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保土谷化学工業株式会社 報酬UP

【未知の可能性を探る魅力】【21卒】保土谷化学工業の製造技術の本選考体験記 No.8786(千葉大学大学院/男性)(2020/7/9公開)

保土谷化学工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒保土谷化学工業株式会社のレポート

公開日:2020年7月9日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 製造技術

投稿者

大学
  • 千葉大学大学院
インターン
内定先
入社予定
  • JFEスチール

選考フロー

企業研究

化学メーカーの中でもここは素材メーカーに位置する。素材メーカーの中でも、ここの会社は有機EL材料やアルミ着色材料が強みである(アルミ着色材に関しては、横浜工場だけでなく郡山工場にも最近増設した)。会社に関する情報が少ないので就活会議やみん就などを始めとして、説明会も参加した方がいいと考える。また、この会社で自身の研究はどんなことが活かせそうか探すためにJ-PlatPatを使った特許の検索を余力があればするといい。もし「研究を活かそうとするならどの分野をやりたい」と聞かれたときに答えやすいかもしれない。また、この会社は小規模であることから少数精鋭がキーワードになると思う。人が少なくてもやっていけるという自信がないと後々厳しいかもしれない。

志望動機

私はモノづくりを通して社会に貢献できる仕事をしたいと思い就職活動をしており、大学院で学んだ化学の知識が活かせる化学メーカーに興味があります。様々な化学メーカーの中でも貴社は、基礎化学品の過酸化水素から機能性色素材料である有機EL材料まで幅広く事業を手掛けていることに魅了されました。また、貴社は若いうちから責任のある仕事を任せられる、少数精鋭の企業であることを伺い、その点にも惹かれました。若い頃から仕事を任せられることは、早いうちから仕事を通して自分を成長させることができると考えています。貴社に入社した際には、機能性色素セグメントの製造技術職を務めたいと考えております。機能性色素セグメントの1つである有機EL材料はスマホやテレビのディスプレイに使われ、今後も社会に必要とされます。私が大学院で学んだことを活かしながら、貴社でモノをつくることで社会に貢献していきたいと考えております。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

学業以外で力を入れたことと、そこから学んだことをご記入ください。(クラブ、サークル活動、スポ―ツ、ボランティア等)

ES対策で行ったこと

マイナビのMy Career Boxを利用して提出する。そのため、ありきたりな質問になるためそこまで大変ではない。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

自身で購入したSPI参考書を基に勉強した。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

1次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
技術系出身の人事、若手の人事
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

志望動機などを言う際に、ESを丸暗記したものをしゃべるのではなく会話をしていくように答えるようにした。

面接の雰囲気

とても和やか。会話をしながら相手がどんな人か見極めるような感じであった。1次は技術面接であるため、研究に関する質問がメイン。特に答えに窮するような変な質問はない。

1次面接で聞かれた質問と回答

なぜ現在の研究テーマを選択したのか教えてください。

私がこのテーマを選択した理由は、新たなことを発見することにチャレンジしたいと考えたからです。現在のテーマは私が考えたわけではなく、指導教員からいくつか提示されたテーマの一つでした。○○(金属)が触媒作用を有することは同時の私は知らず、ありきたりな金属ということしか知りませんでした。また指導教員からの話を聞くと○○が触媒として機能する報告例はほとんどないと聞きました。そのため、まだ誰も知らない○○の可能性を自分で探査することにとても魅了され、現在のテーマを選択いたしました。未知なところが多いため大変なことも多いですが、世界で知られていないことを自分自身で見つける喜びを現在感じながら研究を進めています。

実験で取り扱う装置を教えてください。身に着けたスキルもあれば教えてください。

触媒活性の評価のためにHPLCやGCを取り扱っています。○○触媒を用いてアルコールの脱水素反応を行いますが、その際には目的物がどのくらい得られたか確認するためにそれらの装置を使用します。また取り扱う触媒そのもの状態を確認するためにFT-IRやXRDなどを取り扱っています。調製した触媒が目的のものと同一のものであるか確認するために、結晶の様子や構成物質を調べる必要があります。そのためそれらの装置を用います。またスキルとして、抽出方法を身に着けました。HPLCで測定する際には、触媒などが混ざっていると測定できないため精製を行う必要があります。そのため反応後の液体を液液抽出をすることで生成物の抽出を行いました。

