【流体力学の舞台で輝け！】【21卒】東洋設計の夏インターン体験記（理系/計画・設計）No.6026（東京工業大学大学院/男性）（2019/6/25公開）

流体機械などの流体力学を当時専攻したいと考えていて、流体力学を実際に取扱っている企業に興味があった。また地域密着型の建設コンサルタントで非常に良い社風であることが伝わってきたので今後の就職活動にいわゆるホワイト企業の雰囲気を知っていられればという理由

インターンシップでは主に流体力学を利用した浄水場やマンホールの設計をすると教えられていたので、主に流体力学（特に流体機械や水理学）環境学の勉強など
取り扱うCADソフトが学校で使用しているソフトとは違うフリーソフトだったので少し触れたりした。

占有敷地に合わせた浄水場の設計・流量や位置エネルギーから換算したマンホールの設計 フィールドワーク

前半にやったこと

会社についての説明，本社人事部長との面談，社長面談，マンホールの設計（流体力学を知らなくてもエクセルさえ触れればできる），実際に会社が担当した浄水場の見学とそれに関するレポート

後半にやったこと

占有敷地，必要とされる流量や建物の形から最適な浄水場の形状の設計を行う．全5日間で行ったことや会社についての感想をレポート及びスライドにまとめて，各部門の部長クラスの方々の前でプレゼン

各部門の部長

なし

安全性への配慮や建築コンサルタントとしての在り方，事業所内での円滑な雰囲気の作り方や仲間と協力する姿勢など
インフラに対するコンサルなので公共事業にかかわる安定性など

事業所やフィールドワークで行った浄水場が家から遠かったので朝早く起きるのが大変でした．参加者の中で一応最も学歴が高い大学だったので他の参加者よりも圧倒的な差をつけてプレゼンを終了できるように課題のクオリティとこなす量，プレゼン作成を努力した．

基本的に穏やかな雰囲気で社員同士が成績を競い合うなどのことはないが，一部の方は常に資格の勉強や努力を惜しまない方で,安定していても常に自分の中に上昇志向を持ち続けることが重要だと感じた．またコンサルとしてインフラ関連の機械を扱う者として安全性への配慮を重要視していることを強く感じた．

会社で使用していたCADソフトに対する理解が浅かったので使用法を理解するまで少し手間取った．流体力学はある程度勉強することが大事だと感じた．

インフラ設計などの公共事業に対するコンサルティング業務がメインなので営業を行えるわけでもないので会社自体に発展の将来性がない．社長が完全なる他分野からの天下りであったため，自分の昇進の限界もある程度わかってしまい，自分の考える人生のビジョンとは合っていなかった．

参加者の中で最も優秀だと人事部長や事業所の部長に行っていただけた．また，インターン終了時に人事部長の方から個人的な付き合いでもいいからぜひ就職活動に協力させてくれと言っていただけた．また後日自宅宛てに手紙が届き，就職活動時に応募すれば内定を出す旨が書かれてあった．

志望度が下がった理由は働くビジョンが見えなかったこと，この会社の平均年収が自分の欲しい額より低かったこと，社風や事業所内の雰囲気などがあまりにも緩すぎて自分自身の成長につながりにくそうであったことなど．一番は社長が天下りで自分自身の昇進に働く前から限界を知ってしまったこと．

インターン参加者の情報は社内で管理し，成績優秀者であれば応募するだけで内定を出すと人事部長がおっしゃっていた．優秀ではなくとも参加者にはある程度先行に対する優遇はあると言っていた．

特に決めてはいなかったが機械系メーカー大手かIT系大手もしくはベンチャーを考えていた．具体的には機械系メーカーは富士重工やトヨタ自動車，SONYなどIT系大手は野村総合研究所や日本IBM，ITベンチャーは6th senseなどを想定していた．ファーストキャリアでIT系の後，コンサルに転身を考えていた．

機械系メーカーには何となく入る気が失せた．あとホワイト下企業でゆるく仕事をするのは自分の性格に反すると分かったんで，どんどん問題解決に貢献できそうなIT系への興味が強くなった．また理系の中小企業のエンジニアはどれだけ優秀でも年収は低いと感じ，ファーストキャリアである程度の実績を積んだら，文系就職もいいかなと感じた．