
23卒 本選考ES
総合職(管理・営業・編集)
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Q.
第一志望部門と理由
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A.
文芸編集。「作家になりたい、続けたい」と思う人をサポートしたいため志望する。私自身が趣味で小説を書き発信していたが、発想の行き詰まりや読者の目に留まらないことが原因で挫折してしまった。才能ある作家が同様に挫折し、面白い作品が世に出ず終わってしまうことを防ぎたい。そのために作品が売れるための客観的意見を提供したり、「あなたの作品が好きだ」と傍で応援したりすることで、作家とその志望者を支えたいと考えている。 続きを読む
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Q.
第二志望部門と理由
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A.
宣伝部門。読者が今まで縁がなかったジャンルに触れる機会を増やしたいと考え志望する。書店でも電子書籍アプリでも、興味のあるジャンル以外で目に留まる作品は、ヒット作品のみに限られやすい。他業界とのコラボ企画に用いられている作品も、ヒット作品がほとんどだと感じている。そこで、読者が日常生活で多様な作品に出会えるきっかけを提供したい。例えば、作品のミニ漫画やイラストをお菓子のパッケージに印刷する、などである。 続きを読む
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Q.
小社が発行・運営する雑誌・書籍・Webメディアに対する意見・感想
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A.
貴社が発行する「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」を取り上げる。 本作は原作小説のコミカライズ版だが、他社からも別のコミカライズが発行されている。そのため需要が二分されていると推測する。そこでクロスオーバーで両作独自の魅力を紹介し合うなど、読者が二冊とも購入したくなる企画を立ててはどうか。 続きを読む
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Q.
小学館の強み
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A.
学習を楽しむコンテンツを出版という枠組みに留まらず手掛けている点が、貴社の強みだと考える。その一例が「ドラえもん学習コレクション」だ。学習に本ではなくゲーム機を組み合わせる試みは他の出版社では見られないように思う。加えて版権キャラクターを用いて子供達に親しみを感じさせ楽しさを強化する点は、教育業界の他社にも真似できない強みであると考える。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
目標に向かって周囲を巻き込む力がある。いかに周囲を巻き込みチーム全体を強くするかを、一年生の頃から意識してきた。この目標のために様々な企画を行った。例えば一年生の頃に一年生だけの部内戦を行った。まだ試合慣れしていない一年生が、試合本番で緊張しすぎないようにするためだ。試合のシミュレーションができただけでなく、一年生全員が「もっと高い点数が出せるようになりたい」と感じ、練習量を増やすきっかけにもなった。三年生になった今は、限られた時間の中で個別的な悩みをどのようにフォローするかが課題だ。 続きを読む
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Q.
大学時代にのめり込んだこと①
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A.
アーチェリー部での活動に注力した。その中で養われたのが、思うようにいかなくとも一つの物事に取り組み続けられる粘り強さだ。昨年の夏、アーチェリー部でチーム内最下位の点数を出すほど成績が落ちた時期があった。復調の兆しが見えず、練習が億劫なあまり部屋で蹲ってしまう日もあった。それでも「とりあえず練習着に袖を通そう」「とにかく練習場に行こう」など、少しの力でできることを積み重ねながら、練習を続けた。すると次第に違和感を言語化できるようになり、周囲に的確な相談ができるようになった。そこから徐々に点数を伸ばすことができ、秋の大会で二位に入賞した。この経験では練習を重ねたことに加えて、周囲のアドバイスの存在が大きかった。一人で悩みこんでしまう癖があったが、この出来事で客観的意見の重要性を痛感した。 続きを読む
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Q.
大学時代にのめりこんだこと②
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A.
アルバイトにも力を注いだ。百貨店にある総菜販売店の販売員だ。主な仕事は接客とレジ打ちだ。自分の紹介で商品を手に取ってもらったり、気遣いが喜ばれたりした際にやりがいを感じる。以前ご年配のお客様が来店した際に、「塩分量が少なくて美味しいお弁当はどれかしら」と聞かれた。それぞれの弁当の塩分量を調べた上、お客様の好きな食材も聞いて商品を選んだ。すると後日再来店された際に、「この間のお弁当美味しかったわ、ありがとう」と言われた。以降もお客様一人一人と丁寧に向き合う接客を心がけている。昨年秋からは、夕方以降に一人でレジに立つことが増えた。夕方からは新たに値引きシールを貼る業務が加わる。売残りを少なくしつつ売り上げを最大にできるタイミングの見極めが難しい。より人の流れを推測する能力を身につけていきたい。 続きを読む
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Q.
人生で「とっておき」の本の作品名と著者名、その本を紹介する推薦文①
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A.
獣の奏者/上橋菜穂子/差別、獣、戦争。そこには「分かり合えなさ」が生んだ壁がある。「知りたい」気持ちに突き動かされる主人公が、壁を生んだ歴史を紐解く。「分かり合えなさ」を抱えながらどう共生していくか。考えさせられる一冊だ。 続きを読む
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Q.
人生で「とっておき」の本の作品名と著者名、その本を紹介する推薦文②
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A.
がんばらなくても死なない/竹内綾香/学校でも会社でも、私達は常に「頑張ること」を求められる社会で生きている。そんな私達に、「頑張りすぎなくても大丈夫」とコミカルにエールをくれる本書。読み終わればきっと、少し呼吸が楽になる。 続きを読む
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Q.
手本にしている人、学んだこと
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A.
高校時代のアーチェリー部の先輩を今でも手本にしている。自分の調子が悪くとも、チームの雰囲気が暗くならないように、決して表情を曇らせない方だった。励ましたりアドバイスしたりすることだけがリーダーの仕事ではない。ネガティブな表情を見せない努力も必要なのだと学んだ。 続きを読む
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Q.
2年以内に購入した大切なもの
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A.
昨年夏に購入した白のスカートを大切にしている。今まで女の子らしい服は合わないと避けていた。しかしこのスカートが「似合う」と褒められ、以降自分に合うものを決めつけないようにしている。 続きを読む
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Q.
10年後、出版人としての自分
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A.
私は現在、地元で公共図書館の予算が削減されていることに問題意識を持っている。本が人々に親しまれ続けるために図書館は欠かせない。そこで「面白い本」を世に送り出し続け、より多くの人々に本が求められるようにしたい。そして図書館のニーズを高め、加えて出版社の収益向上と両立できる図書館の在り方も考えたい。 続きを読む
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Q.
新規ビジネスのネーミングとジャンル・内容
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A.
藝大アートキャラバン/教育と芸術両面に関わるビジネス。貴社が東京藝術大学と共同プロデュースした藝大アートプラザと同様のものを、期間限定で各地方で展開する。地方の子供達が芸術に興味を持つきっかけになりうる。また地方での反響がアーティスト達の新たな発想にも繋がると考える。加えて関連書籍の紹介や販売も行い貴社の収益向上も狙う。 続きを読む
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Q.
出版業界以外の希望進路、その理由
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A.
食品製造業界。社会に出るにあたって「人の心に響くものが作りたい」という思いがある。そこで本と同様に、長く自分の身近にあり幾度も幸福や感動をもたらしてくれた食品にも関心がある。もし食品製造業界に就職した場合は、「今日は辛いこともあったけど、これが食べられたからいい日だった」と思われる商品を作りたい。 続きを読む