思う。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】3人目の最後の逆質問の際に2つほど聞いた後に、自分から「質問ではないのですが、御社への想いを伝えさせては頂けないでしょうか」と切り出し伝えた。おそらく2人目の時点で落選がきまっていたと思うが、とにかく悔いのないように自分の言いたいことを伝えさせてもらったところ、「想いは伝わりました」と言っていただけた。
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