- Q. 志望動機
- A.
中部電力株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒中部電力株式会社のレポート
公開日:2018年9月7日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術系総合職
投稿者
- 大学
-
- 京都大学大学院
- インターン
- 入社予定
-
- 関西電力
選考フロー
企業研究
応募する前に電力業界が今どのような状況になるのかを調べておくとよい。電力業界は震災以降、原子力の再稼働が思うように進まず、また電力自由化を受けて各社の地域独占体制が崩れつつある。そのような現状の中で各電力会社がどのような対応をしているのかを整理してから志望動機を考えると評価は高いと思う。特に電力会社をはじめとするインフラ企業は高給かつ安定というイメージが強いので、会社側もなぜうちに入りたいのかを徹底的に聞いてくる。他の学生との差別化を図るためにも、単に電力を通じて社会の役に立ちたいというのではなく、この会社ではこういう強みがってこの強みを伸ばす姿勢が私の価値観と一致しているというといい。また、リクルーター面談はその後の選考に大きく関係するので、志望動機と自己PRを練ってから臨むこと。
志望動機
私が貴社を志望する理由は電力の安定供給をこの先もずっと残していきたいと考えているからです。この思いのきっかけは出身地が福井ということで福島の原発事故を受けて地元の原発に対する不安を感じるとともに、この国の電力をどうしていくべきかを自分事として考えねばならないと思ったことです。そこで私は4回生のときに経済産業省の官庁訪問を経験しました。そこでの経験を踏まえて、原発は3つの観点から必要だと考えるようになりました。それは、国家のエネルギー安全保障の観点、需要家のコスト低減の観点、そして産業や暮らしの基盤として電力の安定供給は欠かせないという観点です。これらの観点から、原発をベースロード電源とした電力の安定供給を実現するためにすべきことを考える必要があります。具体的には、原発を安全に稼働させることを大前提として、原発の安全性を周知し、代替エネルギーが実用化されるまでは原発を運用することが必要であると思います。そこで私は、貴社に入ってまず原発の安全技術を体得し、次に再稼働を安全に行い、そして最終的にはリプレイスを含めた長期の運用を検討していきたいです。原発は世間からの厳しい目が向けられており、信頼の獲得に向けてまだまだ問題も多いですが、一つ一つ粘り強く取り組んでいきたいと考えております。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの参考書を買ってそれを何度も解いた。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
選考形式
各種イベント
選考の具体的な内容
学生が技術系社員の話を聞くという座談会形式。しかし、単に社員の話を聞くのでなく、学生側も志望動機や自己PRを求められる。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 本店の課長クラス
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の意見を述べてから理由を述べるという回答を徹底していたので、回答がロジカルであった。また、他の電力会社との違いを述べることができた。
面接の雰囲気
面接官はこちらの緊張をほぐそうと和やかな感じで面接を行った。具体的には、初めに趣味や休日の過ごし方といった雑談から始まった。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ中部電力を志望しているのですか?
私が貴社を志望する理由は電力の安定供給をこの先もずっと残していきたいと考えているからです。その中でも貴社は世界一安全な発電所を目指して日々努力されています。福島の原発事故を受けて地元の原発に対する不安を感じるとともに、この国の電力をどうしていくべきかを自分事として考えねばならないと思ったことです。原発は3つの観点から必要だと考えるようになりました。それは、国家のエネルギー安全保障の観点、需要家のコスト低減の観点、そして産業や暮らしの基盤として電力の安定供給は欠かせないという観点です。これらの観点から、原発をベースロード電源とした電力の安定供給を実現するためにすべきことを考える必要があります。具体的には、原発を安全に稼働させることを大前提として、原発の安全性を周知し、代替エネルギーが実用化されるまでは原発を運用することが必要であると思います。そこで私は、貴社に入ってまず原発の安全技術を体得し、次に再稼働を安全に行い、そして最終的にはリプレイスを含めた長期の運用を検討していきたいです。
自己PRをしてください。
私は課題に直面した時、粘り強く取り組むことができる人間です。4回生のときには英語をほとんど話すことができないという状況であったにもかかわらず、外国人教員の下で卒業研究をすべて英語で取り組みました。これに取り組んだ理由は、一か月ほど海外一人旅を経験した際に英会話が全くできず危機感を覚えたからです。英語を話すことができないという課題を克服するために、私はまず英語を話すことへの抵抗をなくそうと思い、毎日30分のオンライン英会話を継続しました。教員とのディスカッションはすべて英語で行われたため、理論や専門用語でわからないところは直属の先輩にレクチャーをお願いし理解を深めるとともに、ディスカッションの回数を重ねるごとに英語でのやり取りの回数を増やすように努めました。その結果、卒論発表および執筆をすべて英語で行うことができました。また、3回生のときに所属していた法学部の国際政治学ゼミでは合同発表会に向けての議論が進んでいないときに調整役となって意見の取りまとめをしました。このゼミに参加した理由は議論が得意な文系の学生とゼミ活動を行うことで自分のディベート能力が向上するのではと考えたからです。私は議論が進んでいない原因は扱っている範囲が膨大だからだと考え、問題点の優先順位を付けました。その際、メンバー各々の考えを聞き出して全員の考えの方向性を把握し、問題点の重要度と照らし合わせて、話し合う優先順位を決定しました。優先順位の決定のときにはその理由を論理的に説明することでメンバー全員が納得することができました。その結果、議論は円滑に進み、優先順位の低い議論まで踏み込むことができたので、合同発表会では最優秀賞を得ることができました。このように問題に出会ったときには、まず最大の原因を考えてその解決に向けて周りと協力しながら粘り強く取り組むことができる能力を今後も役立てていきたいです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定承諾後も自分の第一希望の企業の内定が出るまで就活を続けることを認めてくれた。内定を断るときも自分の将来を応援してくれた。
内定に必要なことは何だと思うか
電力会社に限らずインフラ業界は世間的に高給かつ安定のイメージが定着しており、一般に倍率が高い。その中で選考を勝ち進んでいくには、志望動機が単に社会の役に立ちたいという社会貢献をいうだけでは他の学生と差別化できない。志望動機に熱意があることは必要だが、それに加えてロジカルであることもまた重要である。また、社内の雰囲気を重要視する傾向があるので、その会社の社風に合うかどうかとリクルーター面談を通じて聞いておくとよい。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
基本的には根が真面目な学生が多いという印象がある。そして、質問されたことに対してしっかりと自分の意見を言うことができ、かつそれが根拠のある回答であると評価が高いと感じる。また、面接のときは落ち着いて話すことが重要である。
内定したからこそ分かる選考の注意点
リクルーター面談は雑談みたいな感じだが、志望動機や自己PRはしっかりと固めてから言ったほうが良い。現に、友人がそれらをあまり固めずに行ったので社員から厳しいことを言われたと聞いた。また、3月にあるエンジニア・フォーラムは採用直結なのでぜひ行ったほうがいい。
内定後、社員や人事からのフォロー
第一志望の会社に内定をもらった後に内定辞退をしたのでわからない。
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中部電力の 会社情報
会社名 | 中部電力株式会社 |
---|---|
フリガナ | チュウブデンリョク |
設立日 | 1951年5月 |
資本金 | 4307億円 |
従業員数 | 28,374人 |
売上高 | 3兆6104億1400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 林欣吾 |
本社所在地 | 〒461-0006 愛知県名古屋市東区東新町1番地 |
平均年齢 | 43.4歳 |
平均給与 | 854万円 |
電話番号 | 052-951-8211 |
URL | https://www.chuden.co.jp/ |
採用URL | https://saiyo.chuden.jp/ |