【金融の一角を体験】【22卒】横浜銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.13838（慶應義塾大学/男性）（2021/4/14公開）

滑り止め業界として金融を見ていました。銀行というくくりで言うと、メガバンクと政府系のインターンには参加していたので、残りの一角である地方銀行の実態をこの目で確かめることができたらいいな、と思い参加を決意しました。

ESは地方銀行の受験経験をもつ先輩に添削を依頼しました。また、その先輩に地方銀行の性質などについても質問して業界理解を深めるよう努めました。

学生５～6人対面接官1人、という構図での集団面接だったので、他の学生に埋もれないことが大切だと思います。

法人営業・コンシューマ営業それぞれの仕事内容に関する講義とワークショップ

法人営業・コンシューマ営業それぞれの仕事内容に関する講義を受けた後、グループごとに分かれてテーマについてディスカッションや提案作成を行なう

横浜銀行が市場で果たしている役割

法人営業・コンシューマ営業のワークショップ

1日目にやったこと

1日目は法人営業に関する講義、ワークショップがインターンシップの中心でした。当日登壇された法人営業部の中堅行員の方が仕事に関する講義を行い、その後事前に配布された資料に沿ってグループワークを実施しました。

2日目にやったこと

２日目はコンシューマ営業に関する講義、ワークショップがインターンシップの中心でした。当日登壇されたコンシューマ営業部の中堅行員の方が仕事に関する講義を行い、その後事前に配布された資料に沿ってグループワークを実施しました。

3日目にやったこと

3日目は午前中いっぱいを利用して行員との座談会が行われました。ここでは2日間とも参加していなかった法人営業・コンシューマ営業の行員の方が5名ほど参加し、学生からの質問を受け付ける形式で行われました。

法人営業・コンシューマ営業各部の中堅行員

特になし

グループワーク中に常駐しているメンターの方はいらっしゃらなかったので、時折回ってくる人事部行員の方を捕まえて質問を飛ばすことが多かった。座談会では担当の行員の方に一人一問ほど質問の機会が与えられた。

何度か記述してきましたが、比較的おとなしめの学生が多く集まっていたこともあり、議論がなかなか前に進まずに苦労しました。グループワークそのものの難易度はそこまで高くなかったのですが、「川崎」など具体的な地名が出てくる際、バックグラウンドを関東に持たない学生に説明することが少し難しかった。

グループ内の学生とは雑談も交えつつグループワーク中心の関わりになった。メガバンク・政府系とは集まってくる学生のタイプが違うことが分かった。

メガバンク・政府系にならび地方銀行の性質をある程度体感することができてよかったと思います。特に、メガバンクと比較した際、行員の方の志望動機において明確な違いがあることに驚かされました。メガバンはどちらかというと「上昇志向」寄りなのに対し、横浜銀行の行員の方は「安定志向」寄りでした。

「積み立てニーサ」などコンシューマ営業向けの商品について簡単にでも勉強しておくといいかもしれません。

1年目はもちろんのこと、若手行員が思い切って自分の裁量のもと活躍している場ではないことが分かったからです。風通りの良し悪しまではわかりませんが、付き合っていく相手が関東圏の町工場などかなりローカルな取引先になる以上、慣習に逆らっていくことは難しいと感じました。

インターン参加者の中からセミナーやOB訪問会などの特別選考に招待される機会が多かったから。また、座談会を通じて「志望動機を詳しく見ていくというよりは、その人の考え方や人となりで採用するか否かを判断している」という言葉を耳にし、個人的に性に合っている会社だと感じたからです。

どちらかというと、下がったというよりも上がらなかったという表現の方が適切かもしれません。福利厚生面ではさすが日本一の地方銀行というだけあって非常に充実していることが伝わってきました。しかし、いざ働きがいとなると、やはりメガバンのように「日本を動かす」ほどの規模感で働くことは難しいのかなと感じました。

本選考をうけていないことに加え、行員訪問の招待を途中で断ってしまったため具体的なことがわからないため。ただ、行員の方には志望動機やガクチカのブラッシュアップなどをお願いすることができたため、使い方によっては有利になり得ると思います。

インターンシップ参加前から金融業界は第一志望業界というわけではなく、念のために見ておこうくらいの認識でした。ただ、夏のインターンシップでみずほFGのインターンシップに参加した際、銀行員としての仕事にも次第に魅力を感じるようになったため、同じ括りである民間の銀行＋地方銀行という要素から横浜銀行が浮上してきた、という流れでした。

先述した通り、福利厚生面などをとると非常に充実したサラリーマンライフを送ることができる会社だと思います。基本的に首都圏から遠ざかることはなく、給料もメガバンクほどではないにせよ十分な額をもらっているようです。ただ、当初のイメージ通り流動性の低さが個人的にはネックとなり、志望業界からは外れていきました。