- Q. 志望動機
- A.
株式会社KOKUSAI ELECTRICの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒株式会社KOKUSAI ELECTRICのレポート
公開日:2022年4月19日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種名
-
- 技術系職種
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインでした。
企業研究
①企業研究で行ったこと:半導体製造装置業界においてのポジションを確認した。また、半導体製造の一通りの流れを確認した。
②調べておいて役に立ったこと:半導体製造装置業界で世界11位であるということ。一連の半導体プロセスの中でその企業がどのような部分の装置に携わっているかという事。
③もっと調べておけばよかったこと:半導体製造装置業界において競合となる他の企業(東京エレクトロンやSCREENなど)とどこが違うのか。どのような技術が優れているのか。また、半導体製造に対して自分がどのような貢献ができるのかを聞かれたので、実際にどのような専門性を生かすことができるのかという視点で業務内容を確認しておくとよい。
志望動機
「半導体の専門性」と「社風」の軸に合致したためです。前者では、半導体知識を生かして、最先端の半導体技術開発に貢献したいです。貴社はSPEで微細化を牽引する最先端の技術を有し、高いシェアを持ちます。私は、デバイスの量産に携わった経験を生かして、SPEに求められる安定感や歩留まりの観点で研究に携わり、半導体企業の求めるものを理解したSPE研究者になりたいと考えます。後者は、プロ意識を持つ研究者と働きたいです。なぜなら、国際実験グループで研究した経験から、そのような研究者との研究がお互い大きく成長するための最も効率的な手段だと学んだためです。座談会の経験から、貴社の研究者は、最先端の技術を扱う誇りを持ち、技術を深く理解する方が多い印象を受けました。私が貴社で働く際には、自身の専門性向上を目指すだけでなく、関わり合いを通してお互いの専門性を高めあえるような関係を目指していきたいと考えます。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2022年01月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
自己PR、専攻・論文内容、テーマ選択理由、学チカ、会社選びの軸や重視している事
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
ほとんどの質問が400字程度の分量で書くことができるものだったので、自分らしいエピソードを多めに交えながら書いた。
ES対策で行ったこと
この企業のES情報は就活サイトにもほとんど上がっていなかったため、競合他社となるような半導体企業のエントリーシートの体験談を参考にして書いた
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年02月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 全員人事
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
他の競合他社でなく、なぜその企業を選んだかというロジックをきちんと説明できることが大事だと考えます。
面接の雰囲気
少々圧を受けるような面接だった。オンラインで面接ルームに入って一言目が志望動機をきかせてくださいだったため、お互いの自己紹介等なかった
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜ機械エンジニアを志望しているのですか?第二志望の職種であるプロセスエンジニアでない理由はなぜですか
研究では、必要なものをなんでもやる経験をしてきました。冷却が必要だから冷却セットアップをCADで設計したり、測定に必要な治具を基板カッターで開発したり、温度測定のためにラズパイとNTCを用いて環境を測定したりしました。半導体を扱う上で、環境を正しく整備することは大切で、その経験を生かして機械エンジニアとして活躍し、半導体製造を支えたいと考えるようになりました。
プロセスエンジニアに関しても大変興味を持っています。大学の研究では半導体デバイスのシミュレーションを行ったこともあるので、半導体の構造に興味があります。しかし自身のやってきた専門性という観点で、機械エンジニアの方がマッチしていると考えたため機械エンジニアを第一志望しています。
あなたの強みは何ですか
私の強みは周囲を巻き込んだ学習環境構築です。社会のニーズに答える研究者になりたいという想いから、大学時代には2つの勉強会を創設しました。1つ目はニュースや本で得た産業知識を共有して社会のニーズを学ぶ会です。生の声を聴くために企業のエンジニアも交え、週一冊の読書とスライド発表を2年間続けています。また専門的な研究知識をいち早く学ぶため、助教やPhDを巻き込んだ輪講会を立ち上げました。日頃質問しにくい先生・上級生に対して、気軽に質問できる環境つくりを行ったことから、複雑でスピードのあるゼミの内容をより深く理解する場として1年以上活用されています。このように、社会のニーズに答える研究者という自身の目標のために、産業知識と専門知識を学ぶ環境を自ら構築したことが私の自信です。貴社で働く際にはニーズを理解した研究を行うとともに、不足している知識があった際には周りを巻き込んで学んでいきたいです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2022年02月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 全員技術者
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
単純な研究内容の理解だけではなく、位置づけや役割といった俯瞰的な視点で研究を理解しているか見られた。
面接の雰囲気
技術者の中でも一人は温厚そうな印象を受け、詰まった時にはフォロー等してくれました。残り二人は研究内容に鋭い質問をしてきました。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
何の研究をしていたのですか?その中であなたの研究の位置づけと、どのようなことが要求されたかを教えて下さい
研究では素粒子実験研究室に所属しており、カメラの中に入っているイメージセンサによく似たデバイスを研究していました。このデバイスは光ではなく、荷電粒子を検出して電気信号を発生するデバイスです。3つのパートから構成されており、粒子通過時に電流を発生させるセンサー部と、アナログな電流情報を01の電気信号に変換するロジックです。私は両方に携わっておりました。役割としては、デバイス量産前の品質評価という下流側です。求められたことは、品質を評価する必要があったので、動作が本当に問題ないかの最終確認をすることでした。統計学や負荷実験を用いて実際の動作に問題がないことを評価しました。また、現在はデバイス開発の中でもソフトウェア面を学ぶためにアメリカで研究活動を行っています
熱に関して興味を持っているとのことですが、どんなことをしましたか?また入社後にどんなことをしたいですか?
