【21卒】バンダイの冬インターン体験記（文系/１Dayインターンシップ『CUBE』）No.10509（立教大学/男性）（2020/7/17公開）

キャラクターありきの商売ではなく、仮面ライダーなど政策・原案の時から一緒に作り上げる協創の側面もバンダイは持っていることを知ることができた。メーカーではあるが、クリエイティビティを発揮する場面は非常に多く、この会社ならば楽しみながら働けるということを改めて実感することができた。

今現在、バンダイがどのような商品を展開し、そこに反映されているバンダイの強みなどを事前に知っていればより良い提案ができたのではないかと思う。

IPを用いたわかりにくいバンダイのビジネスモデルを説明していただいたことに加え、玩具がどのような流れで実際に商品化されるのかをワークで体感することができたので自分がどの職種に適性があるのかということをはっきりと認識できるような構成になっていたから。

玩具会社ということでやはりクリエイティビティが重要視されていると感じた一方で、自分にはそれを仕事にできるほどの創造性が欠如していると感じたから。ほかの参加学生は普通では考えつかない独特のアイデアをバンバン出してきたので自信を失ってしまった。

先ほども記述したが、この会社で活躍する自分の姿が想像できなかった。自分の強みとこの会社で求められているものはかけ離れており、自信をもって働くことができそうになかった。ただ
自分のアイデアをしっかりと持っている人や、キャラクターに強い愛着を持てる人ならばこれほど楽しい職場はないのではないかと思う。

特に選考スキップ等の優遇等はなかったから。業界理解という面ではIPを用いた玩具業界特有のビジネスモデルや楽しみながら働くバンダイの働き方を知ることができるインターンシップは役に立った

2月中旬に本選考に関する案内が来たが、フォローアップの懇親会等は開催されず本選考まで特に何もなかった。

他社のインターンでソリューション営業を魅力に感じたため顧客各社ごとにオーダーメイドな提案ができる業界、中でもSierや通信業界を中心にみるようになった。加えて、インターンを通してネットワークなど基盤部分に加えて、AIやIOTといった先端技術に触れてみたいといった気持ちが芽生えたため、ベンチャー気質を持つ大企業が就活の軸の中心になっていった。

仮面ライダーのようにクライアントと協創してキャラクターを育てるといった側面にはひかれたが、最終的には商品は画一化されたものを店舗で売ることになるのでやはりtoC向けの商品を扱う業界（特に有形商材を扱うメーカー）は自分には向いていないということを痛感し、これ以降はさらにIT系に絞って本選考を受けるようになった。