【食品企業の新商品開発】【19卒】源吉兆庵の夏インターン体験記（理系/企画職）No.3578（岡山大学/女性）（2018/9/12公開）

同じ学部の出身の先輩が食品企業に就職する人が多いので、とりあえず食品企業のインターンは1度受けてみようと思っていた。また、企画職の体験ということで、1番興味のある職種だったため、応募した。岡山でインターンを開催しており、交通費がかからなくありがたいと思ったというのも、大きな理由である。

特に何もしなくてよかったが、企業のホームページを見て、どんな食品を販売しているのかや、企業理念については調べていた。

新しい商品を企画せよ。

1日目にやったこと

グループごとに本社近くにある実際の源吉兆庵のお店に出向き、商品の売れ筋や客層をリサーチしたうえで、新商品について議論した。最終的に案を固めて発表した。最後には会社説明、質問会があった。

人事部長、マーケティング部の社員

なし

当たり前のことだが、やはり「自分が購入したいか」ということを前提に考えることの大切さを学べたこと。また、企画職というと華やかなイメージがあるが、実際はフィールドワークをしたり、事前調査をしたりそういった下調べの作業が大切であること。

短い時間の中でフィールドワークから話し合い、発表まで仕上げなくてはならないところ。自分たちで思いつくようなレベルの商品は既にあり、別の案を考えなくてはいけないのがとても難しかった。また、グループでの議論の時間がメインであり、社員の方とコミュニケーションをとる時間が少なかったのも残念だった。

企画職というと華やかなイメージがあるが、実際には下調べの作業がとても大切であること。また、食品企業での実際の働き方について、質問会で社員の方に聞くことができてよかった。残業時間、実力主義で若手でも海外派遣もあること、希望の職種に必ずなれるわけではないなど、良いところも悪いところも教えていただけた貴重な機会だった。

新商品のプレゼンを考えるので、源吉兆庵の企業としての強みは何か、どんなコンセプトの商品が多いかなどを知っておくと考えやすいと思う。

全体の中で企画職として働く人はそこまで多くない。源吉兆庵に入社したとしても企画職として働くかはわからないので、働く姿には結び付きにくかった。
また、企画職の体験としても1日という非常に短い時間でのワークであったため、案を詰めたり、社員の方からフィードバックを頂けたりということは無かったため、想像するのは難しかった。

インターンシップに参加している学生を見る限り、多くの人が就職活動を始めたばかりで、食品企業を第一志望と決定している学生はほとんどいないように見えたため。
また、社員の方もほとんど遠くから見守っており社員と学生の交流がほとんどなく、時間も短かったため、社員の方が評価しているようには感じなかった。

志望度に変化はほとんどなかった。
1つ目の理由として、そもそも志望度がそこまで高くなかったから変化がなかったからである。
2つ目にメインは学生同士の議論の時間で、社員の方から話を聞く時間が少なく企業の実態をあまり詳しく理解できなかったためである。

特に有利にはならないと思う。インターンシップに参加したから特別選考があるといった類の話も聞いたことがないし、評価するには時間が短すぎてそこまで学生を理解できないと思う。本当に、体験に近い軽めの内容である。

同じ学部の先輩の多くが食品企業に就職しているということを何となく知っていたため、私も食品企業に就職できたらいいのかな、とぼんやり考える程度だった。岡山で就職出来たらいいなとも思っていたので、岡山に本社があり、ネームバリューもある源吉兆庵はすてきだと思っていたが、そこまで明確に目指している企業はなかった。

食品企業に興味は持ったが、就職したいとは思わなかったので見る業界は広がった。
また、企画職に最も強いあこがれを持っていたが、実際に少し体験してみて、自分には発想力がないこと、またイメージしていた仕事内容とのずれを感じ、学部だけで決めつけず、別の業界も適性を踏まえながらきちんと見てみようと思って、視野が広がったので、よかったと思う。