【22卒】みなと銀行の夏インターン体験記（文系/みなとサマーインターンシップ）No.11388（立命館大学/女性）（2020/10/15公開）

銀行で働く営業の方が、一般のお客様ではなく法人のお客様と深く関わるということを知り、イメージと違う印象を受けた。また、ロールプレイングを通して、相手の学生とお互いにフィードバックを行ったことで、自分の強みや弱みを考える機会となった。みなと銀行の社風や、業務内容についての理解が深まり、自分の適性に合致するのかどうかを考えることができた。

企業分析や業界分析は、ある程度行いましたが、M&Aや地域活性化などの細かい事業内容に目を向けられていなかったため、そうした細かい事業に焦点を当てるべきだった。どのように行われているのかを事前に調べておくとスムーズにワークに取り組めたと感じる。

ロールプレイングを通じて、自分が銀行員役となり商談までの流れを体験したということが一番大きい。顧客役の方とも、その日に初めて会った方なので、どのような話し方をすれば、相手のふところに入れるのかなど試行錯誤しながら渉外を行うことで、イメージが少し湧いた。

グループワークを行う際に周りの学生の優秀さに圧倒され、あまり意見を出すことができなかった。今回のインターンシップでは、金融に興味がある人が多かったからか知識のある方ばかりで、自分自身の知識の無さを露呈できず、ついていけなかった。本選考ではさらに、知識の深い学生が多いと感じ、少なくとも今の自分では、優秀な学生と真っ向から立ち向かうことは困難かと感じたから。

志望が下がったのは、法人相手の営業が主であることが理由。企業の社長さんなどとのかかわりでは、自分自身の成長や新たな知識の定着には非常に良いと感じた。しかし私は、金銭的支援により企業を支えることでやりがいを感じるのか、と考えたところ、自分のやりたいこととは違うように感じた。

インターンシップ参加者のみのイベントや早期選考の案内などは、9月になった今でも一切ない。またインターンシップ最中にもそのような案内はなかったため、特に有利になるということはないと感じた。

休憩時間等に、グループワークではどのような意見が出たのかなど、プレゼンで言えなかったような内容まで聞いてくださった。またロールプレイングでが、ところどころ詰まってしまう部分があった。すると、まわっていた社員の方が「なにか困っていることがあるか」と尋ねてくださり、アドバイスをくれたため、その後のワークに活かすことができた。

私は志望業界が定まっておらず、興味のある範囲内での業界を知りたいと考え、参加を決めた。参加前は特に保険業界を志望しており、その他には、人材、化粧品メーカー、インテリアメーカーなどを見ていた。軸としては、自分が興味のある業界であること、また非日常ではなく日常的に幸せを感じられるということに重きを置き、業界を絞っていた。

参加当時は、この業界に対して正直興味があまり無かった。参加して感じたことは「興味がある業界以外に対してはやはりモチベーションがもっていけない」ということに気づいた。おなじ金融業界という枠組みでも保険と銀行では、全く違い、業界研究をより進める必要があると感じた。今後は自分の興味ややりがいを兼ね合わせて今後しっかり志望業界を定めようと思う。