日本放送協会の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒日本放送協会のレポート
公開日:2021年9月7日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定
- 職種
-
- 記者職
投稿者
- 大学
-
- 慶應義塾大学
- インターン
-
- 日本生命保険相互会社
- ソフトバンク
- 農林中央金庫
- 一般社団法人共同通信社
- 日本放送協会
- 三井住友海上火災保険
- サイバーエージェント
- TOPPANホールディングス
- フジテレビジョン
- 広島ホームテレビ
- みずほフィナンシャルグループ
- 横浜銀行
- 第一生命健康保険組合
- 入社予定
-
- 未登録
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
GDなど、学生を一か所に集めるような選考を回避していました。
企業研究
企業研究で行なったことは、「公共放送」というNHKならではのスタイルについて理解を深めることです。冬のインターンシップやNHK社員の方へのOB訪問などを通じて、公共放送と民放やそのほかのメディアとの違いを徹底的に調べました。こうした「公共放送」への理解は、最終面接の最後の段階まで質問され続ける内容です。また、もっと調べておくべきだったこととしては、NHKという組織全体が今後どういった方針で会社を動かしていこうとしているのか、ということです。最終面接では、自身のやりたいことやビジョン以上に、NHKの向かおうとしている方向についての意見を求められることが多い印象でした。記者職志望であっても、NHKの経営状態や会社の方針などは最低限頭に入れておくと良いでしょう。
志望動機
アスリートの埋もれている声を伝える、という目標を達成するにあたり、公共放送という性質をもつNHKが適していると考えたからです。インターンに参加した際、良い番組の定義として「その番組を放送して社会が少しでもいい方向に向くかどうか」というお話をされていました。実際に「#アスリートは黙らない」では、サッカー鈴木武蔵選手が受けた肌色差別や女性アスリートの生理の問題など、「スポーツ」と「社会問題」を絡めた発信をしています。こうすることで、普段スポーツに関心のない視聴者の方でも、社会問題を切り口としてスポーツに関心を持ってくれる可能性を高めていると思いました。そんな報道のスタイルを持つNHKを志望しています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年04月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたが働く場としてNHKを志望した理由と、NHKでやってみたい仕事(第1希望の業務)を具体的に述べてください。/学生時代に取り組んだことについて述べてください。/最近関心を持った社会的な出来事や疑問に思うことをあげて、あなたの考えを述べてください。/自由記述欄
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
WEBで入力
ESを書くときに注意したこと
結論ファースト、なぜNHKなのかを明確に打ち出すこと
ES対策で行ったこと
NHKの記者職としてご活躍されている先輩社員の方にESの添削をお願いしました。大枠は他のテレビ、新聞社と同様でしたが、NHKの志望動機について念入りに推敲を重ねました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年05月 中旬
- 実施場所
- テストセンター
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの有名な青い本を何周か練習しました。
WEBテストの内容・科目
SPI
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
通常のSPI
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2021年05月 中旬
- 実施場所
- WEB
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
作文試験。これまで何度もマスコミの作文試験はこなしてきたので、そのときに書いた作文の中から自信のあるものを選んで提出しました。
筆記試験の内容・科目
作文試験。題材は「地」だったと記憶しています。
筆記試験の各科目の問題数と制限時間
60分で800文字
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 10分
- 面接官の肩書
- 10年目前後のディレクター職社員
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインにて接続、終了後解散
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接は希望職種と異なる社員が面接官になることもあるようです。そうした他職種の社員の方にも自身の志望職種への熱意や理解を示すことが鍵になると思います。
面接の雰囲気
非常に和やかな雰囲気でした。面接官の方は、質問をしてくるというよりは会話のキャッチボールを心掛けている印象をうけました。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜディレクター職でなく記者職を志望しているのか
私の目標である「埋もれている声を拾い上げること」を実現するためには、情報の最前線にいることがより良い状況だと考えたからです。(それはなぜですか?)それは、私なりに「埋もれている声」が何なのかを考えた際、「どのメディアでもまだ取り上げられていないニュース」だと考えたことに理由があります。インターンシップやOB訪問を通じて、ディレクターの方はテレビニュースや新聞を参考にして番組を作っているとお伺いしました。一方、記者職の方はディレクター職の方があてにするような第一次の情報をつかみ取るのが仕事だと思います。「埋もれている声を拾い上げること」を目標としている自分は、その第一次の情報を届けていきたいなと思い、記者職を志望しています。
NHKのなかで好きな番組は何ですか?
