【未来を拓く挑戦者】【22卒】三井住友海上火災保険の夏インターン体験記（理系/MSインターンシップ Premium）No.11602（早稲田大学大学院/男性）（2020/11/13公開）

金融業界への漠然とした興味と選考慣れのために応募した。東京海上日動のインターンシップは一度受けると冬のインターンで応募ができなくなるという話を聞き、まだ就活を始めたばかりの状態では挑戦するべきではないと判断し、代わりにこちらに応募した

ES：基本的な設問で字数も各３００字と多くないため、簡潔に書くことを心掛けた
SPI：非言語は無対策、言語はナツメ社の参考書を利用して練習した
GD：無対策

1日目：オリエンテーション、リスクとは何か、生保と損保の違い 2日目：実際の交通事故を題材にした責任割合についての演習 3日目：営業体験 4日目：最終プレゼン

前半にやったこと

前半は主に各業務に関する講義→ワークの繰り返しであった。新しいショッピングセンター建設に潜むリスクの洗い出し・分析や実際の交通事故を用いて加害者と被害者の責任割合を客観的に決めるなどのワークを行った。

後半にやったこと

後半は営業体験と最終プレゼンであった。営業ワークでは顧客になり切った社員に対して営業を行った。最終プレゼンでは新しい保険商品の提案、これからの時代三井住友海上がどのように社会に貢献できるかについてプレゼンを行った。

人事部課長

2位までに入るとプレミアムインターンシップのES免除、1位になると社員との食事会に招待される

毎日インターンシップ終了後、内定者（大学4年生で21卒として入社予定の方）が1人1人に電話でフィードバックをくれる。フィードバックだけではなく、就活に関する相談等も行える。また、インターン終了後には内定者からのフィードバックをまとめたメモを見ることができる。これらは非常に自己分析に役立った。

とにかくInvoluntary Voluntary Workが多い。初日以外はプレゼンからインターンが始まるため、毎晩インターン終了後プレゼン準備をすることが必須であった。特に最終プレゼンに関しては徹夜して準備している班が約半分あった。ちなみに私の班は最終日午前3時半まで作業を行っていた。

チームワークを学ぶことができた。毎日のインターン終了後のプレゼン準備は大変だった一方で班のメンバーと仲良くなるいい機会であった。また、難しい課題を解決するときのチームワークの重要性に気づくことができた。最終プレゼンでは班のメンバー無しでは到底到達できないクオリティに仕上げることができた。

特にないが、最終プレゼンテーションでは新しい保険商品の提案を行ったので、その際に保険商品がどんな仕組みで利益を出しているのか、どんな保険商品がすでに存在しているのか知っていればよりスムーズだったと思う

ワークの内容が非常に具体的であったため、働いている自分を想像することができた。ワークが非常にボリューミーであったことや、内定者の方々ががっつりインターンの手伝いをしていることから、時間外業務をいとわないカルチャーなのかなと思った。ワークは全体的に面白く、将来やってみたいと思った。

私は理系院生であり、非常にマイノリティであったことから内定は出にくいのではないかと思った。理系はアクチュアリー部門での採用・配属が主だということを人事の方がおっしゃっていた。しかし、参加することで業務理解がかなり進むため、志望動機の作りこみが深くできるといった点では有利になると思う。

志望度が上がった理由は１．手厚いフィードバックと２．業務の面白さの2点である。内定者及び他の班員からかなり多くのフォードバックを得られるため、丁寧に扱われていると感じた。また、業務内容は非常に対外的で面白かった。働いている人もみな人柄がよかったため志望度は上がった。

インターンに参加することでインターンプレミアムの参加権が得られることや、業務内容を深く知れることによる志望理由が強化できることなどは内定に近づく要因になると感じた。

主にIT企業を中心に見ていた。理系院生の就職先としてメーカーが挙げられるが、年収や全国転勤のリスクを考えるとIT企業の方が良いと思ったからである。インターンシップではとりあえず幅広い業界を見てみたいと考え、コンサルや金融業界の企業にも応募した。また、私は将来国際的に働きたいという思いから、グローバルという軸を持って企業を見ていた。

インターンシップ参加前はITしか見ていなかったが、今回のインターンシップ参加により文系就職を考え始めるようになった。IT業界（特にエンジニア）はスペシャリスト指向が強く、長く働いると飽きてしまいそうだと感じた。また、技術分野は日々の移り変わりが早いため、将来自分が40代くらいになったとき、変化についていけず若者に淘汰されるのではないかという危機感を持った。