【子供の驚きを形に】【21卒】ひかりのくにの冬インターン体験記（文系/総合職）No.11779（甲南大学/女性）（2020/11/19公開）

この頃から出版社で働きたいと思っており、ただでさえ数少ない大阪の出版社の中でインターンを開催している会社だったので行かないという選択肢はありませんでした。それに書籍の中でも絵本を扱っているということもあり、かなり興味がありました。

このインターンで初めてエントリーシートを書くことになったので、就活サイトで先輩のESを見たり、初めて自分の出版に対する気持ちを文字に起こしたので、自己分析と並行して内容を深めていった。

新しい児童向け商品の企画案とその売り込み（プレゼン）

1日目にやったこと

初めに私たちの自己紹介と会社説明。事業内容やこれからのことなど詳しくお話してくれた。話を一方的に聞くだけではなく、軍手を二枚重ねて手にはめ、二歳児の指の感覚で積み木を触ってみるなど、この後のグループワークにもつながるように色々と工夫がされていた。そのあと個人で新しい体操服のデザインを考え、4人1組でグループになって体操服と、もう一つ遊びながら学びを得られる新商品の案を考えた。それぞれ一枚の紙に絵を書いたりしてまとめ、みんなで円になって昼食をとったのち、発表。
新人が新商品を持って幼稚園に営業にきたという設定で扉を開けるところから寸劇？のような形でプレゼン。雰囲気は終始和やかで笑いも交えながら楽しく行われた。最後に参加者数名に感想を聞いて（当たると思っていなかったのでめちゃくちゃ焦った）終了。質問がある人は残る。という感じだった。

社長、役員

なし

子供は大人の予想を遥かに超えてくる。という言葉です。どれだけ私たちが子供たちのことを考えたつもりで商品の案を出しても実際の子供たちからしてみれば全く不完全で、商品ひとつ生み出すのにどれだけの時間と人が関わっているのかを痛感しました。

初めての人と限られた時間内で良いものを作ることの難しさを実感しました。やはりチーム戦なので空気を読んでしまい「えっ」と思った提案も私以外は納得してるように見えるし良いか…と思ってそのまま進めたところ、フィードバックを頂いた時に指摘されたので、あの時何も言わなかったのを少し後悔しました。

やはり同年代の様々な考え方に触れることができたことでしょうか。グループワークの進め方とか話を回すのが上手な子は見ていて参考になりますし、自分には思いつかない発想をポンポン思いつく子や、逆に私の発言でみんなが驚いてくれることもあって刺激になりました。

書籍のことよりも子供向けのおもちゃや生活雑貨のこと、あとは2、3歳児の特徴などを事前知識として入れておくと良いかもしれない。

私がやりたかったのは書籍の編集なので、幼児向けの商品企画がメインのインターンシップを受けても自分が働いている姿というのはあまり想像つかなかった。でも、プレゼンの時実際に営業をしているような感じで行ったのでその時は何となく営業ってこんな感じなのか…とは思った。

教育に興味がないわけではないですが、それを専門に学んできた人たちには勝てないなと思ったからです。商品を作るにしろ、絵本を作るにしろ、相手は幼児なのでそのへんの知識や考え方は必須だと思います。幼い頃に触れるものがその子の成長にどれだけの影響をもたらすのか、そういったことから私は勉強しないといけないなと感じました。

志望度が下がったわけではないですが、上がってもいないです。理由としてはやはり編集の仕事ができるかどうかが怪しかったからです。地元大阪にある出版社ということはとても魅力的でしたが、やりたいことができるかできないかが私の中で最優先事項だったので志望度は上がりませんでした。

実際インターンシップに参加したこと自体は有利にはなっていません。本選考のESや面接でインターンシップの話をすると印象に残るとは思いますが、それで優遇されるかは正直わからないです。

行く前も変わらず出版業界志望でした。私が一番やりたかったのは漫画の編集ですが、児童書にも興味があったので、ひかりのくにのインターンシップに応募しました。他は、ラジオ局やテレビなどのマスコミ系と雑貨や文具のメーカーも少し気になってはいました。どれも制作や企画でとにかくモノを作る、生み出す仕事がしたかったです。

インターンシップがというか、参加している周りの学生を見て自分の就活に焦りを感じました。というのも、私はこのインターンシップが初めてのインターンシップだったのにも関わらず、京都の大学生の子はもうすでに6つも企業のインターンシップに参加していたからです。本格的に就活を始めている他校の生徒と、ガクチカという言葉の意味すら最近まで知らなかった私の差にかなり衝撃を受けました。