最終面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
人事部長
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

将来のビジョンが持てていたことや就活の軸などがはっきりしていたことよかったのではないかと考えている。突然化学工学に関する知識も問われたがそれも答えることができたのもプラスに働いのではないかと考えている。

面接の雰囲気

最終面接ではあったがとても和やかに進行した。面接官の一人は自分の大学のOBであったため、大学の話などでも盛り上がった。どのくらいの志望度かを聞くような感じであった。

最終面接で聞かれた質問と回答

どのように仕事をしていきたいですか。

私は将来は研究も製造もどちらも精通しているような人間になりたいと考えています。私は現在製造職で希望を出しています。はじめの頃は現場に近い仕事を触れて知識や経験を積んでいき、5年後などにはそれらの知見を持ちながら研究に携わりたいと考えています。研究でも知見を得ることができたら、また製造に戻り最終的にはすべてのことを知っている人間になりたいと考えております。事業分野に関しては機能性色素材料に興味があります。私の研究で取り扱っている触媒は錯体触媒であることから、錯体に関する知識は持っています。例えば、アルミ着色は金属錯体であり、そこの分野でなら自身の研究での経験を活かせるのではないかと考えております。

化学メーカーを複数受けていますが、その中で選ぶ基準があったら教えてください。

私が化学メーカーの中で選ぶ基準は2つあります。1つ目は、自身にとって長く働けそうかどうかです。私は会社を転々とするのではなく一つの会社に長く働きたいと考えています。長く働けるかどうかを判断するために、客観的には会社の3年後定着率や離職率などを見ています。他にも直感的にはなりますが説明会や面接の中で社員さんをお話し私の性格とあっているかどうかも見ています。2つ目は、会社の規模です。ベンチャー企業のような規模では会社員一人当たりにかかる負担は大きいですが、反対に大きすぎる会社だと自分の裁量では仕事ができないと話を聞きます。そのため、大きすぎなくて、かつ、小さすぎないちょうどいい会社の規模を志望しています。御社は私にとってはどちらも満たしていると感じています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

他社の選考があることは最終面接の時点では伝えており、電話で改めて聞かれる。他社の選考を続ける場合、内々定受諾期限は設けられなかったが、長くは待てない(1, 2週間まで)とは伝えられた。

内定に必要なことは何だと思うか

ある程度会社のことを調べていないと面接での答えに困ってしまうかもしれない。そのため、会社ホームページに掲載してある事業内容などはよく調べておく必要があると考える。また会社に関する情報が少ないので(四季報でも詳細が書いていない)、説明会や大学のOBOG訪問に参加する機会があるなら参加すべきと思う。面接の際に、「御社の志望度が高い」というアピールをすれば選考は進みそうだと感じた。また、少数精鋭はキーワードとなるので志望理由を考える時にから絡ませるといいかもしれない。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

例えば志望動機を言うときなどは、ESをそのままの内容でしゃべるのではなく、自然と会話していくかのように話すことが大切と考える。質問に対する答えがすぐに思いつかなくても、「わからない」と答えるより、時間をもらって答える方がいい。

内定したからこそ分かる選考の注意点

面接はいずれも和やかであるため気が緩みそうになる。楽しげに話すことも大切だが、砕けすぎないようにすることは大事。製造を希望したためか化学工学に関する質問が来た(「ベルヌーイの定理を説明して」)。この会社に限らずとも、同じような業種を受けるなら、化学工学の教科書を斜め読みくらいはしてもいいかも(就職活動を始める前くらいに)。

内定後、社員や人事からのフォロー

最終面接通過後、懇親会という名の会社説明会をした。

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保土谷化学工業の 会社情報

基本データ
会社名 保土谷化学工業株式会社
フリガナ ホドガヤカガクコウギョウ
設立日 1916年12月
資本金 111億9600万円
従業員数 922人
売上高 442億6100万円
決算月 3月
代表者 松本祐人
本社所在地 〒105-0021 東京都港区東新橋1丁目9番2号
平均年齢 41.6歳
平均給与 644万円
電話番号 03-6852-0300
URL http://www.hodogaya.co.jp/
NOKIZAL ID: 1138577

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