【20卒】コスモ石油の冬インターン体験記（理系/中央研究所コース）No.6040（千葉大学大学院/女性）（2019/6/26公開）

石油業界の研究職について体験、体感できたことが一番の実りだと思う。企業説明会では、人事から研究について話がある場合もあり、正しくその会社の研究について知ることができないこともあるが、インターンシップに参加し、現場を見て、自分で理解することができたのはとても良かった。

私は全く石油とは関係のないことを大学で学んでいるので、予備知識が全くなかった。少しでも専門用語などを勉強してから臨めばもっと理解が深まったかもしれない。

中央研究所で働く現場の先輩社員の方々の雰囲気や、施設の設備、立地などを体感することができた。また、業務体験を通して、自分が石油に関して多くのことを勉強しなければならないことが分かったので、業務に就くためにどんなことを勉強していくべきかを認識することができたことから、入社後にどのような学習をしていくか想像をすることができた。

本選考を受ける学生はもちろんインターンシップ生以外も多いと思うが、明らかにインターンシップ生には別の採用フローがあり、おそらく優遇されているのだろうと感じたから。面接などでもインターンシップで学んだことを話す機会は多かったため、話の種にもなったから。

志望度が上がった理由は、現場の社員の方々に実際にお会いして、とても温厚な方が多いことを実感できたから。説明会などで会える社員はごくわずかだが、インターンシップではかなり多くの社員にお会いできた。一部だけでなく多くの方に会えたため、会社全体の雰囲気をつかむことができたと思う。

面接で落ちない保証はないが、面接の回数が1回免除された。また、インターンシップの担当の人事は採用でも同じ人で、顔を覚えてもらえている。おそらく有利になっていると思う。

インターンシップに参加していると、採用フローがことなるようだった。一次面接を受けてから次は最終選考となり、内定獲得までも早いと思われる。

このインターンシップに応募したころから石油業界に興味を持っていた。石油元売り企業は近年の業界再編のために3社しかなく、漠然とその3社のうちうちどれかに就職したいと考えていた。しかしながら就職活動を始めた段階ではその3社について明確な差は理解しておらず、企業の規模以外には事業内容など違いが分かっていない状態だった。

3日間業務体験をする中で、社員の皆様にお会いし、コスモ石油の社風に触れることができた。石油元売り業界の3社の違いは、企業規模を除けば社風の違いだと認識することができた。このインターンシップ以降では、この3社の企業研究においては特に社風を理解するように努め、自分にとってどの企業が一番向いているか考えて就職活動を進めるようになった。