22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 電気通信大学 | 男性
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Q.
"アピールしたい研究"
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A.
現在の消化器官の主な検査方法は内視鏡検査やバリウム検査です。これらはがんやポリープなどの発見に適しています。しかし患者への精神的・肉体的負担が大きく、pHや特定物質の検知が難しいといった短所が挙げられます。それらの欠点を補うために、可食材料のみで作製された経口摂取可能なセンサによる、体内の化学情報の取得を目指します。研究テーマにある「メタマテリアル」とは、光を含む電磁波に対して自然界の物質にはない振る舞いをする人工物質のことです。これは電磁波の波長よりも細かな構造体を並べたもので、ある周波数の電磁波に対し磁気的な共振を起こす特性があります。共振とは、照射された電磁波がグラフ上で鋭い波形を示すときに起きている現象です。この特性に注目し、本体の構造を「サイコロ型のシリコン製剤の各面に、マグネシウムでできたC 型のリングを張り付けたもの」にします。形状をサイコロ型にし、各面のCの向きを変えることで等方性(方向に依存しない性質)を出し、どの角度から電磁波を照射しても共振が起きるように工夫しました。シリコン製剤とマグネシウムは腸内で消化しやすく、かつ人体に害のない性質を持っています。さらに、この本体を特定の腸内細菌や酵素で分解される化学物質でコーティングします。これを経口投与し腸内に到達した時点で、腸内細菌によりコーティングが分解されます。露出したマグネシウムへ体外から電磁波を照射することで、共振を発生させ、共振により増幅された反射波を検知することで腸内細菌の存在を確認できます。 続きを読む
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Q.
志望動機
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A.
私が貴社を志望する理由は3つあります。1つ目は「情報化社会に貢献し、世界を感心させるものづくりがしたい」という理由でこの業界に興味を持ったからです。企業研究を進めていく中で、様々なものの自動化、IoT化が世界中で、今後さらに進むだろうと感じました。それに伴い、獲得した膨大なデータは、後に活用するために保存されます。その際に高性能なHDDが不可欠であり、HDDの開発をすることで、より便利な社会生活の実現に貢献できると考えました。また貴社で働いていく中で新しい部品を作り、世界の技術者と切磋琢磨していきたいです。2つ目は留学中、「3D Modelling」という授業でグループワークをした経験や、研究生活で学んだことを貴社のプロセス装置の開発で活かし、貢献できると考えたからです。この授業ではチームメンバーの得意分野をヒヤリングし役割分担した経験をしました。また研究室ではCOMSOLを用いた物理シミュレーション技術を身に付けました。これらの経験はチームでの開発や部品の評価に活かせると考えます。3つ目は貴社ならではの働き方です。市場シェアの4割を占めており、世界に与える影響も大きいかと存じます。仕事では要求されることが変わっていき、また変化のスピードがとても速い中で働くことで、成長していきたいです。スピード感を持って、多くのことを勉強できる環境で技術者としてのキャリアを歩みたいです。 続きを読む