【通信業界の未来を拓く】【22卒】ＫＤＤＩの夏インターン体験記（理系/クラウドアプリケーション部門）No.14610（早稲田大学大学院/男性）（2021/5/18公開）

私の専門分野が通信に関係しており、そこから通信インフラ業界への興味を抱いた。KDDIは言わずもがな国内No.2の通信事業主であることからインターンへの応募を行った。また、例年であればインターンからの優遇ルートがあると知っていたので、それも狙っていた。

ガクチカのブラッシュアップだ。このインターンの選考時私はまだ就活を始めてから日が浅く、ガクチカのクオリティがまだ高くなかった。夏インターン選考面接ではガクチカメインに深ぼられることを知っていたので、その点を対策した。

チームワークの経験だ。とにかくチームでの自分の立ち位置や振舞い方を重点的に深ぼられた。

本来本社で４日間開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響により、オンライン２日間の開催となった。座談会とプレゼンテーション２部構成。

座談会では現場社員による業務説明と質疑応答を繰り返す。プレゼンテーションでは自己PRを行う。

クラウドアプリケーションの事業内容。ドコモとの強みの違い。

座談会とプレゼンテーション

1日目にやったこと

座談会が行われ、そこでは部門「全体」の説明がなされた。初日は午後からの開催であったため、初日は座談会のに出あった。ここで様々な社員さんの連絡先を頂戴することが出来た。

2日目にやったこと

こちらも最初は座談会。１日目と違う点は登壇する社員の数が増え、更に細かい部門それぞれに関する説明が行われた。その後、学生が１人５＋２分で自己PRプレゼンを行う。プレゼン後は社員の方から質問が飛んでくる。

部門社員（若手から部長クラスまで幅広い）

特になし

部門の社員さんとの会話機会が非常に多いため、つながりが生まれる。部門の比較的偉い方より、「もし面談等を希望する場合はこのメールアドレスに連絡してほしい」と言われる。連絡すれば個別面談をセットしてもらえる。

質問を考えることである。このインターンではまる１日事業紹介→質疑応答を繰り返す。様々な情報が一気に飛んでくる一方で、学生の人数は少なく毎回１人一回以上は質問をする機会がある。社員さんへアピールする１つの機会であるため、できるだけ質の高い質問をすることに骨が折れた。

グループワークは無かったため、つながりは生まれない。非常に優秀な学生が多かった印象。

KDDIの事業理解とKDDIの社風理解この２点については非常に理解を深めることが出来た。本インターンシップではクラウド・アプリケーション部門の中核を担う社員さんがほとんどといっていいほど参加されるので、事業・社風はオンラインでも非常に理解を深めることが出来た。

自己PRプレゼンをもう少しちゃんと考えるべきだった。のちに人事の方に伺った話だが、インターンでの振る舞いは５段階で評価されており、WILLコースで本選考に応募する際は非常に重要なファクターになるようだ。

まず、自分が非常にビジネス志向の強い人間であることが社員さんとの会話を通じ理解することが出来た。私は専門分野を活かしたいだからエンジニアを志望するという単純な発想をもって就職活動に臨んでいたが、その点を見つめなおすいい機会となった。社風の点ではもう少し切磋琢磨できる環境に身を置きたいと感じた。

仕事に対する向き合い方が自分とは異なると感じたため。実際、My auの開発をされている方にビジネス活用の点を質問した際、自分の思う答えとは大きく異なるあやふやな答えが返ってきた。そういった根本の部分が違う以上、自分を偽ることなしでこの企業・この部門から内定をもらうことは難しいと感じた。

重ねてにはなるが、私はビジネスに携わりたいという自分の気持ちにこのインターンを通じて気づくことが出来た。そのため、がっつりとしたエンジニア職である本部門の業務はあまり魅力的に感じられなった。また、グローバルに働きたいという自分の就活の主軸も満たせそうになかった。

がっつり評価されているので本選考への影響は大きい。どうやら５段階で評価されている様子なので、最高評価をここでもらえれば内定はほぼ確実なのではないのだろうか。ただし、WILLコースで該当する部門に応募した場合に限る。

インターンシップ参加前は通信事業会社やIT企業をみていたが、インターンシップ参加後はそういった企業をほとんど見なくなった。代わりに外資系投資銀行やコンサルティングファームへの興味が募るようになった。私はグローバルに働くことが自分にとって最も重要であり、お金を稼ぐことが仕事でしたいのだということに気づくことが出来た。

おおよそイメージ通り。社員さんの方々は皆さん非常に温厚で人当たりの良い方たちで働きやすそうな印象を抱いた。一方で、上昇志向の強い人にはあまり向かない環境であるとも同時に感じた。また、企業体質に関しても古き日系大手企業といったところであり、意思決定の遅さ等は課題として残っていると社員の方から聞くことが出来た。