NHKで言うと、「有田Pおもてなす」「LIFE」といったコント番組を楽しんで視聴しています。(スポーツニュース部志望ということだけど、スポーツに関する番組で何か気になっているもののや好きなものはありますか?)その観点でいくと、「アニパラワールド」が気になっています。(どういう点で面白いと思っていますか?)パラスポーツへの「接点」を幅広い視聴者相手に作っているという点が非常に斬新だと思いました。徐々にパラスポーツへの偏見は少なくなっていると思いますが、やはり認知度や人気面で健常者スポーツに劣る面があると思います。そうしたパラスポーツの現状を打破すべく、有名アニメとのコラボレーションによって間口を広げようとする試みは他局にない斬新な取り組みだと感じています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 不明
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインにて接続、20分の面接を2度行い、解散
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
20分の個人面接を立て続けに2度行なうハードな面接。二人の面接官から同じような評価をもらうことが求められていると思います。
面接の雰囲気
1人目の男性社員の方は少し堅めの雰囲気でした。2人目の女性社員の方は一転して和気あいあいとした方でした。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
記者の志望動機を教えてください
私は、世の中に埋もれた声を拾い上げ、それを伝える仕事がしたいと考えたことから記者を志しています。(それだけでは分かりませんね。具体的にはどんなきっかけがあったんですか?)そう考えるようになったきっかけと致しましては、私が○○年生の時に〇が再婚をし、自身の名字が変わるという経験をしたことから、選択的夫婦別姓制度に関心を持ったことにあります。この制度について調べるうちに、世間的に報道されているのは政治家や親などの「大人の声」が多いのに対し、私のような「子供の声」が埋もれていることに気が付きました。この気づきから世の中にはこの制度以外にも、そんな埋もれた声があるはずだ、それを届けたい、と考えるようになりました。こうした原体験に基づき、私は世の中に埋もれている声を拾い上げ、それを伝える記者になりたいと考えています。
NHKスポーツ報道の特徴は?
「スポーツ好きには深く、スポーツに関心のない視聴者には広く」という特徴があると思います。(それは具体的にはどういうことですか?)はい。前者については、例えばサンデースポーツのFOCUS ONが挙げられます。先週のBリーグ川崎についての特集がそうであるように、単にスポーツの結果報道にとどまらない番組作りに工夫が見られます。後者については、スポーツと社会問題を絡めた報道が挙げられます。例えば「アスリートは黙らない」は、スポーツと人種差別、女性アスリートの生理の問題などスポーツに社会問題を絡めていくことで、普段スポーツに関心のない人にも、魅力的にスポーツの情報に触れてもらうことができると考えています。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 中旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 東京の研修施設?
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部社員?
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
開けた待機室にて15分ほど待機、その後ブースに案内され面接開始。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
記者職への理解度をかなり試されていた印象を受けました。記者職として働いている家族の有無、知人・先輩の有無などを繰り返し確認されました。
面接の雰囲気
うす暗い部屋の中、感染対策上か学生と面接官の間がかなり開いているブースでの面接でした。重々しい雰囲気でしたが、面接そのものは別に圧迫めいたものではありませんでした。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
3次面接で聞かれた質問と回答
スポーツ以外のことも取材してもらうことになると思うけど大丈夫?
一つ目は、社会問題や政治など多様な切り口を持っておく必要があると考えているからです。先ほどお伝えしました通り、スポーツと社会、スポーツと経済といったように複数の視点を盛り込むことでスポーツに関心のない読者の方にスポーツの情報を魅力的に届けることができると思っています。こうした点から他部署での経験も重要だと考えています。
二つ目は、アスリート以外への取材力につながるからです。複数の分野を絡めた記事を発信するためには、企業の方や政治家など幅広い業界の方から話を引き出す必要があると思います。他の部署での経験はこうした取材の際に必ず糧になると考えているため、他部署でも積極的に取り組めると確信しています。
スポーツ以外で取材してみたいこと
〇運動部以外で取材してみたいこと
部署がどこに当たるのかイメージができていないのですが、百貨店の改革について取り上げたいと考えています。具体的には、デジタル化に不安をかかえる高齢者の方の埋もれている声を拾い上げて伝えていきたいと考えています。(高齢者の方の視点に立つというのは、若者にしては珍しいと思うんだけど、なにかきっかけがあったんですか?)はい、理由といたしましては、同居している祖父母との間でデジタル改革への不安について話が出てきたからになります。百貨店の主な利用者はまだ高齢者、その人たちにとって本当に使いやすいサービスになっているのかどうか、ということを伝えていきたい、改革の一助になりたいと考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 下旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 渋谷のNHKスタジオ
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 10分
- 面接官の肩書
- 役員
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
入口付近で待機した後、最上階の会議室にて待機。その後、面接の直前になると面接部屋の前まで案内され10分ほど待機した後、面接開始。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
上には書ききれませんでしたが、会社全体への理解度を試されている印象を受けました。公共放送としてNHKが今後どのような目標をもって歩んでいけばいいのか、そういった全社的なビジョンも持っておくと良いでしょう。
面接の雰囲気
最終だからといって特に圧迫のような雰囲気ではありませんでした。ただ、少しでも曖昧な回答をした際には必ず深堀をうけました。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
実際にスポーツで何か取材してみたいことはある?
