20卒 本選考ES
総合職
20卒 | 神戸大学 | 女性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容。
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A.
大学では現代ヨーロッパのキリスト教文化、西洋美術について学んでいます。宗教にあまり馴染みが無いからこそ、聖書のストーリーや信仰する習慣などに関心がありました。ベルギーに交換留学中、西洋美術史の授業を受けて絵画分析の奥深さに非常に興味を持ちました。西洋美術では宗教画もたくさん描かれているのでキリスト教に関する知識は美術史の勉強に役立ちました。またベルギーでは数々の著名な画家を輩出しているため、実際に美術館へ足を運び彼らの作品に触れたことでフランドル美術に興味を持ちました。フランドル美術はイタリアのルネサンスと同時代である15世紀に現在のオランダやベルギーにあたる地方で発展した美術です。ヤン・ファン・エイクはその先駆者の一人であり、油彩技術を発明したことで絵画のより正確な表現や長期間の保存を可能にし、当時の絵画の発展に大きく貢献しました。彼の作品は多く残りますが生い立ちや師弟関係など未だ解明されていない点が多くあります。その謎の多さや、独特な雰囲気を放つ絵画に惹かれヤン・ファン・エイクに興味を持ったため、現在は卒業論文のために彼が他の画家へ与えた技法や作風などの影響や彼の絵画について研究しています。 続きを読む
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Q.
自己PRをお答えください。
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A.
私は目標を達成するために困難なことに対しても粘り強く努力できる人間です。1年間ベルギーで交換留学した際、語学のハンディキャップを乗り越え、一緒に受講した日本人学生半分が脱落した授業もある中で私は受講した授業の単位を全て取るという目標を達成しました。大学はベルギートップの大学で毎週の課題も多く、英語が完璧でなく専門知識も浅かった私は授業中ノートを取ることで精一杯でした。そこでまず語学面の強化のため、日々の単語勉強に加え毎日英語動画を英語字幕で観ました。また日本人が多く意識しなければ日本語で生活できた環境の中、耳を慣らすため積極的に他の留学生と英語で会話する機会を得ました。そして授業後は分からなかった部分を録音した音声を聞いて理解し、曜日ごとにやることを決めて計画的に課題と試験勉強を進めました。それでも高度な語彙や文献の多さに投げ出したくなることもあり、ある授業では一緒に受けた友人の半分が課題提出や試験の受験あきらめました。しかしそれまでの勉強をあきらめたくなく、留学を楽しいだけに終わらせず結果を残したいという思いから最後までやり抜いた結果、受講した9つすべての単位を取得できました。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだことをお答え下さい
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A.
100人規模の留学生支援団体の運営です。私は大学の留学生が日本人学生と交流できるイベントを企画する大学公認の団体に所属し、2年次に総務の一員として1年間運営に携わりました。1年の時、団体をより留学生に役立ち求められる存在にしていきたいと思い自ら総務に立候補しました。総務就任後団体としての方向性が定まらず、「留学生支援とは何か」について総務内で揉めることがありました。そこで留学生目線になって考え何度も議論を繰り返し、またイベントの参加者アンケートを見直して留学生にヒアリングも行いました。そこから日本人と友達になりにくいと悩む留学生が多いことが分かり、その後も続く関係を築けるようなイベントを企画していくことに決めました。具体的には、例えば紅葉狩りでは今まで当日にグループを発表していたのに対し事前にグループを分けその班でプランを考える形にしました。また月に一度小規模のイベントを開催して留学生が気軽に参加できる機会を増やし、私たちに親しみを持ってもらい安心できる家のような存在を目指しました。その結果、イベントに何度も来てくれる学生が増えたように感じ、実際にイベントの全体的な満足度も上がりました。 続きを読む