【未然に防ぐリスク考え】【23卒】三井住友海上火災保険の夏インターン体験記（文系/MSインターンシップ4Days）No.25196（非公開/非公開）（2022/5/27公開）

漠然と金融と損保業界に興味があったので、3メガ損保の1つである三井住友海上火災保険のインターンシップに参加を決めた。また、就職するならできれば大きな企業がいいと思っていたため、大企業であるこの企業のインターンシップに参加した。

選考はESとGDで決まったため、ESは過去のインターン参加者のものを参考にして、GDは学生団体のGD体験会に1度参加し、どのような流れで進むのかを確認した。

社会課題に対する新規事業立案ワーク

自動車損害サービス部門や営業職の体験を3日間行い、スキマ時間で最終日のプレゼン準備を行う。
座談会もあった。

保険会社のリスクの考え方(リスクに対して補償するだけでなく、リスクを未然に防ぐのが大切)

社会課題解決に対する新規事業立案ワーク

前半にやったこと

業務理解のための業界説明、会社説明会が社員の方から講義形式で行った。また、自動車の損害サービス部門での過失割合を求めるワークや、営業のロールプレイングをして業務理解も行った。

後半にやったこと

後半では最終日のプレゼンテーションに向けた準備を行った。SDGsを達成するために、どのような新規事業を立案するかがテーマだった。前日までにどのような内容かを各班の内定者に報告しなければならなかったので、初日から準備自体は進めていた。

人事

社員へのOB訪問権

社員の方との関わりは少なかったが、各班に1人づつ毎日違う内定者(4年生・院1年生)がついてくださり、手厚いフィードバック等を頂くことができた。社員の方とは、zoomの全体講義の際に関わるのみだった。

正直、今まで受けたインターンシップで最も大変なインターンシップだった。幅広いテーマの下でのプレゼンテーションで、内容を考えるのも一苦労だったうえ、最終日のプレゼンテーションの準備時間はインターン中にあまり設けられていなく、準備は各班で徹夜をしてやっているチームが多かった。

他の学生とは密にコミュニケーションを取った。インターンシップ後はコロナ対策をしたうえで飲みにいったくらい仲良くなった。

4日間でとても長いインターンシップだったので、業界理解と企業理解に加えて、損害サービス部門と営業での業務理解と、プレゼンテーションを体感することができてよかった。また、班についてくださる内定者から、就活のアドバイスや、選考のアドバイスをもらうことができてよかった。

特に、参加前に準備しておくべきことはない。しかし、インターンシップ中にプレゼンの準備時間が与えられていないので、インターンシップ期間は、夜バイト等の予定は入れないほうが良い。

細かい業務をインターンシップの中で体験することができたため、この企業で自分が働くならこんな感じだろうなというイメージはとてもしやすかった。しかし、いくら厳しいインターンシップといっても毎日残業をして最終日は徹夜をするような体質があるのは問題があると思ったので、働きたいとは思わなかった。

インターンシップでアルバイトをしていた内定者の学歴は、自身と同じような学歴の内定者が多く、また特別スキルが高いような内定者も見受けられなかったので、努力次第で内定をもらうことはできるのではないかと感じた。しかし、内定者の話によると、本選考ではデザイン思考の面接があると聞いたので、あくまでも対策は必要だと感じた。

やはり、インターンシップだとはいえ、残業をここまでさせるような企業だということに不安感を覚えた。プレゼンの準備を、残業があることでだらだらと長時間取り組み、本当に無駄な時間を過ごしていたとインターンシップ後には反省したとともに、インターンの時間の中に組み込めばこのようなことにならなかったと感じた。実際に他社のインターンシップでは、この時間で終わらせて、それ以降はやらないでねと言っている企業もあった。

インターンシップの参加が本選考でとても有利になるとは思わなかったが多少有利になる。夏インターン参加者に案内が来る職場受入型インターンシップに参加することで、本選考の1次面接が免除になる。

インターンシップ参加前から金融業界を中心に見ていた。その中でも、生保・損保はあまり志望度が高くなく、BtoBビジネスを行い、顧客企業に与えるインパクトがとても大きいリース業界に興味を抱いていた。また、顧客企業だけではなく、社会に対しても大きな影響を与えることができるという観点からもリース業界を志望していた。

金融業界の中でのリース、信託銀行、銀行、生保、損保、政府系等の順位はインターンシップに参加するまでは優劣が付けられず同率だったが、その中で損保の順位が下がった。また、大企業であれば、ある程度ホワイトなのだろうという印象を持っていたが、そうではなく、いくら大きな会社だとしてもしっかり見極めなければいけないと感じた。