【都市空間を魅せる】【21卒】大林組の夏インターン体験記（文系/180分完結　業界研究×現場見学セミナー）No.10925（立教大学/男性）（2020/7/13公開）

デベロッパーを夏や秋の時期は志望していた。その中でデベロッパー以外にも都市空間を設計する部隊がゼネコンの中にも存在することを知った。そこで両社の開発の特徴や、どのような人が働いているのかを知りたいと思って応募した。

応募だけで対策は特にすることはなかったが、今どのプロジェクトが進行しているのかだけは事前にチェックしていった。

180分完結　業界研究×現場見学セミナー

1日目にやったこと

都内の作業所にて開催。最初に大林組の会社説明をしたのちに、高層ビルを下から上まで実際に見学させていただいた。そのあと事務系職種の社員の方による働き甲斐などのお話をお聞きした。

なし

発表は特になかったのでフィードバックはなかったが、仕事のやりがいが聴いていてすごく印象的だった。自分たちが作り上げた建物は今後数十年にわたって存在し続け、目にするたびに誇りに思えるのはゼネコンならではとのこと。

事務所の内部は空調も効いていていて涼しく快適だったのだが、実際に現場に出てみると夏だったこともあってかなり暑くて大変だった。その点に関しては自分の建築業界に対する理解の浅さが招いた感想なのでどうしようもないと思うが、ここで働くことは自分にはできないと思ってしまった。

事務系職種の人が現場の職人さんたちとどのような関係を築いているのかがわかってよかった。現場はゼネコンだけではなく、様々な企業が集まり一つのチームとして動いている。その中で事務系職種は安全を守り、近隣対応を行うなど工事をいかに円滑に進めるかに尽力している姿が印象に残った。

事前に職種について詳しく調べておくべきだったと思っている。一口に事務職とはいえ様々な役割分担があるのでキャリアを考えたうえで、お話を聞けば実り多いものになったと思う。

実際に現場を見学させていただいたときに、事務職の方が現場の職人さんとコミュニケーションを積極的にとっている姿を見ることができた。加えて普段いる作業所の中でプレゼンテーションやお話を伺うことができたので、まさに最前線を体感できたのではないかと思う。

特にインターンで優遇があったわけではなかったから。また、実際の作業事務所や建設現場に行かせていただいたがこの環境の中で建物が完成するまでの数年間働き続けるということは自分には合わないと感じてしまった。この心境のまま面接を受けても熱意が伝わるとは思えない。

最初はデベロッパー同様、開発がしたいという思いでゼネコン業界も見ていた。しかし会社説明などを通して、実際に開発にかかわることができる社員の数はごく少数であるといったお話を聞いたため、配属リスクのことを考えるとデベロッパーに集中して就活を受けようと思った。

特に本選考や他インターンへの優遇はなかった。しかし作業所を実際に見学できる機会は少ないのでゼネコン志望の人にはとても有意義な機会になると思うので参加することをお勧めします。

自分たちの会社が主体となって街を作っていきたいという思いがあったので、開発することのできる可能性があるデベロッパー・ゼネコン・電鉄・URなどを中心に就活していた。各社ともに得意な開発分野や強みとする土地に違いがあるため、今後のインターンや説明会を通して特徴を踏まえたうえで本選考に挑もうと思っていた。

建築物を作るという点での開発にはやはり魅力を感じなかった。自分がしたかったのは面としての街づくりであり、建築ではないとの結論に至った。そのためエリアマネジメントを積極的に行っている総合デベロッパーやJRなど規模の大きい都市開発ができる企業を中心に選考を受けていこうとインターンシップ参加後に改めて考えるようになった。