【未知の業界への挑戦】【20卒】バローホールディングスの冬インターン体験記（理系/SCDP）No.4013（京都大学大学院/男性）（2018/11/21公開）

このインターンに参加した1番の理由は交通費，報酬が出ることである．しかし，今まで検討したことのない小売・流通業界の話を聞くことができるインターンだということ，SCDPという特別枠でのインターンだったことも理由の1つである．

このインターン選考に受かるために行った対策は特にないが，受かったあとに読み物を読むように指示があるため，それをさらっと通読した．

バローの新規事業提案

1日目にやったこと

午前中：バローホールディングスを中心とした，小売・流通業界の仕事内容の概要説明
午後：未来年表をもとにしたバローの新規事業提案のグループワーク（4人1組），その発表

SCDP人事

なし

プレゼンをするときのストーリーの組み立て方，数値を使って説明することの重要性，1スライド1メッセージの原則，発表時間を守ることの重要性など様々なプレゼンの基本を教えてもらえた．

午前中の企業・業界説明が冗長で，抑揚がないものだったため退屈であった．午後のグループワークは，与えられている情報が限られているため定量的に評価しつつアウトプットを出すのが困難だと感じた．また発表以外のグループワーク中は社員の方が部屋にいなかったため，何を見て評価しているのかがよくわからなかった．

このSCDPインターンシップに参加したことで，普通に理系として就活をしているだけでは見ることのない小売・流通業界の仕事内容，課題などを知ることができた．また，グループワークの発表を通して，プレゼンの基本や原則を教えてもらえたのもよかった点だと思う．

インターンシップ前には，事前にメールで送られてくる読み物に目を通すだけでなく，会計などの基本知識もあるといいと思った．

バローで働いている自分を想像することができなかった理由に関しては，SCDPの説明が大雑把すぎたことが挙げられる．1dayのインターンなので説明が概要のみになるのはある程度致し方ないと思うが，せっかく特別枠としてインターンを開催しているのだから，特別な部分の説明にもっと時間をかければよいのに，と思った．

本選考で内定が出ると思ったのは，インターン参加者は本選考でのwebテストが免除されたり，面接で優遇されたりするということを聞いたからである．実際に先輩社員に聞いたところ，インターン参加者は本選考で内定が出やすいという旨の話をしていたので，間違いないと思う．

インターンシップ参加によって志望度が上がらなかった理由としては，肝心のSCDPの説明が不十分だったからというものが挙げられる．確かに，小売・流通の概要は分かったし，SCDPが幹部候補であるということも分かったのだが，そのSCDPの具体的な待遇や仕事内容などの説明が足りなかった．

インターンシップへの参加が本選考に有利になると思ったのは，インターン参加者は本選考でwebテストが免除される，面接で優遇されるという旨の話を聞いたからである．もらった資料にも書かれていたし，先輩社員も言っていたので間違いないと思う．

インターンシップに参加前の志望企業・業界は，サントリー，キリン，アサヒなどの酒メーカー，旭化成，積水化学などの化学メーカー，大阪ガス，関西電力，JXTGエネルギー，JR東海などのインフラ系である．これは，「より多くの人々・社会に基礎・基盤となるものを提供する企業」という企業選びの軸に沿ったものである．

このインターンシップへの参加が志望企業・業界に与えた影響は，あまりない．自分の企業選びの視野を広げるためにこのインターンシップへ参加し，実際自分が知らなかった分野の仕事を知ることができたのだが，自分の志望企業・業界にはならなかった．それは，自分の志望企業・業界に比べて人々に与える影響が小さい分野だと感じたからだ．