研究の中で、直接的、間接的に熱を研究しました。研究で使用した半導体デバイスは動作時の発熱が大きいものだったので、冷却治具を自身で設計しました。設計には機械エンジニアがよく使うようなCADを用いています。また、半導体デバイスの動作では、熱が性能に大きな影響を与えるため、熱的負荷をかけた検出器の動作測定を行いました。その中で、半導体デバイスを扱う上では熱を意識した設計や動作環境構築が重要であると学びました。貴社で働く際には、半導体製造中の熱をなるべく一定に保てるような環境構築を行いたいです。特に機械エンジニアでは熱流体解析等をする機会があると思うので、シミュレーションなどで熱の影響を最小限にできたらと考えています。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2022年04月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
会社の知名度がなかったため。よく知られている会社で働きたいと思った
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
分からない
内定者の所属大学
分からない
内定者の属性
分からない
内定後の企業のスタンス
他の企業の選考結果を見ながら検討したいというこちらの要望に沿って1か月以上待ってくれた。企業の比較に必要な情報は聞けば迅速に提供してくれた
内定に必要なことは何だと思うか
一次面談では企業への志望動機や人柄を見られている印象を受けた。企業が何をやっていて、どういう就活の軸にマッチしたかを自分の中ではっきりさせておいて、意欲をアピールする必要がある。二次面接の技術面談では、研究に対する理解を深堀されるので、しっかり対策した方が良い。特に、研究への取り組み方や、持っている専門性をアピールすることが有効と考える。一次面談と二次面談で効かれることの毛色が大きく変わるので、それぞれで準備しておく必要がある。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
会社でやりたいことが明確かどうか。半導体製造装置業界は大学の研究がドンピシャに当てはまる人が少ない業界だから、どれだけ自分で調べて業界を理解しておくか、そしてどんな作業で自分の専門性を生かせるかを自分なりに考えていくことが、他の人との差別化につながると思う
内定したからこそ分かる選考の注意点
選考の面接は常に相手が3~4人、自分が一人で行われるので次々と来る質問にスラスラ答える力が必要。そういう意味ではしっかり練習していないとつらい会社かもしれない。一次面接ではよくあるテンプレ質問がたくさん来るので、一通り自分の中で準備しておく必要がある。二次面接では自分の答えに対してさらに深るような質問が多いので、嘘は言わない方が良い
内定後、社員や人事からのフォロー
企業の給料、福利厚生といった労働条件を教えてくれた。
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KOKUSAI ELECTRICの 会社情報
| 会社名 | 株式会社KOKUSAI ELECTRIC |
|---|---|
| フリガナ | コクサイエレクトリック |
| 設立日 | 2017年12月 |
| 資本金 | 140億8600万円 |
| 従業員数 | 2,595人 |
| 売上高 | 2389億3300万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 塚田 和徳 |
| 本社所在地 | 〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3丁目4番地 |
| 平均年齢 | 44.5歳 |
| 平均給与 | 862万円 |
| 電話番号 | 03-5297-8515 |
| URL | https://www.kokusai-electric.com/ |