大学生アスリートの薬物使用問題について取材したいと考えています。この問題については、どうすれば解決できるのか、という解決策について報道がなされていなかったと思います。そこで私は大学生が主体となって行なっているコンプライアンス研修を取り上げ、問題の解決方法について有効な発信をしたいと考えています。(そう考えたのはなぜですか?)○○部の部員として、目標を失ったアスリートの方の苦しみと、それを乗り越えるための努力を間近で見てきたからです。この問題については、どうすれば解決できるのか、という点について報道がなされていなかったと思います。大学生が主体となって行なっているコンプライアンス研修を取り上げ、問題の解決方法について有効な発信をしたいと考えています。
地方勤務に抵抗はありませんか?
私自身、新しい環境に適応していくことには長けていると考えているため、地方での生活も問題ないと思います。これまで県をまたぐような大きな引っ越しを経験したことはないのですが、親の仕事場の都合で保育園から小学校、小学校から中学校という節目のタイミングで、知り合いの一人もいない学校に移るという経験をしてきました。そうした幼少の頃の経験が今でも生きていて、○○の○○チームに学生単身で乗り込むといった行動を起こせたと考えています。社会人になってからも、地方での経験をいかしていくことで、自身の目標としている「埋もれている声を伝える」記者になれるのではないかと考えているため、積極的に地方局でも取り組んでいきたいと思います。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年06月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
辞退。志望度がより高い企業から内定をいただいたため
内定後の課題・研修・交流会等
辞退のため不明、内定後一週間以内に懇親会が行われた模様
内定者について
内定者の人数
辞退のため不明
内定者の所属大学
不明
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
電話をいただいて、その場で内定を辞退しました。同じマスコミ業界ということもあり、「お互い頑張りましょう」と背中を押してもらいました。
内定に必要なことは何だと思うか
NHKの本選考は主に2つの観点から特殊であると言えます。まず一つ目は選考時期の遅さです。本選考のES提出が4月中旬で、その後面接開始が6月1日とかなり遅くまで待たされることになります。仮にNHKが第一志望だとしても、他のテレビ局や新聞社など、同業界の選考はきちんと受けて、それなりの場数を踏んでおくことをお勧めします。二つ目は繰り返しになりますが、「公共放送」であるという性質です。この性質を理解することなくしてNHKの攻略は不可能ではないでしょうか。OB訪問やインターンシップ参加を通じて、ぜひ知識を深めてみてください。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
NHKの公共放送という性質をよく理解し、その性質と自身の志望動機をきちんと結びつけることができるかどうかにかかっていると思います。特に記者職の場合、他テレビ局との差別化に加え、新聞というメディアとも差別化する必要があります。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接はお堅い感じで来るのかと思いきや「今朝はNHKのニュース見てきた?」と謎にフランクな質問から始まりました。終始人間性をチェックしている様子は見られたので、嘘をつかず正直に答えて会話のキャッチボールを心掛けると良いと思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後すぐに辞退してしまったため不明です。
日本放送協会の選考体験記
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- 2024卒 日本放送協会 総合職 の選考体験記(2023/09/21公開)
日本放送協会の 会社情報
会社名 | 日本放送協会 |
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フリガナ | ニッポンホウソウキョウカイ |
設立日 | 1950年6月 |
資本金 | 1億6337万5000円 |
従業員数 | 10,333人 |
売上高 | 7485億4300万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 前田晃伸 |
本社所在地 | 〒150-0041 東京都渋谷区神南2丁目2番1号 |
電話番号 | 0570-00-3434 |
URL | http://www.nhk.or.jp |
採用URL | https://www.nhk.or.jp/saiyo/ |