【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】役員【面接の雰囲気】面接というよりは、意思確認のような感じでわずか20分ほどで終わりました。1、2次面接で聞かれた質問を再度され、最後に握手もしました。入社決定を迷っていることを伝えると、約2週間先にあった懇親会までに決断してください、と言われました。【あなたの強みと弱みを教えてください。弊社で強みをどう生かし、弱みをどう克服していくか、についても自分なりの考えを教えて下さい。】「強みは、目の前のことに最善を尽くせることです。小1から5年間、『英語を得意科目にする』という目標で、NHKのラジオ英語を継続しました。また、友人の相談に親身に対応する等、自分の目標や自分を頼りにする人に全力で向き合ってきました。入社後は、自分の担当売り場や店舗をより良いものにするために、従業員の士気を高められるよう、常に目標を共有し、達成に向けて一緒に努力していきたいです。弱みは、慎重になって判断に時間がかかることです。決断を迫れても、他の可能性等を考え、判断出来ない事があります。その時は、時間をかけられる事か見極めて、優先順位をつけて対応します。特に競合の多い小売業界では、他社に先駆けての提案やニーズへの対応が不可欠になります。入社後は、経験値が高い先輩はもちろん、動同期とも信頼関係を築き、協力しながら一つ一つのことに全力を注ぎたいです。」何度かされたことのある質問でしたが、丁寧に且つこの業界でどう活かせるか、を自分なりに考えて回答しました。【内定を出したいと思います。他に迷っている会社はありますか。ある場合は、何があなたにとって弊社よりも優れているのか詳しく教えてください。】「はい、正直に申し上げるとございます。現在国際物流の会社からも内定を頂いており、そちらと悩んでおります。理由としては2点ございます。一点目は、内定をもらっている会社の方が英語を使って海外で仕事ができるチャンスが格段に多いことです。私は、強みで申し上げた通り、幼少の頃から人一倍英語に力を入れてきました。それに更に磨きをかけ、自分の力を試したいと思っています。採用人数も少ないので、海外研修メンバーに抜擢される可能性が高いのです。二点目は、常に世界とのつながりを、ものを運ぶことを通して感じられるからです。毎日、世界中の取引先と連絡を取るので、自分が世界をつないでいる、という感覚を感じながら仕事ができます。しかし、貴社のような手厚いセミナーや座談会のようなものがないまま内定を頂いてしまっており、不安点が多いです。貴社の場合は、これまで何度も様々な社員の方々とお話をしているので、入社後の働き方のイメージがしっかりと出来ています。」内定をもらっている会社とイオンリテールとの違いを明確に述べ、面接官に悩んでいる理由をきちんと理解してもらえるように意識しました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】ESを見ながら、一つ一つの回答に対して確認をされる形式であり、最初の頃から考えや意見が変わっていないか、を確かめているように感じました。最終的には、違う会社に入社意思を固めましたが、正直に他の会社と迷っている、と伝えても「あなたの考えを大切にしてください。回答はもう少し待ちます。」とおっしゃって頂き、精神的にもかなり助けられました。入社後は、まずは直接のお客様との接客から行うため、どれだけ明るく丁寧な対応が出来る学生なのか、というのは一次面接から変わらず見られていたポイントだと思います。
続きを読む